鉄巨人

記事名読み
てつきょじん/てっきょじん/Iron Giant
  1. モンスターの一種族アルカナ類鉄巨人族。本項で解説する。
  2. アレキサンダーの別称。こちらはAlexanderを参照。

古代遺跡などで発見報告のある ドール族ゴーレム族とも似つかない体躯が特徴。
頭、胴体部と両手足が不可思議な力で連結している。
アルカナに大別されるが、その起源は一切不明……。
人類に対して純粋なまでの殺戮行動を取り 手に持つ巨大な武器で対象を粉砕する。
アビセアの死闘特設サイトより

バラバラの手足を持ち、巨大な剣または棍棒を装備した人型の機械といった風貌を持つ。
頭部ユニットのみのものもいる。

鉄巨人族 鉄巨人族(頭部のみ)

特徴

アルカナ類でありながら魔法感知を持っていない珍しい種族NMは基本的に見破り持ちである。フィールド上の個体は始めバラバラの残骸のような状態
注釈1
残骸が見える区域に入ると、残骸の上方にぼんやりと赤く光る目のようなものが表示される事を憶えておいて損はない。
で配置されているが、感知範囲内
注釈2
かなり広めで、目視出来たと思ったら絡まれる事もよくある
PCが入るとどこからともなく頭部ユニットが飛来し、ボディと合体して立ち上がる。ターゲットを見失った場合、頭部ユニットが飛び去って再び残骸に戻る。頭部ユニットのみの個体も存在する。討伐されると他のモンスターと同様に消え去り、既定の時間経過などのポップ条件を満たした後に、残骸の状態で再度POPするが、POP時に感知範囲内にPCがいる場合は立ち上がった状態でPOPする。

通常攻撃状態異常を伴った範囲攻撃WS扱いであり、有効距離も長めのものが多く、更にPCよりも移動速度が速い個体が多いが、攻撃の度に立ち止まること・WSのモーションが長めということもあって、マラソン戦術は比較的容易である。

なお、アビセアの死闘エリアの個体はターゲットが切れるとPOP範囲外であってもその場に(分解状態で)留まり続けるほか、戦闘中のPC以外であっても近づくとダメージを受けるため、注意が必要である。
実装当初、アビセアでは段差の高低差を利用することで、通常攻撃はおろかWSまでもを無効化し一方的に攻撃することができたが、2010年10月14日に「上記の挙動は不具合であり、これを利用することは規約違反である」とPOL上で発表され、その後2010年12月7日のバージョンアップにて「アビセアエリアNM特殊技に限り、効果範囲の高さの上限を引き上げる」という修正により上記戦法は行えなくなっている。

実装からしばらくはNMのみの存在であったが、ラ・カザナル宮外郭実装とともに通常配置され、MAP[2](L-12)などに生息している。こちらにはインスニが有効。ただし、感知範囲がとても広い上にリンクし、一部屋に固まっていることも相まって、リンクさせずに釣ることが非常に困難。通常時は残骸の状態になっているため動かず、鉄巨人同士が離れた瞬間を見計らって釣るということもできない。(L-12)の個体はアイテムレベル119から見れば丁度クラスではあるが、WSの嫌らしさはそのままであるため、フェイスが居たとしても、範囲攻撃状態異常の連発により容易に倒せる相手とは言い切れない。特にドロップアイテムもなく、ラーニング対象の青魔法もなく、基本的にマップの端にしか配置されていないこともあり、ワークスコール巡回警備」以外で狩りに行く者はいないだろう。
名称範囲効果空蝉使用する個体
タービンハリケーン敵中心範囲物理ダメージ
ディスペル(複数)
ノックバック
複数Ironclad Cleaver
Ironclad Pulverizer
サイズミクインパクト対象中心範囲土属性魔法ダメージ
強スロウ
テラー
貫通Ironclad Cleaver
Ironclad Pulverizer
インシネレイター前方範囲火属性魔法ダメージ
バーン
Ironclad Executioner
Ironclad Pulverizer
アームキャノン対象中心範囲火属性魔法ダメージ
ノックバック
HPmaxダウン
MPmaxダウン
貫通Ironclad Executioner
Ironclad Pulverizer
バリスティクキック前方直線状範囲瀕死ダメージ
ノックバック
ヘイトリセット
装備変更不可
貫通Ironclad Severer
Ironclad Pulverizer
スカピュラビーム敵中心範囲雷属性魔法ダメージ
+7種ステータスダウン
全消去Ironclad Severer
Ironclad Pulverizer
エラディケイター敵中心範囲魔法ダメージ
衰弱
貫通Ironclad Pulverizer
アウガースマッシュ敵単体火属性魔法ダメージ全消去Ironclad Observer
Ironclad Pulverizer(頭部ユニット時)
エリアボンバード前方範囲ダメージ
ディスペル(複数)
ヘイトリセット
貫通Ironclad Observer
Ironclad Pulverizer(頭部ユニット時)
コテライズフィールド敵中心範囲火属性魔法ダメージ
バーン
貫通Ironclad Pulverizer(頭部ユニット時)
敵自身エンファイア付与
ブレイズスパイク付与

