シュッシュオンライン

記事名読み
しゅっしゅおんらいん
インスタンスレイヤーエリア入り口などで多数のユーザーが入場処理に失敗し、リトライを繰り返す状態。リトライ祭りの狭義。
その際の(選択時の)効果音が「シュッ…シュッ…」と聞こえることから「シュッシュオンライン」「シュシュシュオンライン」などと呼ばれる。


概要
シュッシュ状態になるのは、他プレイヤーが突入処理を行っているときである。また選択肢がでるのは突入処理が終わり中に入るか、「通信できませんでした。」となって弾かれるかした瞬間である。突入処理を行うには選択肢が出てからのスピード勝負になっており、これが更なるシュッシュオンラインに拍車をかけている。

基本的に、新たなバトルコンテンツ実装や入室制限の緩和などが行われたバージョンアップ直後に発生することが多い。また、キャンペーンが開催された時も発生することがある。
エラーメッセージ

連打による弊害
まず最初の選択肢を出すまでに幾度となくシュッシュオンラインを繰り返すこととなるが、ただひたすら決定ボタンを連打することになるため集中力が途切れがちになる。
そんな中不意に選択肢が出ると、最初にカーソルが向いているのは「やめておく」の方であり、再びシュッシュオンラインに戻るという悲劇も日々繰り返されている。

ナイズル島踏査指令の仕様変更やミシックWS実装があったバージョンアップから明けた2008年9月11日以降、複数のワールド
注釈1
公式サイトの障害情報で発表があった分だけでもCaitsithOdinGilgameshRagnarokLeviathan。特にCaitsithOdinは何度も発生している。
ナイズル島サーバーがダウンするという現象がたびたび発生している。
障害情報ではいずれも『対象:ナイズル島、原因:サーバー機器の障害』となっており、多人数によるリトライ連打の負荷によってサーバー機器の処理能力がパンクしているものと推察される。
具体例
シュッシュオンラインが最初に発生したのはナイズル島監視哨アサルト入り口である。

アサルト入り口のRunic Sealターゲットした際に多数のパーティが殺到していると入場選択の画面すら出ず、ひたすらRunic Sealターゲットして連打合戦を繰り返すこととなる。

アサルト作戦領域サーバーは全ワールドで共有しているらしく、おそらく全ワールドのどこかの「他のPC」が認証している最中には排他がかかり、他のPCが認証手続きができない仕様と思われる。
また、アサルトの入場処理は他のエリアアサルトサルベージアシュタリフ号バトルフィールド、果てはアルタナクエストレイヤーエリアのものまで全て一括しているようで、例えばサルベージエリアへの入り口に1パーティしかいない場合でも、ナイズル島への入り口に多数のパーティが詰め掛けて「シュッシュオンライン」を繰り広げている場合には、サルベージの入り口でもリトライ連打になってしまうことが多い。

これとは逆に、通常のアサルト入り口(ペリキア等)に多数のパーティが殺到してリトライを繰り返している場合、ナイズル島サルベージでも入場処理が弾かれてしまうことがある
注釈2
2008年9月9日のメンテナンス以降は、ナイズル島が混雑していても、通常のアサルトの入退出は以前に比べて比較的スムーズ化している。サーバーシステム側で何か仕様変更があった可能性がある。

このため、「ナイズル島入り口だけで順番待ちをしても無意味」と解釈するユーザーが多く、一般的なバトルフィールドデュナミスのように、順番待ちや突入順の話し合いをする習慣がないようで、シュッシュオンラインで長時間ナイズル島へ入場できないところへ後からやってきたパーティシュッシュオンラインへ参戦、負荷が高まって更に入場が難しくなる、といった悪循環が発生している。
アトルガンミッション終盤ではナイズル島バトルフィールド戦があるため、ミッション目的のパーティはしばしばシュッシュオンラインに巻き込まれていた。

2008年9月9日のバージョンアップナイズル島アサルトが大幅に緩和され、多くのユーザー鎮魂武器の入手機会や踏査記録を伸ばすチャンスが増えたため、ナイズル島へ殺到するパーティは更に増加の一途を辿り、シュッシュオンラインの混雑状態は更に激化していて、3時間以上に及ぶシュッシュオンラインの末に1度も入れずにパーティ解散、などといった事例も報告されている。

待望の新WS習得を目指す、多くのユーザーからは「新しいWSを習得したい人が多数殺到して、大混雑することは分かりきっているのに、なぜ開発は混雑対策もせず安易に緩和などするのか」、「緩和するなら混雑対策もしっかり考えてほしい」等と批判が出た。
しかし「ヴァナ★フェス2008 in 後楽園」で、開発陣の口から「ナイズルは手を入れたばかりなので当面は修正の予定はない」「混雑していたら時間をずらしてほしい」「連打合戦の合間に『ディシディア ファイナルファンタジー』をやって頂ければ…」などの発言があり、時間が経てば落ち着くだろうから放置しておこうという開発陣のユーザー軽視の姿勢が垣間見え、特に対策は打たれないまま放置された。

その後100層到達者や装備獲得済みのプレイヤーの数が増えるにつれて徐々に混雑は落ち着きを見せ、2009年6月時点ではピーク時間でも入りやすくなっていた。
2008年12月18日に実装された「モブリンズメイズモンガー」でもシュッシュオンライン合戦が繰り広げられた。

実装直後に新コンテンツを試そうというPCが殺到することでもシュッシュオンラインが発生したが、こちらはメイズルーンの揃わない環境ではうまみに欠けるため、ほどなく解消された。しかし、メイズタビュラのコピーによって誰でも活用できるようになった2009年4月9日以降、主にMMM駆除部1課によるレベル上げの容易さが広まるにつれて、発生頻度は増大した。

