ナイズル島踏査指令
ないずるとうとうさしれい/Nyzul Isle Investigation
突入前の混雑回避
実装からしばらくはこの
アサルトは非常に人気が高く、週末のゴールデンタイムとなると、
アサルト入り口に尋常ならざる
負荷がかかり、多くの
ワールドでは
シュッシュオンラインが展開されていた。これを
回避するため、一部の
ワールドでは
・
パーティリーダーのみ
アサルト入り口で入場処理を行う
・他のメンバーは後方待機をする
というローカルルールが展開された。技術的な
検証は実施されていないが、僅かながら成果は出ていたようだ。
数年経過して希望者の多くに
装備が行き渡ったこと、また
レベルキャップの上昇と新
装備の追加によって
ナイズル装備の魅力が相対的に低下したことから、現在では突入自体は容易なものとなっている。
突入前の準備
この
アサルトに限ったことではないが、突入前に
PTメンバーで十分な打ち合わせをしておく必要があるだろう。どの
戦術目標が設定されても対応できるように、それぞれの役割をしっかりと決めておくことが成功するための重要なポイントとなる。
突入メンバーと相談の上で
アイテムの準備もしたほうがよいだろう。
サイレントオイル・
プリズムパウダー(
レインボーパウダー)は同等の
魔法や
忍術が使える場合でも準備しておいたほうが無難であり(各種
魔法詠唱禁止が
ペナルティとして科せられる事もあるため)、
リレイズアイテムもあったほうが安心できるだろう。
突入
他の
アサルトと同様の手続きを実施し突入する。各
アサルト共通だが、制限時間30分のカウントスタートは
リーダーから見た
作戦領域突入の
イベントが開始した瞬間である(他
PCなら自身が光に包まれる瞬間)。
ナイズル島初めてで踏査したことのない
冒険者は、先輩踏査
冒険者によりどのブロックでも連れていってもらえる。
突入ブロックの決定とテンポラリアイテムの入手
他の
アサルトと異なり、突入直後は作戦行動と直接関係ない場所を必ず経由する。ここでは一度だけ実施すればよい事と突入の度に実施する事がある。
- 突入ごとに実施
- 伝送の幻灯(Rune of Transfer)を操作し突入ブロックの決定。
5ブロック単位(1,6,11,16…96)で突入先を選択可能。
6以上を選択の場合、操作者のトークンが消費される。
この操作は作戦領域突入者に限らずどの冒険者でもよい。
- 任意でトークンを消費しテンポラリアイテムの入手。
- 一度だけ実施
この場所以降は次のブロックへの移動でも、
魔法等の効果は消えない。
戦術目標への挑戦
各ブロック毎にランダムで発令される
戦術目標の達成が目的。
メインとなる部分である。
踏査するブロック数は任意だが、5ブロックごとに記憶されるのでほとんどの場合は5ブロックの踏査が
目標となるだろう。しかし実際には、3ブロックを踏査した時点で帰還を余儀なくされる場合もあれば、
PTメンバーと運に恵まれて一気に10ブロック以上を踏査できる場合もある。
ドロップアイテムを含む
戦術目標の攻略は後述するのでそちらを参考にして欲しい。
戦術目標を達成し「作戦を中断し、帰還する」を選択した時点で作戦成功となり、達成者全員が次の状態になる。
- ミッションのコンプリートリストに載る。
- 踏査ブロックに応じたトークンを得られる。
- 新たに踏査したブロックが幻灯の円盤に記録される。
このとき、既存の記録から連続したブロックが1ブロック単位で追加される。
例)41から入って44で出た場合。40~43の記録を持つ冒険者の記録が44に更新される。それ以外は更新されない。
- 上記の条件に沿って100ブロックが記録される冒険者は幻灯のカギを入手。
- 作戦領域からの帰還。
他の
アサルトと同様に時間切れによる強制排出あるいは
帰巣蛍を使用して脱出した場合は失敗となり、
実績(
コンプリートリスト・
トークン・記録・
カギ)は更新されない。なお、現在の所持