この他にも、スタンアムネジアノックバック付きの3種類の前方範囲攻撃通常攻撃の代わりに使用する。これらの攻撃は1撃ごとに空蝉を複数枚消費する。また、ダメージの一部が火属性であり、耐火を高めることでレジスト可能
注釈4
耐火をどんなに上げても半分程度までしか軽減できないため、属性物理WSのような物理火属性の複合ダメージであると思われる。


火炎放射やキャノン砲に始まり、足パーツをロケット噴射で飛ばしたり飛び交うパーツからのビーム一斉射撃など、見た目的にはかなり賑やか。
名前生息地ドロップ称号備考
Ironclad Cleaverアビセア-アットワタントラタスラム
ランサーペルリーヌ
タンダバクラッコー
ベロクスハーネス
クリーバー ディスマンテラー時間POP
Ironclad Severerアビセア-ミザレオゴエティアマント
チルコサッシュ
コーラーペンダント
タラニスハーネス
セバラー ディスマンテラー 時間POP
Ironclad ObserverクイントスピアトリガーPOP
Ironclad Pulverizerバッスルディル
サバントチェーン
雲海菅蓑
パルバライザー ディスマンテラートリガーPOP
Ironclad Executionerアビセア-ブンカールクリードボードリエ
マーヴィタスラム
カリスフェザー
プルビアーレ
エクセキュショナー ディスマンテラー時間POP
Ironclad Smiterアビセア-アルテパスケルドソード
鋼鉄の鎧板
折れた鉄巨人の角
トリガーPOP
Ironclad Trituratorアビセア-ウルガランブルックゲージ
鋼鉄の鎧板
曲がった鉄巨人の爪
トリガーPOP
Ironclad Sundererアビセア-グロウベルグミラマーガン
鋼鉄の鎧板
千切れた鉄巨人の鎖
トリガーPOP
Voidwrought外ホルトト遺跡ストレンドゥリング
伐折羅明光鎧
鋼鉄の小札
自律のアートマ霊子
ヴォイドロート デコンストラクターヴォイドウォーカー
青い炎
Iron Craniumウォークオブエコーズウェザリンシールド
プロシリオベルト
アルビナリング
テンパードケープ
第12ウォークのトーチベアラー第12ウォーク
頭部のみ
Ironclad Harbinger第12ウォーク
Ironclad Vaporizer第12ウォーク
青い炎
Veiled Ironcladアブダルスの模型-レギオン雲の間
天衡の間
Paramount Ironclad天衡の間
Unwavering Ironcladラ・カザナル宮外郭〔U〕スカームのボスの一体
青い炎
Ironside醴泉島コラーダ
ホメリクゴルゲット
金糸雀
ギアスフェット
青い炎
Ironclad Reoriginatorアブダルスの模型-レギオンアンバスケード
Blazenoughtアブダルスの模型-レギオン(期間限定交換品)
ヘルゴランド
アンバスケード-エキスパート
Frostnoughtアンバスケード-エキスパート(青い炎)

過去シリーズにおける鉄巨人
初登場はFFIIで、いくつもレアアイテムを落とすレアモンスターとして登場した。
その後も主にラストダンジョン付近でプレイヤーたちを苦しめる強敵として何度も登場しているおなじみのモンスターである。FFTに至っては仲間にすることもできる
注釈5
厳密には仲間にできるロボットのジョブが「鉄巨人」となっている。


FFXIではミッションアレキサンダーを指して何度も鉄巨人という言葉が使われるが、このモンスターアルカイックではなくアルカナに分類されるため、単に「鉄でできた巨人」というだけで設定上のつながりはないと思われる。

NMの名称に使用されている「Ironclad」は「甲鉄の、装甲の」という元来の意味の他、FFVIIIに登場する機械系のボス「BGH251F2」の通称として使用されていたり、FFXの訓練場で戦える鉄巨人系列の種族制覇ボスモンスターやGBA版FFV鉄巨人系の追加モンスターとして登場しているなど、鉄巨人と縁が深い名前となっている。
関連項目
モンスター】【アルカナ】【アビセア】【Alexander
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