サポ戦(さぽせん)
サポートジョブに戦士をつけている状態のこと。
4つとも、Lv30以上であればどのジョブでも装備可能で、前者3つが盾役用装備として優秀。
アクスベルトは性能自体は悪くないが、両手斧を使えるジョブが少ないため、事実上暗黒騎士専用と言っていい。
後衛職がルーンチョッパーを振るう際などには、装備しておくと良いだろう。
その為、「前衛をやるなら、とりあえず戦士は上げておけ」という声は多く、「サポ戦はあって当然」とまで思うプレイヤーも少なくない。
とは言え、現在では各ジョブの調整が進み、他ジョブでも前衛のサポートジョブとして有用なものも増えており、以前ほどサポ戦が重要視される状況ではなくなっている。
アビリティ/ジョブ特性使用可能Lv早見表 編
メインLv | サポLv | アビリティ/ジョブ特性 |
---|---|---|
10 | 5 | 挑発 |
20 | 10 | 物理防御力アップ |
30 | 15 | バーサク、レジストウィルス |
50 | 25 | ディフェンダー、ダブルアタック |
60 | 30 | 物理攻撃力アップ、HPmaxアップ |
70 | 35 | ウォークライ、レジストウィルス、スマイト |
80 | 40 | ダメージ上限アップ |
90 | 45 | アグレッサー、フェンサー、物理防御力アップ |
マスターレベル5 | 50 | HPmaxアップ、ダブルアタック |
マスターレベル30 | 55 | レジストウィルス |
目的 編
- 挑発
PTにおいて盾役がサポ戦を必要としている最大の理由。
モンスターのターゲットを自分の方に向かせるために、一番確実で有効な手段である。
盾役でなくとも、緊急時にモンスターのヘイトを稼ぐ手段があることで、盾役が崩れたときのサブ盾として立ち回れるようになるのは少なくないメリットである。
特にカット装備が増えた今、盾ジョブでなくともカット装備で身を固め、ディフェンダーを用いればある程度は敵の攻撃に耐える事ができる(無論、過剰な火力の前ではどうしようもないことも少なくないが)。
- 攻撃力アップ
攻撃力を25%上げる*1JAバーサクはメインLv30以上から、攻撃の手数を増やせるジョブ特性ダブルアタックはメインLv50以上から、ジョブ特性物理攻撃力アップはメインLv60以上から、範囲内のパーティメンバーの攻撃力を上げるウォークライはメインLv70以上から利用することが出来る。またスマイトがLv70以上から攻撃力5%付くので、両手武器がメインでありながら除外されている侍や魔導剣士に有効である。
盾を持つことが多いナイトだとフェンサーの特性を大きく生かすことができる。
盾役にとってはタゲ取りの手段として重宝する。もちろんアタッカーにも有効だが、過剰な攻撃力はヘイトが不安定になるなど、マイナスに働くこともある為注意が必要。
マスターレベル5以降はダブルアタックのランクが上がり、発動率が12%に上昇する。
バーサクに関してはサポートジョブではランクが上がらず、25%のままの模様。
- 防御力アップ
ジョブ特性物理防御力アップはメインLv20以上で、防御力を25%上げる*2JAディフェンダーはメインLv50以上で利用できる。
また、地味ではあるがHPmaxアップが1段階ある。
マスターレベル5以降はHPmaxアップのランクが上がり、HP+30される。
なお、バーサク同様ディフェンダーのランクは残念ながら上昇しない模様。
防御力に関して見直しが行われた為、盾役にとってディフェンダーの有用度は増している。
- スキル上げ
主に後衛ジョブが両手武器のスキルを上げる場合に選択する。
PT中ではほとんど殴る事ができないので、ソロやスキル上げPTに参加した時にダブルアタックによる手数アップやアグレッサーで命中不足をある程度補うこともできる。
サポ忍ができない場合、片手武器のスキル上げでもサポ戦にする事がある。
- EXWS目当て
アビセアNM戦で弱点を狙う際にはEXWSの属性WSを撃つ必要があり、そのための人員確保もアライアンス構成の際に肝要となる。弱点要員は基本的に弱点を狙う以外にはNMとの戦闘に大きく関与しないため、サポにはかなり自由が利く。
そのため、担当WSを大幅に増やし、構成に余裕を持たせることができるサポ戦が選ばれることもある。
潜在装備 編
サポ戦を発動条件とする潜在能力を持つ装備は以下のとおり。性能は潜在発動時のもの。名称 | 部位 | 性能 |
マシーナリタージェ | 盾 | 防6 HP+5 MP+10 |
マシーナリーマント | 背 | 防2 敵対心+1 |
マシーナリーピアス | 耳 | VIT+2 |
アクスベルト | 腰 | 両手斧スキル+5 |
4つとも、Lv30以上であればどのジョブでも装備可能で、前者3つが盾役用装備として優秀。
アクスベルトは性能自体は悪くないが、両手斧を使えるジョブが少ないため、事実上暗黒騎士専用と言っていい。
後衛職がルーンチョッパーを振るう際などには、装備しておくと良いだろう。
考察 編
攻守に渡りその性能を引き出すことができる上にターゲットをとる手段として挑発を得ることができる。そのため、長きに渡り前衛のスタンダードなサポートジョブとして確固たる地位を確保していた。その為、「前衛をやるなら、とりあえず戦士は上げておけ」という声は多く、「サポ戦はあって当然」とまで思うプレイヤーも少なくない。
とは言え、現在では各ジョブの調整が進み、他ジョブでも前衛のサポートジョブとして有用なものも増えており、以前ほどサポ戦が重要視される状況ではなくなっている。
- 盾役
挑発は盾役には非常に魅力的。
ディフェンダーでさらなる防御力アップ、忍者ならば空蝉の術による回避に依存することで防御ダウンを無視したバーサクによる攻撃強化が可能。
Lv50を境にダブルアタックなどによる与ダメアップ、緊急時のディフェンダーが使用可能となり、盾役としての安定度が向上する。
反面、追加されるヘイト稼ぎの手段が単体対象且つ30秒に1回の挑発のみ(ウォークライなどもあるが、リキャストが長い)の為、現在では複数体を相手取りやすく、複数のヘイト上昇手段を持つ為短時間でヘイトを稼ぎやすいサポ青などに取って変わられる場面も少なくない。
とはいえ、挑発の強みはフラッシュやフォイル等、基本的なヘイト稼ぎ手段である魔法と異なり、静寂の影響を受けない「アビリティ」であり、「即時発動」である事であり、結局のところケースバイケースであると言える。
- その他前衛
バーサクやダブルアタックなど、削り能力の強化に貢献する要素を享受でき、攻撃が当り難い敵などはアグレッサーで命中を上げることもできる。
また、挑発でリンクや絡まれる時の後衛保護などに活躍できる。
総じて、素直に使いやすいサポートジョブと言えるだろう。
反面、火力が増えるということはヘイトを稼ぎやすいということでもあるため、アビリティの使用タイミングや装備での敵対心軽減など、高レベルになるほど気を配る必要が出てくるサポともいえる。
関連項目 編
【戦士】【サポートジョブ】- *1
- 替わりに防御力が25%下がる。
- *2
- 替わりに攻撃力が25%下がる。