ソウルフレア(そうるふれあ/Soulflayer)
モンスターの1種族デーモンソウルフレア族

ソウルフレア族

過去シリーズを含め、ごく一部では「マインドフレア族」という表記も見受けられる。
「flay」とは「剥ぎ取る、奪い取る」等の意。ソウルフレアは「魂喰らい」という意味である(下述)。

シルエットは首から上がイカの形をした人間といった独特の風貌を持つモンスター。年配の方には、ショッカーの改造人間イカデビルというと通りが良いかもしれない。実際に「イカデビル」「イカ」で通用することも多いようだ。
魔法使いのローブを羽織ったイカ人間である。

アラパゴ諸島リージョンアラパゴ遺構ナイズル島アビセアエリアにしか存在が確認されていないため、目にする機会は少ないのではないだろうか。

特性


生命感知を除く全ての手段で感知を行う上見破りを持つため、近くを通るだけでも厄介な相手。ただし、アビセアエリアの個体は見破りを持たないので、知覚遮断魔法でやり過ごすこともできる。

しかしながら、視覚・聴覚の感知範囲はかなり狭くソウルフレアが相当数密集した場所でも、感知されずに移動する事も可能。
それに対してアビリティ魔法感知範囲は広い。魔法挑発等でほかの敵を釣るときなどは注意が必要。

黒魔道士の扱える黒魔法を行使し、アイススパイクも使用する。非常に高い闇属性耐性を持つためディスペルは通用しない*1

戦利品ソウルフレア関連のアイテムドロップする。分解アトルガン絹布を得られるソウルフレアの衣が過去に恐ろしい需要を誇った他、ブラッドウッド材を得られるソウルフレアの杖が人気を博したこともある。

特殊技

技名対象・範囲効果備考
イモータルマインド敵自身魔法攻撃力アップ魔法防御力アップ*2
イモータルシールド敵自身魔法バリア
マインドパージ単体魔法効果解除(食事効果含むすべて)
マインドブラスト前方範囲ダメージ麻痺ラーニング
トリビュレーション自身中心範囲暗闇バイオ(スリップ24~)
イモータルアナテーマ自身中心範囲呪い
レプロベーション自身中心範囲魔法効果解除(食事効果含むすべて)一部NMが使用


イモータルシールド魔法バリアは、魔法を完全レジストするタイプではなく、魔法ダメージのみ対応のストンスキン*3の方で、ランパートと似たような性能といえる。この技の効果中はソウルフレアの周辺を壁のような黒い物体が周回するので、魔道士勢は見た目にも気を配りたい。

トリビュレーションで受ける暗闇フラッシュ状態に匹敵するほど著しく命中が下がる。他のモンスターから受ける暗闇ならば、ほとんど攻撃が当たるような装備をしていても、ソウルフレアから受ける暗闇だと空振り連発となる。

直接ダメージを与える技は少ないが、厄介な状態異常を豊富に備えており、ソウルフレアが忌み嫌われる原因となっている。どの技も厄介だが、超ディスペルとも言うべきマインドパージと鬼のようなスリップダメージをばら撒くトリビュレーションには特に注意が必要である。

FFXIにおける設定

FFXIでは、ソウルフレア族青魔道士の変わり果てた姿という設定になっている。青魔道士の設定に『モンスターを喰らう』という表現があり、喰らい続けた結果、取り込んだ『魔』に飲み込まれてしまい【器】としての人のカタチを保つことができなくなった者がソウルフレアと化してしまう。

青魔道士アーティファクトクエストにて、メガス装束青魔道士の能力を助長するのではなく、あえて魔物の一部を装束に組み込むことで魔物を模し、人として魔の力を行使するのではなく魔物として行使し、心身への負担を軽減するものとの説明がある。(すなわち、心身への負担の果てにソウルフレアという魔物になるその前に、装束により魔物に擬態し、魔に落ちる延命を図るのである。)しかし、完全に魔に落ちることを防ぐことは出来ず、延命でしかないと説明される。
なお、プレイヤーソウルフレアになってしまうことはない。
プレイヤーがどれだけ魔を取り込もうと、魔の力を行使しようと、ソウルフレア化してしまわないその理由については、プレイヤーは、不滅隊などの普通の青魔道士とは違い、「冒険者として自由な生き方をしてきた末に、魔との完全な共存にまで至った人であり魔でもある存在」であるが故に、人のカタチを保ち続ける事が出来ると青魔道士限界突破クエストクリアした際に知る事が出来る。

青魔道士がベースという設定の割にはジョブ黒魔道士という謎な一面もある。

過去のFFシリーズでは

ちなみにこの形のモンスターの伝統は古く、FFIから登場する。

ピスコディーモン、マインドフレア(フレイア)といった名前で、通常攻撃即死効果がついていたり特殊技マインドブラスト」で麻痺やらスリップやら厄介な状態異常を付与してくる危険な敵という位置付けが多かった。初期FFシリーズではクァールと並び「遭遇したらとにかく逃げろ!」という教訓が与えられるほどの危険さを誇っていた敵でもある。ただしFFIのピスコディーモンからは逃げられない。低レベル帯で遭遇するピスコディーモンのトラウマから誤解されがちであるが、マインドフレイアからは逃走可能である。

FFIVでは隠し召喚獣としても登場した。FFVFFIXでのマインドブラストは、「のうみそをすいとられた!」というメッセージが表示されるショッキングな技であった。脳みそを吸い取られて正気を保てるのかどうか、不安である。

Soulflayerの元ネタ

D&D世界の設定種族Mindflayerが元ネタ。なおこれは通称で正式な種族名はイリシッド(Illithid)という。外見はほぼSoulflayerと同じであるが、オリジナルでは頭はイカではなくタコである。異界(宇宙)からの来訪者で強力なサイオニック能力(超能力みたいなもの)を持ち、知的生物の脳を食べてその知識吸収するという特徴をもつ。それ故に精神喰らいと呼ばれ怖れられている。

モンスターとしての行動はその代名詞ともいうべき精神攻撃(Mind Blast)で相手を無力化した後、相手の脳を「摘出(extract)」(口の触手で脳をちゅーちゅー吸い出す! 即死効果)という恐ろしいものである。FF過去シリーズでの挙動もこれを元にしている(4,5マインドブラストは正確ではないが)。

なお、過去シリーズでそのままマインドフレアとしていた名前をわざわざ変えたのは、いまさらではあるが版権問題を避けるためと推測される。実はD&Dではビホルダー*4と並んで有名なモンスターだったりする。ただしMindflayer自体も元々クトゥルフ神話における様々な怪物をモデルに創造された側面がある。その外見はクトゥルフ神がモデルと推察される。

また、過去FFではピスコディーモン(Piscodaemon)と一緒くたにされているが、原典では無関係の種族である。こちらは出典はD&Dの旧設定のデーモンの一種で、頭は芋虫(キャリオンクローラー)で体はエビのようなキチン質、手はハサミとなっており、頭部を除けばどちらかというとバルタン星人に近い。勿論脳は食べない。こちらもクトゥルフ神話に出てくるミ・ゴがモデルではないかと思われる。

関連項目

モンスター】【デーモン】【
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*1
呪歌魔法のフィナーレ」、青魔法ブランクゲイズ」「吸印」は有効である。
*2
ワームアップとおなじでログには片方しか表示されない。
*3
広義的な意味の魔法で、例えばWSであるスピリッツウィズインなども該当する。
*4
FC版ファイナルファンタジーにおいてもビホルダーの名称を使用したことが問題となった。
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