ランダム
ワープによる期待値が6~7層のため、100層を狙う場合は平均して16回近くフロアを踏破する必要がある。単純計算では1層あたり2分を切る程度の進度が100層踏破の目安となるが、突入直後の準備や
ワープ時の
硬直時間が介在するので実際に行動できる時間はそれよりも少ない。
よって如何に敵の撃破や移動にかかる時間を短縮できるかが至上命題となってくる。
『
ギアに注意』の際の
ペナルティを避けるため、
遠隔攻撃での
釣り手段があると良い(相手に
感知される前にこちらから
攻撃を仕掛ければ
ペナルティは発生しない為)。
ペナルティが
トークン減少や
パトス付与であればまだよいが、滞在時間の減少であった場合は攻略はかなり絶望的となる。
また良
編成で手慣れたメンバーの集まりであっても、ランダム
ワープで2~3層を連発したり、ランプの手順や
殲滅など時間が掛かる層が多頻度で出現したり、不慮の事故で
戦闘不能になるなどの不運で失敗することは多々あり、確実に成功するという保証は皆無である。
そういった意味では、失敗にめげず何度も挑戦する心こそが攻略に最も重要な要素なのかも知れない。
攻略中は特に
PTメンバー間の意思の疎通が重要で、事前に
ワープ後に誰がどの方向を主に捜索するか、ランプの点灯の方法、緊急時に救援を呼ぶ方法などを決めておき、適時報告し合うことで時間のロスを防ぎ、結果として攻略の成功率を上げることが出来る。
よって如何に手慣れているか、意思の疎通が出来るかが成否を分ける主要因といえる。
アイテムレベル実装後の現在では、ポール役と
殲滅役の
青魔道士の2
キャラで容易に100層到達を狙うことが出来る。
もっとも、以前と同様にランプやランダム
ワープといった不確定要素が絡むが。
以下は
アイテムレベル実装前の攻略法である。
時間短縮のため、
前衛は
パウダーブーツや
エルメスクエンチャ・
走者の薬・
とんずらを駆使しして移動時間を短縮、
HP回復は
リジェネや
オーラなどの持続的に
回復する手段を取ることで
後衛の負担を減らして余裕の出来た
MP/時間で他の
強化を充実させる、といった手法が主にとられる。
上記を満たすため、
パウダーブーツを
装備可能な
前衛と、
リジェネに長けて
オーラが使える
学者が重宝されていた
。
装備品はブロック20の
NQやブロック40の+1では
強化前の
エンピリアン装束並みに使えない性能で、
打ち直しの
素材になることもなく、ボス撃破の記念品としての価値しかない。このため、下位層のボスを倒すことに意味がない。
ブロック80の+3からようやく実用性が見えてくるが、ランダム
ワープのためにそこまでたどり着くこと自体が非常に厳しいものとなっている。また100層以外の
装備品はモグ預りできないというマイナス要素もある為、結局のところ100層以外の
装備品は見向きもされないというのが現状である。
開発が
知識と経験を重ねて80ブロック到達。さらに運も合わせて100ブロックへ到達できるバランスと明言したが、実際には運に運を重ねて60がやっと。
装備と効率を極めて何とか80であったため、プレイするには運を打ち勝てるゴリ押しとして強烈な
装備や
ジョブ縛りが発生。もしくは攻略要素が運でしかないことにあきれて放棄する大多数の層に分かれてしまった。
更に、当初は
目標ブロックという仕組みがなく、ランダム
ワープを使うと100ブロックを通り越して一桁のブロックまで戻されてしまうこともあったため、100ブロックに到達するにはランダム
ワープでぴったり100層を引き当てるか、時間に余裕をもった状態で98・99ブロックあたりに到達しなければならず、
ジョブ・
装備品縛りをした上でかなりの強運を有していないと100ブロックの挑戦権すら得られないという状況であった。
また毎回の突入目的が深層突破してボス撃破のため、必然的に大量の
テンポラリアイテムを持参しての参加になり、
トークンの赤字が膨大なものとなっていた。
導入直後の混雑による所謂
シュッシュオンライン対策として、
ナイズル島未開領域踏査指令からの退場後は30分間の再突入制限が課せられていた
。
しかし、あまりにもコンテンツの出来が悪く超過疎状態となってしまったゆえに、この制限は2012年2月16に撤廃されている。
2012年3月27日のバージョンアップでは、これらの不満に応える形で、
目標ブロックの導入、
テンポラリアイテムの交換レート引き下げ、ボス層の攻略を重ねることで1
ランク上の
装備を狙えるようになるなどのテコ入れが行われた。最盛期の旧ナイズルの人気にはさすがに遠く及ばないものの、
戦術も徐々に確立されてきたことで、
野良メンバーで挑む者も増えつつあるようだ。
2012年12月13日のバージョンアップでは、ランダム
ワープで進める層の幅が2~9から2~11へと拡大され、かつ「ランプの点灯」の
目標の待ち時間も短縮、
アイテム交換に必要な
天文盤の数の減少と、さらなる緩和が行われている。
2013年3月27日のバージョンアップにより、
オーラの効果が
弱体化された影響で、結果的に緩和前と同等程度の難易度となった。
ここまでの時点で、前4詩学の
メナス武器防具なしの固定6人で100層が5割以上
クリアできる程度である。もちろん
メナス武器があれば踏破できる確率はもっと上がる。
2015年5月14日のバージョンアップでは「同時に点灯」のランプの点灯時間が
ナイズル島踏査指令共々30秒から5分に延長され、
ソロで詰む可能性が低くなっている。