無双(むそう)
- 広義の意味は、比較するものがないほどすぐれていること。
- コーエーのアクションゲーム「無双シリーズ」のこと。このシリーズは基本的に多くの敵をなぎ倒していく爽快感が最大の売りとなっている。
- 上記「無双シリーズ」より転じて、FFXIではHPの低い敵をなぎ倒しながら攻略するコンテンツやプレイスタイルを、無双・または無双系と呼ぶことがある。FF無双などと呼ばれる事もある。本項ではこちらについて解説する。【乱獲】項も参照のこと。
なお、同音の「夢想」は格闘WS「夢想阿修羅拳」の略称として使われており、混同されやすい。
無双を行うに当たって 編
大量の敵を相手にする場合、空蝉の術がほとんどその意味を成さなくなってしまうことに気をつけたい。敵からの被ダメは微々たる物とは言え塵も積もれば何とやらであるし、詠唱中断発生の懸念もある。一方でファランクスやストンスキン、アクアベール等はその効力を存分に発揮できるため、使用できるようなら是非張っておきたい。1匹1匹を倒すのに時間がかからない分、撃破後は速やかなターゲット移行が求められる。オートアタックの仕様では一度納刀を行うと再度抜刀しようとしてもコマンドが受け付けられない時間が発生する(【戦闘解除】項を参照)。これを避けるには事前にテキストコマンド「/autotarget on」を打ち込んでおくと、視野内に敵がいれば納刀なしでターゲットが移行できてタイムロスを防ぐことが出来る。
無双系戦術 編
ガ系・ジャ系・ラ系 編
黒魔道士のもつ精霊ガ系魔法等を使い、雑魚をまとめて焼く。2013年7月9日のバージョンアップで精霊魔法が調整され、精霊ガI系のコストパフォーマンスが大きく向上した。学者・赤魔道士などもサポ黒を選び、これらを連射することで同様の戦術がとれる。高レベル黒魔道士は、さらに強力なジャ系魔法も使用できる。風水士にはラ系魔法があるので敵をかき集めてまとめて焼くのに適している。
フェルクリーヴ 編
詳細は【フェルクリ無双】項を参照のこと。オハン短剣ナイト 編
詳細は【オハリアン】項を参照のこと。青魔法 編
範囲タイプの青魔法は複数ヒットによるダメージ減衰がない。このため大量の雑魚をかき集めて放つ青魔法は強力である。物理系青魔法・魔法系青魔法どちらでも可能であり、物理系ではフライパン・テールスラップ・怒りの旋風などスタンを伴うものが便利。魔法系ではホイスカー無双でつとに有名なチャージドホイスカーやサンダーボルト、連射可能なサブダックションなどがある。前方扇範囲のものよりも自身中心範囲のものが扱いやすく、エンバームアース・T.アップヒーヴ・R.デルージュ・ネクターデルージュなども使いやすい。
無双系に分類されるコンテンツ 編
アサルト 編
「謝鱗祭襲撃作戦」、「ブラックパール作戦」などの、HPの少ない数十体~100体単位のモンスターとの戦闘を行うアサルトが無双系と呼ばれることがある。アルタナクエスト 編
過去ウィンダスの連続クエストの一つ「降臨、異貌の徒」は、HPも攻撃力も低いヤグードがこれでもかと言うほど群をなして襲ってくる。これらは謝鱗祭襲撃作戦と同じく防御・魔法防御が低く設定されており、サイクロンやアースクラッシャー、範囲青魔法等で一撃で薙ぎ払うことができる。
ヤグ無双と呼ばれることもある。
追加シナリオ 編
石の見る夢「神の歌の残響が呼ぶ その2」のコンフロント戦では、断続的にHPの低いマンドラゴラが襲ってくる。Lv75なら範囲攻撃で容易に一掃でき、特に青魔道士がいると他の人はほぼ何もしないで終わることもある。マンドラ無双と呼ばれることもある。モブリンズメイズモンガー 編
クリア目標をメイズバウチャー01(敵の殲滅)に設定した場合、敵のレベルはPT内の最低レベルに合わせて設定される。それを利用して、低レベル(主にLv1)が1人+残りは高レベルのPTで攻略することで速攻でクリアすることができる。経験値は入らないが、モブリンマーブルを手っ取り早く稼ぐのに有効であり、ほぼ一撃で死ぬ敵をなぎ倒してクリアすることから、この攻略スタイルは「無双」と呼ばれることがある。
アビセア 編
アビセアではアートマやジェイドによってかなりの強化が可能になる為、無双状態を作る事が可能になる。知られている無双は、フェルクリーヴ、イオリアンエッジ、カタクリスム、アースクラッシャー等の範囲攻撃型WSを連発して周囲の敵を一気に蹴散らすという物。
外部からのケアルやファランクスが必要になる場合もあるが、成功すると莫大な経験値とクルオ、金箱が得られるだろう。
ただ状況によっては周りのPTに迷惑を掛け兼ねないのでご用心。
その他 編
スペシャルバトルフィールドの「雲霞の如し」と「スウォーム!」もHPの低い敵をなぎ倒すスタイルのBFであり、こちらも無双系BFと言える。他にはアシュタリフ号威力偵察も同じような要素を持っているが、こちらは休憩しながら慎重に戦う攻略の仕方もあるので、これが無双系になるかどうかは戦闘のスタイルに依存するだろう。
モンスターの『逆無双』 編
ビシージやカンパニエ等の大規模バトルコンテンツに登場するモンスターは、多数のPC+特殊NPCとの戦闘を前提に設計されているため、通常モンスターとは比べものにならない広範囲攻撃力、常軌を逸した耐久力などを持っている事が多い。中には700人の傭兵相手に一人で戦闘を続ける関羽など、その戦いぶりはまさに本来の意味での三国無双状態であり、逆にPCは無双される雑兵に成り下がってしまう。このようなモンスターの戦いぶりをさして、無双と称する場合もある。
2010年3月23日のバージョンアップでは、デバッグメッセージの中に「連合軍、闇の王無双の餌食」という言葉が追加されていた。前後のメッセージから、これはアルタナミッション「闇の牙城」で出てくる、闇の王が連合軍を蹴散らすシーンのことと思われる。どうやら開発チームも無双を上記の意味で普通に使っているようである。