Genbu(げんぶ)
四神の一。北方を守護するモンスター。伝承において、四神相応では丘陵を象徴し、五行は水を象徴する。
ル・オンの庭 編
出現条件 編
ル・オンの庭北東部(J-4)にある???に北玉と冬石を掲げることで出現する。最寄りは、ル・オンの庭Home Point#1。特徴 編
ナイトの特性を有する。レベルは88~90であると推測されている。- 戦闘開始時
「Genbu : 余は北辺を護りし、玄武なり。
余の瞬く間しか生きられぬ人間どもよ。
己が小ささ、身をもって知れい。」 - 戦闘終了時
「Genbu : なんと……
よもや、余の甲が人間に割られるとは……
楽しきかな。また、何処かで相まみえん。」

見た目どおりにとてもとても硬く物理攻撃がなかなか通らない。
水属性の魔法を得意としており、ウォータIV・ウォタガIII・フラッド・ドラウン・ポイゾガIIIを使ってくる。SPアビはインビンシブルを使う。
またアダマンタス族特有のブレス攻撃であるアクアブレス*1に、近接単体攻撃のトータスストンプ(追加効果:防御力ダウン)・ヘッドバット(追加効果:命中率ダウン)、歌やロールを解除するトータスソング、そして自分の防御力をアップする甲羅強化を使い冒険者達を苦しめていく。
混同されることがあるが通常のアダマンタス族とは弱点属性が異なり、雷が弱点となっている。
SPアビはインビンシブルだが、狩人の遠隔攻撃でもない限りインビン中以外でも0ダメージのオンパレード*2になることが多い上、ダメージソースの黒魔法には関係ないので特にこれといった対処は必要なかったりする。
正面からの攻撃に対して見えないカウンターを繰り出すことが意外と知られていない。ログに表示されないのになぜか反撃を食らう様はまるで踏み潰されたのではと勘ぐってしまう。ちなみにBoreal Tigerも同様のカウンターを持っている。
四神の中で一番硬いがこれといって嫌な攻撃が無いため一番戦いやすい敵である。PCのレベルキャップが99まで開放され、アイテムレベルが実装された今日では、ソロでも余裕で倒すことができる。
かつての難易度
ガ系魔法さえ気をつければナ盾・蝉盾どちらでも攻略できた。PCに比べて足が遅いため、盾役を必要とせずサポ忍の黒魔道士が精霊魔法を撃ちまくり、マラソンする形で狩ることも行われていた。この為ソロの撃破報告が多かった。
ドロップアイテム 編
装備品 | 玄武盾(Rare Ex),玄武兜(Rare Ex),北極の風(Rare) |
免罪符 | 海霊の免罪符:頭(Rare Ex),海霊の免罪符:両手(Rare Ex) 真龍の免罪符:両足(Rare Ex),武王の免罪符:両手(Rare Ex) |
素材等 | 玄武印章(Rare),アダマンインゴット,アダマン鉱,御神木 オックスブラッド,劇毒サソリの爪,光布,金剛亀の甲羅 黒甲虫の体液,土のクリスタル |
玄武兜は戦士やモンクに人気があり、玄武盾は赤魔道士でソロをするときに重宝する。
過去に於いては劇毒サソリの爪や光布を目当てにするプレイヤーも多かったが、現在では高級職人による黒甲虫の体液の需要の方が勝っている状況にある。
玄武盾はLv99キャップ現在においても未だに優秀で、オーグメント後の性能も唯一無二のものとなることから欲している人は少なくなく、特に風水士に関しては最終装備の一角として認識されている。
特に玄武印章の欠片で付けられるオーグメントは様々な理由で人気が高く、他と比べて印章・欠片共に文字通り桁違いの値段で取引されていることもある。
エスカ-ル・オン 編
エスカ-ル・オンではギアスフェットNMとして出現する。CL140。出現条件 編
ギアスフェットの条件を満たした上で、エスカ-ル・オンに点在する???を調べることにより出現する。グリスリートリンケット「玄武の名誉」の入手に必要となるのは、玄武印章の欠片×3。
特徴 編
ル・オンの庭の個体同様に水属性精霊魔法を駆使し、またこちらはインビンシブルを複数回使用する。水ダメージの追加効果を有するが、祝融の息吹を当てることで追加ダメージを消すことが可能。
非常に物理防御力が高く、インビンシブルが複数来ることも相まって近接アタッカーは連携要員以外では役に立ちづらい。
反面魔法防御力はさほど高くなく、弱点である雷系精霊魔法をMB込みで撃ち込むことで容易にHPを削ることができる。
鈍足であることもありマラソンが容易でもあるため、精霊主体で削ることが望ましい。
戦利品 編
玄冥盾、玄冥兜、玄冥耳飾り、玄冥の息吹(ぬすむ)、グレーリキッド共通 編
グラフィック・種族名について 編
現実世界で描かれる玄武は亀と蛇が組み合わされた姿だが、ヴァナ・ディールの玄武は緑黒い大亀の姿をしている。なお、2004年12月9日のバージョンアップまでは通常のアダマンタス族と同じ色のグラフィックをしていた(これは他の四神も同様)。
個別の種族名が無いため、同じグラフィックを持つモンスターを紹介する際には「玄武」タイプと表記されることが多い。
なお、モンストロス・プレッジのモンストロスでは「伝説のアダマンタス」、モンスター飼育では「白アダマンタス」という名前で扱われている。
関連項目 編
【白虎】【青龍】【朱雀】【麒麟】Copyright (C) 2002-2013 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
- *1
- 他のアダマンタス族はアースブレスも使うが、玄武は水を司るためかアクアブレスのみ使う。
- *2
- 遠隔攻撃は近接攻撃に比べ、レベル差補正を受けにくい。