トークン数及び記録ブロックは受付
カウンターで確認可能。
概略
各ブロックのスタート位置には必ず伝送の幻灯があり、それを
調べる事によってそのブロックにおける
戦術目標を知る事が出来る。現在、
戦術目標は大きく分けて6種類ある。またこのスタートは
目標達成時のゴールにもなる。
ブロックに進入した際、ランダムで
ステータス変化が付加されることがある。この
ステータス変化はそのブロックから移動しなければ解除されない。
ステータス変化の一覧は後述の
ステータス変化を参考にしてほしい。
戦術目標を達成するとその旨のメッセージが流れ、伝送の幻灯が点灯する。
調べると「次のブロックへ移動する」か「作戦を中断し、帰還する」を選択できる。「次のブロックへ移動する」の代わりに「右・左」の何れかに進むかの選択が出る場合もあるが、左右による違いは明らかにはなっていない。
ブロックの広さや
戦術目標の内容によっては1人早めにゴールに向かわせておくと時間短縮に繋がる。
出現するモンスター
出現する通常
モンスターは
Lv75から見て
丁度~
強い程度となっている。また、
ヴァナ・ディール各地の
モンスターが
Archaic Rampart(以下、門)を経由して各ブロックに運び込まれるという設定のため、各ブロックには必ず1体の門が出現している。通常
エリアで
ノンアクティブの
モンスターが
アクティブになっていることがあることもあるので留意しておくよとい。
同じ名前の
モンスターであっても
HPに違いがあるようで、1000代しか無いこともあれば3000近くあることもあり、さっき戦った敵はすぐ倒せたから次の敵も…とはいかないことも多い。
また
バグか仕様か不明だが、一発殴っただけで
即死する
モンスターが稀に紛れていることがある。
この他に
Archaic Gear(以下、
ギア)、通常
エリアに存在する
NM、
HNMが出現する。20の倍数のブロック(通称
HNM層)は必ず
HNMと門の2体のみ出現となっている。
戦術目標を指示された際に、「なお、
Archaic Gearに注意せよ! 」「なお、
Archaic Gearを壊すな!」と続くことがある。
前者の場合は
ギアに絡まれるかギアがリンクした時、後者の場合は
ギアを倒した時、下記のいずれかの
ペナルティがつく。
- 「パトス(禁止系、ダウン系)」からランダム(1回のログ毎に1種類)
- 制限時間が減る(1回のログ毎に1分)
- 獲得予定トークンが減る(1回のログ毎に10%減)
「注意せよ!」の場合、こちらから釣る分には
ペナルティは発生しないので、状況次第では
感知されるよりも先に釣って撃破・寝かせ
キープ等の処置をした方が良い場合もある。この時に
遠隔攻撃・
呪歌・
忍術以外の手段を使うと
感知され
ペナルティがつく。
また「注意せよ!」の
ギアに比べ「壊すな!」の
ギアは、
後衛などでも
ソロで容易に撃破できてしまう程度の
HPになっている。誤って倒さないようにしたい。
ギアの特徴
敵配置と
戦術目標の組み合わせによっては1ブロックの攻略に十数分かかってしまうこともあり、30分以内に5ブロック攻略というのは運に左右される。
特に特定
殲滅、
ギアの絡む
目標は「ハズレ
目標」として忌み嫌われがちで、またランプの点灯など個人
単位での行動が要求される
目標においては、メンバーの経験や
知識により所要時間が大幅に変化する。いずれにせよ不確定要素の多いコンテンツであることは否めず、その不確定要素をできる限り排除するため募集に経験者を優遇するといった縛りを導入するケースが多い。
なお敵を倒した際、
テンポラリアイテムの入った
宝箱を落とすことがある。中身は
トークンと交換できるものがほとんどだが、運が良ければ「
技能の薬」が入っていることがある。
この
戦術目標の場合さらに以下の条件があり、最初に
戦術目標を指示された時点ではどの条件なのかはわからない。ランプを見つけて
調べると判別できる。
