ナイズル島未開領域踏査指令(ないずるとうみかいりょういきとうさしれい/Nyzul Isle Uncharted Area Survey)
ナイズル島/ナイズル島監視哨で行われるアサルト。通称「新ナイズル*1」。
傭兵階級による制限はない。
2012年2月14日のバージョンアップで追加された、ナイズル島で行う2つ目のアサルト。
レベル99向けの少人数バトルコンテンツとして位置づけられており、従来のナイズル島アサルトをベースにより難易度の高いものになっている。
作戦中の基本的なルールは「ナイズル島踏査指令」と同様のため、そちらも参照されたい。
この他出現するノートリアスモンスターもほぼ一新されており、ドロップアイテムとして不確定アイテムや装備品も追加されている。
併せて、
以上の変更が旧ナイズルともにされている。
常に1ブロックからのスタートになるため、毎回5層ずつコツコツ進行するといった旧ナイズルの攻略方針は通用しなくなっている。
深層のHNMほどいい装備を持っており、低層で取得できる装備品は上位装備の下位互換品でしかないため基本的には上へ上へと上っていく事になる。
一度にランダムな階層(2~11層)をワープできるようになっているがこのワープが曲者で、何層進めるかは完全に運任せとなる。
突入時には目標ブロック(20の倍数ブロック)を設定する。設定したブロックの先には進まないので、目標ブロックに到達するまではひたすらランダムワープをすれば良い。
通常層を徘徊しているNM(を倒すと出現する宝箱)から不確定アイテムが手に入るのも同様である。こちらでは鎮魂武器を落とさなくなった代わりに、アレキサンドライトをドロップする。また、20ブロック毎のHNMの場合は木綿の巾着【金緑石】をドロップすることがある。
また、100ブロックのNMを討伐すると称号「未踏領域を踏破せし者」(Delver of the Depths)が得られる。
ブロック毎に部位が決まっていた旧装備とは異なり、すべての部位の中から1~3個をドロップする。またブロック40では+1、ブロック60では+2...というように、階層が進むほど装備品のグレードも上昇していく。100層では+4に相当する、別名称の装備品をドロップする。
装備ジョブやグラフィックは旧ナイズル装備を踏襲している。
但しからくり士のみ、ジョブの方向性が定まったためかゴリアード系のテチアン装束からデナリ系のユクシン装束に変更されている。
だいじなものは1度交換すると消滅する。また、複数の同じだいじなものを所持することはできない。
よって如何に敵の撃破や移動にかかる時間を短縮できるかが至上命題となってくる。
『ギアに注意』の際のペナルティを避けるため、遠隔攻撃での釣り手段があると良い(相手に感知される前にこちらから攻撃を仕掛ければペナルティは発生しない為)。ペナルティがトークン減少やパトス付与であればまだよいが、滞在時間の減少であった場合は攻略はかなり絶望的となる。
また良編成で手慣れたメンバーの集まりであっても、ランダムワープで2~3層を連発したり、ランプの手順や殲滅など時間が掛かる層が多頻度で出現したり、不慮の事故で戦闘不能になるなどの不運で失敗することは多々あり、確実に成功するという保証は皆無である。
そういった意味では、失敗にめげず何度も挑戦する心こそが攻略に最も重要な要素なのかも知れない。
攻略中は特にPTメンバー間の意思の疎通が重要で、事前にワープ後に誰がどの方向を主に捜索するか、ランプの点灯の方法、緊急時に救援を呼ぶ方法などを決めておき、適時報告し合うことで時間のロスを防ぎ、結果として攻略の成功率を上げることが出来る。
よって如何に手慣れているか、意思の疎通が出来るかが成否を分ける主要因といえる。
アイテムレベル実装後の現在では、ポール役と殲滅役の青魔道士の2キャラで容易に100層到達を狙うことが出来る。
もっとも、以前と同様にランプやランダムワープといった不確定要素が絡むが。
以下はアイテムレベル実装前の攻略法である。
時間短縮のため、前衛はパウダーブーツやエルメスクエンチャ・走者の薬・とんずらを駆使しして移動時間を短縮、HP回復はリジェネやオーラなどの持続的に回復する手段を取ることで後衛の負担を減らして余裕の出来たMP/時間で他の強化を充実させる、といった手法が主にとられる。
上記を満たすため、パウダーブーツを装備可能な前衛と、リジェネに長けてオーラが使える学者が重宝されていた*4。
ブロック80の+3からようやく実用性が見えてくるが、ランダムワープのためにそこまでたどり着くこと自体が非常に厳しいものとなっている。また100層以外の装備品はモグ預りできないというマイナス要素もある為、結局のところ100層以外の装備品は見向きもされないというのが現状である。
