モグの預り帳

記事名読み
もぐのあずかりちょう/Moogle Storage Slip/Pfandschein/Repert. Mog
アイテムNPCに預けるサービスに使用するアイテム2010年12月7日のバージョンアップで初実装された。


概要
モグの預り帳は複数存在し、アイテムの入手可能コンテンツごとに区別されており、それぞれに対応したアイテムを預けることができる。
パーツ単位出し入れが可能なほか、強化された装備品についても預けることが可能。ただし一部には条件が必要なものがある(モグの預り帳【13】オーグメントを付与させないと預けることができない)。

各預り帳に預けられるアイテム数の上限は192個
入手・使用方法
モグの預り帳は、NPC"Porter Moogle"から1,000ギルで購入できる。配置場所は【Porter Moogle】を参照。
アイテムを預り帳に預ける場合も取り出す場合も、このPorter Moogleが担当している。預り帳は一度購入すれば繰り返し使うことができ、アイテム出し入れの度にギルを支払う必要はない。

預ける際は預けたい装備品とそれらに対応するモグの預り帳を同時にトレードすることで預けられる。
一度のトレードで複数個同時に預けることも可能。既に預けている物が紛れていても、それ以外が預けられた上で残りは返却される。
取り出す時は、1個取り出した後、立て続けに次のアイテム取り出し画面になるため、並んだアイテムを一気に取り出す場合は決定ボタンを連打すればよい。
従来の預りシステムと異なり、このようにアイテムをまとめて預けたり取り出すことが可能で扱い易くなっている。
注意点
アイテムが登録されているモグの預り帳を捨てることはできない。個々のアイテムにデータが登録されているタイプのものは、誤って捨てるとGMの手を借りても中のデータまで戻してもらうことはできなかったため、うっかり捨てのリスクが高かったが、このアイテムはそのような取り返しのつかないことが起きないような親切設計になっている(捨てるを選択すると「そのリクエストはエラーになりました。」と表示される)

なお、メイジャンの試練を行っている最中のアイテムは預けられない。当初は預けることができたが、試練の記録が削除されてしまうため、2011年2月15日のバージョンアップで預けられないように変更された。
また、エンチャントアイテムを預けた場合、返却時に再使用までの残り時間が最大になるのは従来の預かりと同様である。
預けられる装備品
サルベージリンバスなどで手に入る装備品群や、アーティファクトレリック装束エンピリアン装束、これまでNPCに預けられなかったエンチャントアイテムの一部などが対象となっている。大半がExアイテムであるが、例外的に連合軍戦績交換品の防具を預けることが可能である。

モグの預り帳【X】」のXにより預けられるアイテムが分類される。大部分は防具が対象だが、アーティファクト武器など一部の武器も預けられる。

モグの預り帳種類
モグの預り帳【01】サルベージ装備ナイズル装備皇国軍戦績交換武器作戦戦績交換品
注釈2
Ex付きの装備のみで、アクセサリは対象外。
ペルデュ武器闇血のアンプル交換装備品
注釈3
当初ストリンガー+は対象外だったが、2011年7月12日のバージョンアップで預けることができるようになった。
ヴァルグリンド戦利品
モグの預り帳【02】免罪装備Lv75)、四神装備リンバス獣人古銭交換品、七元徳装備ユニティリーダーシャツ
モグの預り帳【03】花鳥風月装備連合軍戦績交換品、将領BF頭装備ヴォイドウォッチトワイライト装備蝕世のエンブリオ報酬装備
モグの預り帳【04】アーティファクトアーティファクト武器
注釈6
スクロールである虚誘掩殺の策を除く。当初アーティファクト武器は対象外だったが、2011年2月15日のバージョンアップで預けることができるようになった。
モグの預り帳【05】アーティファクト+1
モグの預り帳【06】レリック装束レリックベルトレリックケープを含む)
モグの預り帳【07】レリックカスタム
モグの預り帳【08】エンピリアン装束エンピリアンアクセサリ
注釈7
当初耳装備は対象外だったが、2011年7月12日のバージョンアップで預けることができるようになった。
各3種を含む)
モグの預り帳【09】エンピリアン装束+1
モグの預り帳【10】エンピリアン装束+2
モグの預り帳【11】コスチューム装備国旗トレイニー装備イベント報酬アイテム投てき腰装備調度品など)
モグの預り帳【12】損壊したレリック装束
モグの預り帳【13】レリック装束+2
モグの預り帳【14】ナイズル島未開領域踏査指令オーディンの間-II戦利品Lv45・99サルベージ装備ドメインベージョン
モグの預り帳【15】アーティファクトItemLevel:109
モグの預り帳【16】アーティファクトItemLevel:119
モグの預り帳【17】レリック装束ItemLevel:109
モグの預り帳【18】レリック装束ItemLevel:119
モグの預り帳【19】イベント報酬アイテム2
モグの預り帳【20】エンピリアン装束ItemLevel:109
モグの預り帳【21】エンピリアン装束ItemLevel:119
モグの預り帳【22】イベント報酬アイテム3
モグの預り帳【23】アンバスケード
モグの預り帳【24】アーティファクトItemLevel:119+2
モグの預り帳【25】アーティファクトItemLevel:119+3
モグの預り帳【26】レリック装束ItemLevel:119+2
モグの預り帳【27】レリック装束ItemLevel:119+3
モグの預り帳【28】アンバスケード2
モグの預り帳【29】エンピリアンItemLevel:119+2
モグの預り帳【30】エンピリアンItemLevel:119+3
モグの預り帳【31】イベント報酬アイテム4
経緯
従来の装備品保管では、一式でなければ預かってもらえない、HQにすると預かってもらえない、などの問題から来る使い勝手の悪さが指摘されていた。

Lv75以上のキャップ開放に伴い、使わなくなったり、特定の局面で使用されるものの常用はされないエクレア装備も増え、新たな装備品保管の追加・拡充がプレイヤーから強く望まれていた。だが、単純に保管できる装備を増やしたり、一式ではなく1つずつにするなどの変更はリソース上の問題があり
注釈9
松井聡彦氏はTwitterにて「薄い財布」と表現しており、かなりのデータ容量が必要になることがうかがえる。
、簡単には拡充できなかった模様。

このシステムは「アイテム1つ1つにデータを記録する」という仕組みと、アイテム預かりを組み合わせて、プレイヤーの需要に応えつつ極力リソースを圧迫しないよう開発されたものである。

このようにリソースを圧迫せずに大量のアイテムを保管できることがモグの預り帳の強みではあるが、アイテムを1ビットで保管することでシンプルな仕様を保っている関係上、ランダムオーグメント付きのアイテムや、スタックアイテムを複数個預かろうとすると開発コストが跳ね上がってしまうため、このようなアイテムの保管には適さない。

また預り帳の数が増えたことでだいじなものにできないかという意見も出ているが、そもそも預り帳は「だいじなもので保管しようとすると追加される量が半端ないので、アイテムデータのなかに閉じ込められないかな?ということで出てきた仕様」であり、だいじなものにするという方向性はこのコンセプトに逆行するアイデアとなるため、実現は極めて困難である。一応預り帳に全装備を預けている状態ならまとめてフラグ化できることが示唆されているが、その後はその預り帳に一切アイテムを追加できなくなるため、これはこれで難しい面があるようである。

2015年2月現在、モグの預り帳の仕様上の収納数上限が近づいており、預り帳の種類自体にも上限があることが示唆されている。
歴史
関連項目
Porter Moogle】【装備品保管】【イベントアイテム保管】【イベントアイテム保管NPC

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