ランプ(Runic Lamp)の外見は、伝送の幻灯(Rune of Transfer)と同じ。
- ブロック内に1つだけ存在するランプを全員が調べる。
このタイプのランプは調べた際に「あなたの認証コードを登録しました」というログが出る。各自一回調べればよい。先に調べ終わった人はゴールに向かったり他のメンバーをランプへ誘導するとよいだろう。認証ランプの近場に危険性の低い敵がいたら一度赤ネームにしてその後救援要請を出しコンパスレーダーに救援マーカーを出現させ、それを目安に誘導させると言うテクニックを使ってみるのも良いだろう。
- 全てのランプを同時に点灯する。
土筆作戦のランプ操作と同じ感覚。ランプの数は6人で突入の場合5本固定。
ランプは5分間点灯されるので、その間に全てのランプが点灯している状態になれば目標達成となる。なので同時にスイッチオンする必要はなく、1人で複数本担当することも可能。
同時点灯条件が満たせずランプが消灯した場合、20秒ほど操作を受け付けない状態になるので注意。
- 正しい手順で全てのランプを押す。
ランプの数は3~5本でランダム。
〔押す〕とは、ランプを調べウィンドウから「点灯する」を選択すること。
全てのランプを押し終えるといくつかのパターンで点灯あるいは消灯する。これは正解を導くための大切な手がかりとなる。
※ブロックに存在する全てのランプを押した場合、ランプが一斉点灯する。
・点灯しない場合、未発見のランプがある。
・順序を間違えていても一旦点灯する。
正しい順で押されたランプは一斉点灯後も「見た目は」点灯したままとなる。(内部的には消えている)
・3秒程度点灯した後に消灯するランプは順序が違う。
ランプの数が確定した後の手順は〔ある順番で押す〕→〔一斉点灯〕→〔点灯維持or消灯の報告〕を正解するまで繰り返すことになる。一斉点灯後は内部的にはすべてのランプが消えているので、見た目点灯したままのランプも含めて、再度正しい順で押す必要がある。
例)
正解 | B | D | C | A |
1回目 | A× | B× | C○ | D× |
2回目 | D× | A× | C○ | B× |
3回目 | B○ | D○ | C○ | A○ |
ランプ4本の時、1回目で1本正解が出ていれば、遅くとも3回目までには正解が確定する。
これは、正解を導くプロセスを「総当り」とした場合、1本が正解であるなら残りの3本は「正解が出ている順番で押すことがありえない(例でいえばADBは3番目ではない)」ことも同時に判明するため、各4つの選択肢のうち2つが既に終わっていることと同義となることによる。故に残りの2通りのうちいずれかを試せばよいわけで、このとき必ず通算2回目の試行において既知の正解者以外の3名が「全員当たる」か「全員外れ」になる。
A:1番目でなく3番目でないため、2番目か4番目が正解
B:2番目でなく3番目でないため、4番目か1番目が正解
C:3番目が正解
D:4番目でなく3番目でないため、1番目か2番目が正解
3者の押し順が重複しない組み合わせが2組(DACBorBDCA)できるため、この2つを試せばいずれかひとつが必ず当たるというわけである。
裏を返すと、このとき誰か1人だけが新たに正解している場合、それまでのプロセスに問題がある(これまでのヒントが信用できない)ことを意味している。
同時・手順のランプは、
調べることにより
モンスターの
ターゲットを切ることができる。切れた後は数秒ほど呆けている。
特に
攻撃間隔の短い相手でもなければ素早く操作すれば逃げることが可能となるため覚えておいて損になるテクニックではない。
だがたとえ寝ていようと知覚は働いており、迂闊にランプの近くで「
ギアに注意」の
ギアを寝かせていると、ランプ操作→
ペナルティ→ランプ操作→
ペナルティ、という
螺旋地獄に陥ることもあるので注意。
自分の押す順番を勘違いしたと言った、いわゆる
誤爆押しをしてしまった場合は、その旨を申告した後に一度全てのランプを押してしまい状態をリセット、もう一度指示通りの順番でやり直した方が良い。