開発が知識と経験を重ねて80ブロック到達。さらに運も合わせて100ブロックへ到達できるバランスと明言したが、実際には運に運を重ねて60がやっと。装備と効率を極めて何とか80であったため、プレイするには運を打ち勝てるゴリ押しとして強烈な装備やジョブ縛り*5が発生。もしくは攻略要素が運でしかないことにあきれて放棄する大多数の層に分かれてしまった。
更に、当初は目標ブロックという仕組みがなく、ランダムワープを使うと100ブロックを通り越して一桁のブロックまで戻されてしまうこともあったため、100ブロックに到達するにはランダムワープでぴったり100層を引き当てるか、時間に余裕をもった状態で98・99ブロックあたりに到達しなければならず、ジョブ・装備品縛りをした上でかなりの強運を有していないと100ブロックの挑戦権すら得られないという状況であった。
また毎回の突入目的が深層突破してボス撃破のため、必然的に大量のテンポラリアイテムを持参しての参加になり、トークンの赤字が膨大なものとなっていた。
導入直後の混雑による所謂シュッシュオンライン対策として、ナイズル島未開領域踏査指令からの退場後は30分間の再突入制限が課せられていた*6。
しかし、あまりにもコンテンツの出来が悪く超過疎状態となってしまったゆえに、この制限は2012年2月16に撤廃されている。
2012年3月27日のバージョンアップでは、これらの不満に応える形で、目標ブロックの導入、テンポラリアイテムの交換レート引き下げ、ボス層の攻略を重ねることで1ランク上の装備を狙えるようになるなどのテコ入れが行われた。最盛期の旧ナイズルの人気にはさすがに遠く及ばないものの、戦術も徐々に確立されてきたことで、野良メンバーで挑む者も増えつつあるようだ。
2012年12月13日のバージョンアップでは、ランダムワープで進める層の幅が2~9から2~11へと拡大され、かつ「ランプの点灯」の目標の待ち時間も短縮、アイテム交換に必要な天文盤の数の減少と、さらなる緩和が行われている。
2013年3月27日のバージョンアップにより、オーラの効果が弱体化された影響で、結果的に緩和前と同等程度の難易度となった。
ここまでの時点で、前4詩学のメナス武器防具なしの固定6人で100層が5割以上クリアできる程度である。もちろんメナス武器があれば踏破できる確率はもっと上がる。
2015年5月14日のバージョンアップでは「同時に点灯」のランプの点灯時間がナイズル島踏査指令共々30秒から5分に延長され、ソロで詰む可能性が低くなっている。
傭兵階級による制限はない。
作戦領域:ナイズル島
作戦目標:現地にて戦術目標を達成
募集要員:レベル99(レベル制限不可) 1~6人
作戦指令:
調査中の皇立文化財調査事業団から我が軍の手が及んでいない領域を発見したとの報告を受けた。未開の領域ゆえより慎重な調査の必要がある。有志のアサルト要員は、現地で発令される戦術目標を達成してもらいたい。なお、これは非公式な作戦であり報酬はない。
2012年2月14日のバージョンアップで追加された、ナイズル島で行う2つ目のアサルト。
レベル99向けの少人数バトルコンテンツとして位置づけられており、従来のナイズル島アサルトをベースにより難易度の高いものになっている。
作戦中の基本的なルールは「ナイズル島踏査指令」と同様のため、そちらも参照されたい。
「ナイズル島踏査指令」との違い 編
- 現在の踏破ブロックに関わらず、常にブロック1からのスタートになる。
- ブロックを移動する際、複数階層(2~11のランダム*2)を一気に進むことができる。
- 出現モンスターの強さが高レベル帯に合わせて調整されている。
- ノートリアスモンスターが鎮魂武器をドロップしない。
- 戦利品としてアレキサンドライト/木綿の巾着【金緑石】/亜麻の巾着【金緑石】を入手できる場合がある。
この他出現するノートリアスモンスターもほぼ一新されており、ドロップアイテムとして不確定アイテムや装備品も追加されている。
併せて、
以上の変更が旧ナイズルともにされている。
常に1ブロックからのスタートになるため、毎回5層ずつコツコツ進行するといった旧ナイズルの攻略方針は通用しなくなっている。
深層のHNMほどいい装備を持っており、低層で取得できる装備品は上位装備の下位互換品でしかないため基本的には上へ上へと上っていく事になる。
一度にランダムな階層(2~11層)をワープできるようになっているがこのワープが曲者で、何層進めるかは完全に運任せとなる。