MMMナイズル島と違って突入処理は入り口を調べるのではなく専用のアイテムトレードすること、パーティーリーダーのみが突入処理を行える点などが異なるが、基本的なシステムはナイズル島と全く同じであるため、ナイズル島と同じく突入時リトライ連打となっている。
排出時に画面が暗転したまま回線が応答しなくなるなどの特徴もそのままであり、常花の石窟サーバーがダウンすることも同様である
注釈3
2010年3月第一週発表分だけでも、3回:Phoenix、2回:DiabolosFenrirLeviathanOdinRamuhRagnarokShivaUnicorn、1回:BahamutSirenTitan


ユーザーからは「開発はナイズル島の失敗点・反省点を何も学習していないのか」と非難が出ていた。そこで取られた対処は、常花の石窟サーバーに障害を発生させないことを優先した入場制限であった。これは、裏パッチとして同時に突入できる人数を50人程度に制限するというものであり、その甲斐あって2010年4月9日以降、サーバーがダウンすることは見られなくなったが、突入人数の減少は、シュッシュオンラインにとっては、他の狩場への流出を考慮しても少なからず悪影響をもたらすものであった。

また、MMMによるレベル上げへの人気集中のため、アルタナミッションジュノ、擾乱」でもなかなか入れないという状況も起きていた。

アビセア実装以降、経験値稼ぎのトレンドが許容人数や稼ぎの大きいアビセア乱獲に移行したことで、MMMシュッシュオンラインも落ち着きを見せた。
2010年4月12日にAlexanderワールドで初めて発生が確認された無影大王討伐においてもシュッシュオンラインが発生した。こちらは、1週間という時間制限もあって列を作って並ぶことで解消されたワールドも少なくないが、長大な待ち時間という別の問題に置き換えられた形である。
2010年12月7日のバージョンアップ実装された神竜でもシュッシュオンラインは発生した。
ミッション最終BFとしての性格に止まらず、レアアイテムを入手するBFとしての性格を持つため人気であり、特に胴のドロップが悪いことから、開始条件の困難さにもかかわらず参加者は数多く存在している。

ドロップ率の低い装備を、レアとはいえ現実的な確率に引き上げる青弱点回復、競争率を下げるための人数削減という3点から、を軸に22:00~6:00
注釈4
実際には安全策としてもう少し範囲は狭い。
戦闘を開始できるようにこの時間帯に集中、事前に突入して待機するパーティまで出現した。結果、シュッシュオンライン放置ヴァナ1日の間に繰り返されることとなった。
2012年9月25日のバージョンアップミーブル・バローズが追加された後にもシュッシュオンラインが再発したワールドがいくつかあった。

そもそもミーブル・バローズで使用するエリアルホッツ銀山」「常花の石窟」「ゴユの空洞」はいずれもMMMや一部ミッションで使用するエリアであり、ミーブル・バローズ導入以前より一定数の利用者が存在していた。

特に水晶の龍ナイズル島未開領域踏査指令レギオンなどの高難度コンテンツを攻略するゴールデンタイムでは、攻略の合間にSPアビリティを再使用可能にするために『MMM警備課調練室技能の薬を調達する』という理由でMMMを利用する人が相当数存在していた。

またミーブル・バローズ自体も3~6人で攻略可能な比較的低難度のコンテンツであり(後に緩和)、ハードルが低くLS仲間やフレ同士などで気軽に参加できるため、ゴールデンタイムにはある程度の利用者が発生した。

それらの時間帯が互いに重なったことでエリア利用者が多く集まり、結果としてシュッシュオンラインの再来を体験した人も多かった。
アドゥリンの魔境リリース以降に実装されたコンテンツにおいては、インスタンスエリアへの入室がトリガーを所持している限り、事実上時間縛りなしで連続して可能となった。
そのために新規コンテンツ実装直後等に対象となるエリアシュッシュオンラインとなることが度々発生している。

ただし、対策はされているようで、アドゥリンエリアにおいては、入室に失敗した場合も自動でリトライする仕様に変更されている様子である。
2013年12月11日のバージョンアップにより、それまで3人以上のパーティ/アライアンスを組まなければ挑戦できなかったサルベージに、ソロでも挑戦できるよう解放されてから、ソロでも他遺構よりアレキサンドライトの入手がしやすいとされるアラパゴ遺構-IIへの侵入が非常に増えた。
多くのワールドアラパゴ遺構がしシュッシュオンラインとなり、酷い時にはサーバーがダウンすることも頻発した。

このため2014年5月16日より、アラパゴ遺構のみインスタンス生成数が制限され、1分間につき1つのキャラクター/パーティ/アライアンスの入場となった。
さらに2014年6月17日のバージョンアップでは、同エリアへの同一キャラクターによる入場が地球時間1日1回に制限された。
2016年4月5日のバージョンアップアンバスケード実装され、シュッシュオンラインが発生した。
RME強化で需要が高い素材・新装備報酬にあることや、実装段階からソロで入室可能なことなどからソロプレイヤー集中し、緊急メンテナンスで混雑対策が行われるほどであったが、根本的な原因の解消とはならず、2016年5月10日のバージョンアップで入室申請の登録システムが実装されるまでシュッシュオンラインが続いた。

また、別問題ではあるが翌日にはエリアに関わらずサーバーから切断されてしまったり、ログインできない場合がある障害が発生し、長時間に及ぶ緊急メンテナンスが行われた。
プレイオンライン ログイン障害発生のお知らせ(4/6)
プレイオンライン ログイン障害発生に伴う復旧作業のお知らせ(4/6)
関連項目
ナイズル島踏査指令】【モブリンズメイズモンガー】【MMM駆除部1課

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