ヘラクレス作戦
へらくれすさくせん/Better than One
敵は
ケルベロス族のBlack Shuckが1体。制限時間30分の間にBlack Shuckを倒せば
クリアとなる。
スタート地点から通路が続き、奥に広場があるだけの単純な構造となっている。
Lv99及び
アイテムレベル装備であれば、
ソロによる討伐も可能。
ペットジョブであればほとんど苦も無く倒せる。
単純な内容だが、他の
中尉アサルト同様かなりの強敵であり、難易度も高い部類だった。
戦闘中に火の
エレメンタルNocuous Infernoが6体
召喚されることがある。
攻略のためには単体でも強敵である
ケルベロスのほかに火エレへの適切な対処も求められる。そのため
中尉アサルトの中でも最高の難易度と言う
プレイヤーも多かった。
攻略の大きな
カギは以下の2点。
これ以外にも留意すべき点はあるが大きなものはこの二点であろう。
この2点に関しては後に項を分けて説明する。
700前後の
大ダメージを自分中心範囲にばらまくやっかいな
TP技。
これを食らうとプラス前後の
攻撃の
ダメージによって
盾役が沈む可能性も高い。
スタンで止めることが可能な技なのでこれを止める
スタン役が必須となる。
できれば
スタン役を2人以上用意して
スタンがかぶらないように使用タイミングを打ち合わせた上で臨みたい。
スタンは10発前後で
耐性がつくので無駄討ちは厳禁。
ゲーツオブハデスのみに絞って使っていくのが基本だが、
盾役が沈むと詰むような状況では臨機応変に。
なお終盤に
ゲーツオブハデスを使ってくる
咆哮にあたると2人でも
スタンのリキャが間に合わないこともある。
頻度によってはすべて止めるのは不可能と割り切るしかない。このあたりはもう運である。
ゲーツオブハデスを食らっても盾が沈まなければリカバリーは可能。
だが、食らうたびに大きな負担になることは間違いない。
スタンで防げなかった場合の被害を最小限にするため巻き込まれる人数を減らすことも重要。
ケルベロスに
魔法が届かない位置であれば
ゲーツオブハデスを食らうことはないので、
後衛は
立ち位置に注意し、
前衛も
後衛の支援が届きやすい
立ち位置を意識しつつ戦いたい。
火エレへの対処は
殲滅か
マラソンかで大きく分けられる。
PTの構成や出現のタイミングにもよるが、
殲滅する方が手堅いことが多い。
火エレの特徴は以下の通りである。
火エレは6体出現するが、
ポップする場所は決まっており、ゴール側(スタート地点から見て
ケルベロスの尻尾が向いている側)に移動することで3体のみ相手にすればすむようになる。
後衛は通路内に移動し、
前衛も
ケルベロスの向きを変えて通路寄りで戦えるようにしよう。
対処する火エレの数が減ることは
マラソンするにしろ
殲滅するにしろ大きなアドバンテージになるので必ず利用したい。
なお
ケルベロスは
引き寄せを持つので
ケルベロス自体を移動させて火エレとの
戦闘を避けるということはできない。
殲滅の場合は黒や赤による
精霊魔法で行う。
火エレの
HPはあまり多くはなく1500~1800程度であり、黒の
精霊魔法ならレジなしで二発程度で倒すことが可能。
詩人や
遠隔持ちの
ジョブが1体ずつ釣って倒すやり方が簡単だが、黒が複数であればまとめて釣って
サンダガIIIの斉射でも良い。
殲滅中は火エレの処理を最優先にし、
前衛は
本体への
攻撃は控えて
TP技を誘発しないようにする。
ナイトが盾の場合は
ナイトの
ケアルが
感知されてしまうため1体ずつ釣るやり方は困難。
先に
ナイト以外のメンバーが
感知範囲内で
魔法を使って
感知されるか、
ガ系でまとめて釣って
マラソンしつつ1体ずつ抜いて対処するか、
サンダガIII斉射で対処することになるだろう。
いずれにしろ
ケルベロスの
攻撃に晒されている
ナイトに火エレが絡んだままと言うことだけは避けなければならない。
マラソンする場合は正否が
マラソン担当の
スキルに依存する。
魔法を詠唱するので
マラソンはしやすいように思えるが、複数
マラソンになる上に火エレが詠唱する
魔法によって火エレ同士の距離に差ができるのも厄介である。
フレアや高位
ファイガなど食らえば
即死レベルの
魔法があり、一度の
ミスが失敗につながるので
マラソンの難度は低いとは言えない。
サイフには優しくないが
パウダーブーツを複数準備するなどできれば安定するだろう。
火エレは出現した次の
咆哮のタイミング、もしくは最後の
咆哮で出現の場合は
ケルベロス撃破時に消えるので、
マラソンが必要な時間は
PTの
削り能力に依存する。
以下の理由により
召喚士を3人以上揃えて
リヴァイアサンをぶつけていく方法で、比較的容易に攻略が行えた。
無論
MPの消費が激しいので
リフレ装備はもちろん、
サンクションリフレや
MPヒーラーも必要になるが、どうしても勝てなければ試してみることをお勧めする。
ただし、それでもなんの下調べも心構えもなく適当に突入して勝てるほど甘い相手でもないため油断禁物である。
作戦名は言うまでもなくギリシャ神話の英雄ヘラクレスのこと。
ヘラクレスは12番目の冒険で
ケルベロスを生け捕りにしている。この際地上に引きずり出された
ケルベロスは太陽の光を浴びて狂乱し、その時垂らした涎から毒草のトリ
カブトが生まれたという。
Black Shuckはイングランドの悪魔の黒犬。「シャック」は、アングロサクソン語で「悪魔」を意味する "scucca" からきている。
夜、墓地や人気のない道、湿地などに現れて人を襲う。またブラック・シャックは不吉の前兆で、これを見た者自身、あるいはその家族はまもなく死んでしまうと言われている。
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