突入時には目標ブロック(20の倍数ブロック)を設定する。設定したブロックの先には進まないので、目標ブロックに到達するまではひたすらランダムワープをすれば良い。
出現する敵 編
20ブロックごとに出現するボスの法則は旧ナイズルと異なり、80,100では固定となっている。ブロック | NM | 種族 | 備考 |
20,40,60 | Stealthlord Haraal Ja | マムージャ族 | Gulool Ja Jaと同じ双頭タイプ |
Stheno | メドゥーサ族 | Medusaと同じグラフィック | |
Dabargar the Stoic | トロール族 | Gurfurlur the Menacingと同じ顎鬚タイプ | |
80 | Lord Vryko | ヴァンピール族 | |
100 | Dvali Jonah | ドゥエルグ族 |
報酬 編
ナイズル島踏査指令と同様、生還時には作戦戦績の代わりにトークンが得られる。*3通常層を徘徊しているNM(を倒すと出現する宝箱)から不確定アイテムが手に入るのも同様である。こちらでは鎮魂武器を落とさなくなった代わりに、アレキサンドライトをドロップする。また、20ブロック毎のHNMの場合は木綿の巾着【金緑石】をドロップすることがある。
また、100ブロックのNMを討伐すると称号「未踏領域を踏破せし者」(Delver of the Depths)が得られる。
20ブロック毎にいるHNMからの装備品 編
20ブロック毎に出現するHNMから、旧ナイズル装備に相当する新たな装備品を入手できる。ブロック毎に部位が決まっていた旧装備とは異なり、すべての部位の中から1~3個をドロップする。またブロック40では+1、ブロック60では+2...というように、階層が進むほど装備品のグレードも上昇していく。100層では+4に相当する、別名称の装備品をドロップする。
装備ジョブやグラフィックは旧ナイズル装備を踏襲している。
但しからくり士のみ、ジョブの方向性が定まったためかゴリアード系のテチアン装束からデナリ系のユクシン装束に変更されている。
天文盤 編
20の倍数ブロックにいるボスを規定回数倒すことで、特定ランクの任意の新ナイズル装備(後述)と交換できる天文盤(だいじなもの)を入手できる。天文盤アトルガン白門(L-9)(公務代理店のナイズル島のコーナー)にいるBerangereに交換してもらえる。討伐 ブロック | だいじなもの | 規定討伐回数 | 装備 |
20 | 青銅の天文盤 | 5 | レイク装束+1、ユクシン装束+1、テチアン装束+1 |
40 | 白銀の天文盤 | 5 | レイク装束+2、ユクシン装束+2、テチアン装束+2 |
60 | 霊銀の天文盤 | 5 | レイク装束+3、ユクシン装束+3、テチアン装束+3 |
80 | 黄金の天文盤 | 5 | ポルキス装束、タウマス装束、ナレス装束 |
100 | 白金の天文盤 | 1 | ポルキス装束、タウマス装束、ナレス装束 |
だいじなものは1度交換すると消滅する。また、複数の同じだいじなものを所持することはできない。
攻略 編
ランダムワープによる期待値が6~7層のため、100層を狙う場合は平均して16回近くフロアを踏破する必要がある。単純計算では1層あたり2分を切る程度の進度が100層踏破の目安となるが、突入直後の準備やワープ時の硬直時間が介在するので実際に行動できる時間はそれよりも少ない。よって如何に敵の撃破や移動にかかる時間を短縮できるかが至上命題となってくる。
『ギアに注意』の際のペナルティを避けるため、遠隔攻撃での釣り手段があると良い(相手に感知される前にこちらから攻撃を仕掛ければペナルティは発生しない為)。ペナルティがトークン減少やパトス付与であればまだよいが、滞在時間の減少であった場合は攻略はかなり絶望的となる。
また良編成で手慣れたメンバーの集まりであっても、ランダムワープで2~3層を連発したり、ランプの手順や殲滅など時間が掛かる層が多頻度で出現したり、不慮の事故で戦闘不能になるなどの不運で失敗することは多々あり、確実に成功するという保証は皆無である。
そういった意味では、失敗にめげず何度も挑戦する心こそが攻略に最も重要な要素なのかも知れない。
攻略中は特にPTメンバー間の意思の疎通が重要で、事前にワープ後に誰がどの方向を主に捜索するか、ランプの点灯の方法、緊急時に救援を呼ぶ方法などを決めておき、適時報告し合うことで時間のロスを防ぎ、結果として攻略の成功率を上げることが出来る。
よって如何に手慣れているか、意思の疎通が出来るかが成否を分ける主要因といえる。
アイテムレベル実装後の現在では、ポール役と殲滅役の青魔道士の2キャラで容易に100層到達を狙うことが出来る。
