スライム(すらいむ/Slime)
  1. モンスター種族のひとつ。アモルフ類スライム族。本項で解説する。
  2. アニバーサリー企画 コラボレーションイベントドラゴンクエストXから出演するスライム。【スライム(ドラゴンクエスト)】を参照。

アモルフ類スライム族

スライム

得体の知れない黒いゼリー状の体を持ち、体の一部を触手のように伸ばし攻撃してくる。「ウジュルウジュル」という奇妙な音を発しながらダンジョンの床を徘徊する。

全てのスライムアクティブ。感覚器官らしきものは見当たらないが、聴覚感知によりこちらを察知してくる。もともと個体数の少ない種族なので意識することは少ないが、リンクは行わない。

プロマシアの呪縛」にて追加された色違いの亜種クロット(Clot)も似た性質を持ち、ひとまとめにスライムとして扱われることが多い。クロットには一回り巨大な「ボイル」という亜種もいる。

また、黄土色のスライムも存在する。こちらはスライムベルトによって変身できるスライムとして初登場し、後にアドゥリンエリアに配置された。

特徴


軟体ゆえか物理攻撃全般に耐性を持ち(50%カット)、特に格闘属性および打属性は更に強い耐性(75%カット)を持っている。それ故に魔法による攻撃が有効で、特に弱点となる火属性が効果的。ただし、水属性には耐性がある。

物理耐性を持つためいわゆる強敵に分類されるモンスター
レベル上げなどの対象となることはないが、スライムオイルを落とすため素材狩りの対象としてメジャーである。特にコロロカの洞門などではドロップアイテムスライムオイル」を狙って高レベルのPCによって乱獲されることも少なくない。

物理攻撃耐性を持つということで、獣使いペットにした場合はタフで頼れる味方となってくれる。ただし、あやつるに対しては強い耐性がある。

ダボイグスゲン鉱山怨念洞などでは釣りをしていると、スライムが時々釣れる。同じ場所で釣れる他のモンスターカニ)に比べて手ごわい。

なお、フェローシップクエストNMに「Metallic Slime」が存在するが、大量の経験値を得られるわけではない。

特殊技

名称範囲効果備考
フルイドスルー遠隔単体物理ダメージ空蝉1枚消費
フルイドスプレッド自身中心範囲物理ダメージ空蝉複数消費
消化近接単体HP吸収ラーニング可能
技の見た目から水属性攻撃を連想させるが、フルイド~はいずれも物理攻撃であり空蝉での回避が可能。

モンストロス・プレッジ

種族ジョブ
スライム族

習得Lvモンスタースキル効果消費TP備考
1フルイドスルー物理攻撃800
10フルイドスプレッド自身の周囲の敵に物理攻撃1000
10消化追加効果:HP吸収1000

解説

スライム(slime)は本来、どろどろ、ぬるぬるした物質を大ざっぱに指す言葉である。つまり、排水設備などにこびりつくぬめりや、生物の分泌する粘液なども「スライム」である。

ファンタジーではこのような性質を持つ物体を生物化してモンスターとして登場させることもあり、また後述するドラゴンクエストの影響もあって、スライムというとモンスターの姿を思い浮かべる人も多いだろう。

FFシリーズにおける「スライム

FF1から出演している歴史のあるモンスター。このモンスターはさらにD&D(後述)に遡ることができる。物理攻撃に強く、弱点とする攻撃にかなり弱いという難敵であり、FFXIスライム族はこちらに近い。

FF2からはプリンと呼ばれる顔のついたスライムが登場しており、FFシリーズではこちらの方がメジャーとなっている。

FFシリーズ以外の「スライム

  1. ドラゴンクエストシリーズの看板モンスター。第一項のそれとは違い目と口があり、モンスターらしからぬにこやかな微笑みを絶やさない。こういった軟体系モンスターファンタジー世界の定番だが、ここまでグロさを感じさせないデザインもあるまい。
    初回作から最弱モンスターの名をほしいままにしているが、やはりその憎めない表情のせいか人気が上昇。ホイミスライム、バブルスライム、キングスライム等回を追うごとに亜種も続々登場し、人間に味方をするスライムも現れるようになる。
    ぬいぐるみ等の商品化も活発でこちらも人気が高い。この存在によってファンタジー世界におけるスライムの本来のイメージが誤解されていることも多い。

    2013年のアニバーサリー企画 コラボレーションイベントではこちらのスライムFF11FF14に登場している。
  2. 1978年、ツクダオリジナル*1より発売されたおもちゃ。粘土のような、ゼリーのような、独特の触感がくせになる不思議な物体。全世界で1000万個以上を売り上げた大ヒット商品である。
    ちなみに、洗濯のり、ホウ砂、水、食紅(色付け用)といった素材合成すると家庭でも作成可能。
  3. RPGの元祖(正確にはTRPGだが)であるD&Dにおいては、アメーバを巨大化させたようなかなり厄介なモンスター物理的な手段で片付けることがかなり困難であるほか(通常、ランタンのオイル+たいまつなどで焼き殺す。んな余裕があればだが)、下手に皮膚にでも接触しようものなら消化&融合が始まってしまう(キュアディジーズ(病気治療)で癒せるが)。
    ダンジョン内でドアを開けて不用意に入ると頭上に落ちることから、一定の経験を経た人は「まず天井にスライムが張り付いていないかを確認する」癖がついている人も多い。*2
    このあたりを踏まえると、雑魚という扱いのドラゴンクエストよりも、「殴りではほぼ倒せずに魔法を用いる必要がある」というFFXIスライムの方により納得し、また共感できるTRPGプレイヤーは多いのではなかろうか?
  4. 『真・女神転生』(アトラス)では基本的にスライムは悪魔の実体化し損なった形である。その能力も、実体化のときよりは遙かに劣るものである。聖典たる西谷史『女神転生』では、魔王ロキが実体化し損ねて血の色のスライムとなり、手当たり次第に人間吸収していた。スライムとはいえ、魔王スライムは強力である。

なおスクウェア・エニックスは「スライム」を商標として登録している*3(登録時はエニックス)。

関連項目

モンスター】【アモルフ】【クロット】【噂のスライム】【スライムベルト】【スライム(ドラゴンクエスト)
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*1
現在、バンダイ傘下のおもちゃ販売会社パルボックス。
*2
ビジュアル的なイメージが湧きづらい方には、映画“ブロブ~宇宙からの不明物体~”の視聴をお勧めしたい。熱に強いと言う差異はあれど、他はD&D式スライムをほぼ忠実に再現した物体が街を恐怖のどん底に陥れるパニックホラムービーである。
*3
第2385259号。
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