ブランクゲイズ(ぶらんくげいず/Blank Gaze)
オポオポ族の特殊技 編
前方視線範囲にいる対象の有利なステータス効果を一つ消し去る*1。視線を合わせていなければ効果がない。青魔法 編
Lv38 BP2 MP25 詠唱時間3秒 再詠唱時間10秒
系統:魔法-弱体 属性:光 追加特性:なし
敵の魔法効果を1つ消し去る。
かねてよりアナウンスのあった「単体向けのディスペル効果を持つ魔法」である。本家は視線範囲技だが、青魔法は単体技に変更されている。
射程はこのレベル帯の青魔法としては比較的長い部類に入り、物理系青魔法が届かない距離よりも多少遠くまで飛ばすことが出来る。
性能などは黒魔法ディスペルに準じているものの、属性は光。つまり、感覚としてはフィナーレに近い。光属性版ディスペルというのは貴重な存在で、闇耐性が非常に高いソウルフレアや、アイススパイクが鬱陶しい黒魔道士タイプのスケルトン族などと対峙したときなどに役立つ。
注目の魔法命中率は、レベリングでとてとてを相手にする分にも問題ない程度の高さはある。が、Lvが20以上離れている敵に試すとレジが発生したので本職が打つディスペルやフィナーレの基準よりは少し低いのかもしれない。
なお、単体に変更されていても視線判定は健在であり、敵の正面から使用しないと効果がない*2。
視線判定全体に言える事ではあるが、使用するにはPTメンバーの理解も必要である。魔法詠唱中に挑発やWS使用でタゲを取って敵の視線が青魔道士から外れると「効果なし」となってしまう。青魔道士自身が位置取りを工夫する必要があるのはもちろんだが、盾役とアタッカーが敵を挟んでいる状態などでは魔法詠唱中にタゲを取って向きを変える行為をしないように説明しておく必要がある。
敵の前方範囲攻撃の射程内に自ら飛び込むことや、キャンプに連れて来る過程、あるいは戦闘開始直後のポジショニング時の行使に制限が掛かるという事から、状況次第では全方位から行使可能なガイストウォールのほうが使い勝手がいい場合もある。
しかし、こちらはフィナーレ以上にリキャストが長く、他にディスペル要員がいない場合は強化を剥がしきれないことも懸念されるため、そういった場面ではブランクゲイズのほうが便利である*3。
またガイストウォールは他ならぬ闇属性であり、ディスペルが通用し辛い相手にはガイストウォールもまたレジが目立つことに注意が必要だろう。
ナイズル島踏査指令などではヘッドや特定モンスターの殲滅時のソウルフレアは闇属性のディスペルが無効であり、ブランクゲイズか吟遊詩人のフィナーレ、シーフのオーラスティールでしかアイススパイクを消すことができない。
5分リキャストのオーラスティールは言うまでもないが、フィナーレのリキャストも24秒と若干長く、別行動で索敵している最中に戦闘となる事もあるので、詩人がPTにいる場合でも当魔法をセットしておいたほうが良いだろう。
ちなみに、この技は属性と視線判定以外は旧仕様のディスペルと性能がすべて同じであり、連発するとタゲが張り付くこともある。これを逆手に取って、ジェタチュラとブランクゲイズなどを使い青盾をする事もあるようだ。
BP2でセット可能で、視線判定と言うクセさえ慣れてしまえば本家ディスペルと同じように使用可能という優等生であり、当該レベル帯どころかカンストまで長く使っていける便利な一品である。
解禁レベル前後ならばソロでもそれほどラーニングに苦労することはないため、青魔道士諸氏には早い段階での習得をお勧めする。
なお、本魔法は2011年5月10日のバージョンアップ以降、ヴォイドウォッチの青魔法光属性弱点候補として設定されており、参加する場合はディスペル目的以外でもセットする必要がある。
レベル上はサポ青でも使用可能だが、この種の青魔法の魔法命中率は青魔法スキルに依存しており、基本の命中率が高いとはいえサポ青のスキルで十分な魔命を確保して使用できるかどうかは報告が待たれる。
ラーニング 編
オポオポからのラーニングということで、必然的にエルシモ島へ赴くことになる。ユタンガ大森林のアウトポスト前なら、適度な数のオポオポが生息しており、またフィールド・オブ・ヴァラーの支援も受けられるため比較的容易にラーニングが可能。
ちょうど解禁となるLv38の場合、アウトポスト近辺のオポオポは丁度~おなつよ程度なので、タイマン可能な状況に持ち込めばそれほど苦戦することはないだろう。
関連項目 編
【オポオポ】【魔法系青魔法】【弱体系青魔法】【ディスペル】【ガイストウォール】【弱点/ヴォイドウォーカー】- *1
- 2個消去もある
- *2
- こちらが敵に視線を向ける必要はないため、釣ってからこちらが背中を向けて詠唱することでスパイク系などを持つ相手を殴ることなく安全に解除が可能。
- *3
- 加えてガイストウォールは範囲技であるため乱戦・混戦時に近距離の敵を巻き込んでしまう危険性も考慮しなければならない。乱獲やビシージのような最初から多数の敵と交戦するならともかく、格上相手のレベリングやNM戦などではより慎重な運用が求められる。