もっとも、以前と同様にランプやランダムワープといった不確定要素が絡むが。
以下はアイテムレベル実装前の攻略法である。
時間短縮のため、前衛はパウダーブーツやエルメスクエンチャ・走者の薬・とんずらを駆使しして移動時間を短縮、HP回復はリジェネやオーラなどの持続的に回復する手段を取ることで後衛の負担を減らして余裕の出来たMP/時間で他の強化を充実させる、といった手法が主にとられる。
上記を満たすため、パウダーブーツを装備可能な前衛と、リジェネに長けてオーラが使える学者が重宝されていた*4。
問題点 編
装備品はブロック20のNQやブロック40の+1では強化前のエンピリアン装束並みに使えない性能で、打ち直しの素材になることもなく、ボス撃破の記念品としての価値しかない。このため、下位層のボスを倒すことに意味がない。ブロック80の+3からようやく実用性が見えてくるが、ランダムワープのためにそこまでたどり着くこと自体が非常に厳しいものとなっている。また100層以外の装備品はモグ預りできないというマイナス要素もある為、結局のところ100層以外の装備品は見向きもされないというのが現状である。
開発が知識と経験を重ねて80ブロック到達。さらに運も合わせて100ブロックへ到達できるバランスと明言したが、実際には運に運を重ねて60がやっと。装備と効率を極めて何とか80であったため、プレイするには運を打ち勝てるゴリ押しとして強烈な装備やジョブ縛り*5が発生。もしくは攻略要素が運でしかないことにあきれて放棄する大多数の層に分かれてしまった。
更に、当初は目標ブロックという仕組みがなく、ランダムワープを使うと100ブロックを通り越して一桁のブロックまで戻されてしまうこともあったため、100ブロックに到達するにはランダムワープでぴったり100層を引き当てるか、時間に余裕をもった状態で98・99ブロックあたりに到達しなければならず、ジョブ・装備品縛りをした上でかなりの強運を有していないと100ブロックの挑戦権すら得られないという状況であった。
また毎回の突入目的が深層突破してボス撃破のため、必然的に大量のテンポラリアイテムを持参しての参加になり、トークンの赤字が膨大なものとなっていた。
導入直後の混雑による所謂シュッシュオンライン対策として、ナイズル島未開領域踏査指令からの退場後は30分間の再突入制限が課せられていた*6。
しかし、あまりにもコンテンツの出来が悪く超過疎状態となってしまったゆえに、この制限は2012年2月16に撤廃されている。
2012年3月27日のバージョンアップでは、これらの不満に応える形で、目標ブロックの導入、テンポラリアイテムの交換レート引き下げ、ボス層の攻略を重ねることで1ランク上の装備を狙えるようになるなどのテコ入れが行われた。最盛期の旧ナイズルの人気にはさすがに遠く及ばないものの、戦術も徐々に確立されてきたことで、野良メンバーで挑む者も増えつつあるようだ。
2012年12月13日のバージョンアップでは、ランダムワープで進める層の幅が2~9から2~11へと拡大され、かつ「ランプの点灯」の目標の待ち時間も短縮、アイテム交換に必要な天文盤の数の減少と、さらなる緩和が行われている。
2013年3月27日のバージョンアップにより、オーラの効果が弱体化された影響で、結果的に緩和前と同等程度の難易度となった。
ここまでの時点で、前4詩学のメナス武器防具なしの固定6人で100層が5割以上クリアできる程度である。もちろんメナス武器があれば踏破できる確率はもっと上がる。
2015年5月14日のバージョンアップでは「同時に点灯」のランプの点灯時間がナイズル島踏査指令共々30秒から5分に延長され、ソロで詰む可能性が低くなっている。
関連項目 編
【アサルト】【ナイズル島】【トークン】【ナイズル島踏査指令】【伊藤泉貴】【天文盤】【アサルト「ナイズル島未開領域踏査指令」不確定アイテムキャンペーン】- *1
- 公称は「ナイズル2」である。
- *2
- 2012年12月13日のバージョンアップ以前は2~9のランダムであった。
- *3
- 目標階層に到達できなくとも、各層の戦術目標を達成し「作戦を中断し、帰還する」を選択した時点で作戦成功となりミッションのコンプリートリストには載る。
- *4
- オーラ弱体前は、合わせて15分近く効果を持たせられる他、効果そのものも現在と異なりヘイスト・リジェネ・リゲインを付与するというとんでもない効果であった。
- *5
- レリミシエンピに大量のパウダーブーツ、適応能力の高い暗黒騎士と強化魔法スキル500でオーラを詠唱できる学者など。
- *6
- →「ナイズル島未開領域踏査指令」の混雑対策について#34