元々は30秒しか点灯しなかったため、近場に固まっていない限り一人で全部押すことはできず、
ソロ攻略でこの
目標が来たら否応なく詰むこともあった。
2015年5月14日のバージョンアップでは点灯時間が5分に延長され、詰む可能性は低くなっている。
最初からスタート位置の伝送の幻灯が点灯しており、
すぐに次ブロックへ進む事が出来る。つまり大当たりである(100ブロック踏査中に1~2回来れば運が良い)。
このフロアには、
テンポラリアイテムが入っている
宝箱が数個設置されている。
20ブロック毎の
HNMから、
アスカル装束・
デナリ装束・
ゴリアード装束(
ナイズル装備)のいずれかの特定部位を稀に、
鎮魂武器いずれか一つをランダムで100%
ドロップする。
防具の
ドロップは稀であるため、狙った
武器・
防具を求めて20ブロック刻みの募集をかける
PCもいる。
100ブロックの
HNMを撃破すると、突入を指示した
PC(伝送の幻灯を操作した人)の
ジョブに対応した
鎮魂武器1つとランダムで選ばれたもの1つ、計2つを
100%ドロップする。
ただし
100%ドロップといっても既に持っている
鎮魂武器が
ドロップに選ばれた場合は何も出ず、ランダム
ドロップを絞り込むことはできない。
なお突入を指示した
PCが
魔導剣士と
風水士の場合、
鎮魂武器の
ドロップはランダムで選ばれたもの2つになる模様。
ブロック | 部位 | 装備 | HNM |
20 | 両足 | アスカルガンビエラ,デナリゲマッシュ,ゴリアードクロッグ | Adamantoise/Behemoth/Fafnir |
40 | 両脚 | アスカルディル,デナリケックス,ゴリアードトルーズ |
60 | 両手 | アスカルマノポラ,デナリリスト,ゴリアードカフス | Khimaira/Hydra/Cerberus |
80 | 胴 | アスカルコラジン,デナリジャケット,ゴリアードサイオ |
100 | 頭 | アスカルツッケット,デナリボンネット,ゴリアードシャポー |
なお、
HNM階層については、フロア数ではなく
装備名で募集を掛けることが多い(頭層、胴層、手層、脚層、足層)。
2007.6.6
- 最初のブロックにある宝箱"Vending Box"から、PCが所持している「トークン」と引き換えに、テンポラリ属性アイテムを入手できるようになった。
- 各ブロックの作戦目標やモンスター配置などが変更され、全体の難易度が下げられた。これにより、挑戦時の目標となる5ブロック単位の攻略も比較的容易になった。
- 99ブロックから100ブロックに移動する際に消去されていた最高踏査ブロックの情報記録が100ブロックに出現するモンスターを倒した際に消去されるように変更された。
- 100ブロックをクリアした際に入手できる「だいじなもの」を所持した状態で、伝送の幻灯"Rune of Transfer"を操作し、再び100ブロックをクリアすると、操作者の突入ジョブに対応する鎮魂武器を落とすようになった。
2007.8.28
- 100ブロックをクリアした際に、最高踏査ブロックの情報消去と引き換えに戦利品の防具が100%の確率で入手できるようになった。
2008.3.11
2008.6.10
- それまで先頭or末尾からの正解続きでしか点灯維持しなかった「順番ランプ」の点灯ヒントが、正解続きに限らず全ての正解箇所が点灯維持するようになった(裏パッチ)。
2008.9.9
- 幻灯のカギを持っているPCは突入階層を1~96ブロックのいずれかより5ブロック単位で選択できるようになった。
- 伝送の幻灯を操作しないPCの記録も更新されるようになった。各自の記録と同じあるいは手前のブロックから踏査を開始して先の階層を攻略・脱出した際に更新される。
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