ジョブ名称 | 登場シリーズ | 能力 |
時魔道士 | V・T | 時間と空間を操る魔道士。登場する作品においてスロウやヘイスト、グラビデなど戦闘補助の魔法は時魔道士の独擅場であり、コメットやメテオといった高等な攻撃魔法も行使できた。 補助系は主に赤魔道士に、テレポ・リジェネは白魔道士に、デジョンは黒魔道士に実装されている。他に未実装の時魔法としてはオールド・クィック・ストップ・リターンなどがある。 アルタナの神兵のムービーで「時」という文字が強調されていた為、関連性の高さから期待も大きかった。 しかし、2007年11月3日に行われた「FFXIアルタナ祭りin大阪」のトークセッションや事後談において、プランナーである権代光俊氏よりアルタナの神兵での追加ジョブは踊り子と学者の2ジョブであることが明らかにされた。 さらに、後にバトルディレクターである松井聡彦氏が「『アルタナ』では時間が絡むから時魔道士を入れて!」という意見も多かったんですけど、ヘイストとかスロウを白魔法に振っていることもあって、どうしても時空魔法だけで一本立ちさせられないとかありまして(笑)。」と発言しており、『アルタナの神兵』での時魔道士実装は見送られた。 |
賢者 | III | FFIIIにおける隠しジョブのひとつ。同作品における全ての魔法を使いこなす。 各種魔道士の存在価値が希薄になるため、冒険者サイドには実装されることはないだろうが、PCではあり得ない現象を起こす強力な魔道士系NPCの正体である可能性は否めない(アジドマルジド、シャントット等)。 アルタナの神兵実装の際に、「賢者だと名前負けするので学者にしました。」というコメントがあった為に実装見込みは低くなった。 |
ものまね士 | V・VI・T | 直前に味方が使った技をそのまま真似る。タイムラグのあるオンラインゲームでは実装は限りなく困難だろうし、下手するとパーティ構成「モももももも」で全員百烈拳などという楽しげなこともできそうなため、バランス調整が難しいだろう。 しかしFFXI Creator's voice Ζによると、一時はアルタナの神兵にて実装する決定まで下されたが、見送られたという経緯があるとのこと。今後の実装の可能性は捨てきれない。 |
バイキング | III | FFIIIで水棲系モンスターに対し絶大な能力を発揮したジョブ。当時のシステム的に水棲系への特性が困難だったためか、単にバイキング専用武器が雷属性(今でもそうだが、水棲系のモンスターは雷属性が弱点であった)というお粗末なものであった。しかも成長が遅い部類に属し、専用武器も早々に威力が頭打ちになるなど、あまり使われなかった。 FFXIでは、北方の大陸にバイキングのヒューム族が居るという設定が用意されており、今後の拡張データディスクによっては有り得ないとも言い難いジョブ。 FFXI Creator's voice Ζによると、アルタナの神兵にて追加するか候補に挙がったことがある。 |
ネクロマンサー | V | GBA版FFVの追加ジョブ。常時アンデッド状態という一風変わった能力を持つ。アンデッドを召喚する「盟約」と、特定の敵に止めを刺すと覚える「暗黒魔法」を使うことができる。 暗黒魔法はともかく、獣使いが操れないアンデッドモンスターを操るジョブとしてなら、可能性はあるかもしれない、と思われていた。 しかしのちに、からくり士のジョブコンセプトが本来はネクロマンサーだったことが判明し、実装の可能性は低くなった。 ただし敵側としては、海賊船の上でスケルトンを呼び出すキャラクターがすでに実在する。 |
薬師 | V | その名の通り、薬品を操るのに長けたジョブ。薬師の使う薬品はジョブアビリティ「くすりのちしき」により効果が倍増(通常50回復であるなら薬師が使うと100になる)し、「ちょうごう」で二種の薬品を掛け合わせて上位の(又は全く別の)効果を発現させる事が出来た。 また、薬師は非力だが薬師のみが「のむ」ことが出来る薬品があり、ステータスをドーピング出来たりもした。意外とシステム的にも無理がなく、実装されれば面白そうである。PTメンバーに「のませる」事ができれば、FFXIにおいては未知数のジョブになりそうだ。なお、ひんがしからきたテンゼンが医者モンブローを薬師(くすし)と呼ぶ場面がある。これは古語で「医者」を指す言葉であるが、後に実装されたモンブローのフェイスは、薬品アイテムを使ってサポートを行うなど薬師をイメージした特徴づけがなされている。 |
幻術師 & 魔界幻士 | III | FFIIIにおける召喚士。召喚魔法はFFIIIが初登場であり、新システムを使うジョブとして脚光を浴びた。幻術師が呼び出す召喚獣には白系効果と黒系効果の二種類があり、どちらが現れるかはランダムであったため使いにくかった。 幻術師の上位ジョブである魔界幻士は白と黒を融合させた極大な力(オーディンだと斬鉄剣、バハムートだとメガフレア)を発現させることができ、これが現在のFFにおける召喚魔法の原点と言える。 FFXIでは、事実上、召喚士として実装済み。ただし、西サルタバルタ〔S〕のカンパニエに登場するGaririは魔界幻士と呼ばれており、召喚士とは似て非なる者として存在している。 |
バーサーカー | V | 斧や槌などの巨大なパワーが必要な武器を使うが、常時バーサク状態という特殊なジョブ。 この場合のバーサクとはプレイヤーからの命令が一切出来なくなる(要は勝手に殴り続ける)代わりに、攻撃力が大幅に上昇するというものである。 FFXIのスタンダードジョブ「戦士」はこのバーサーカーをイメージして設計されたとのこと。ジョブアビリティ「バーサク」もその名残りなのかもしれない。また実装はされなかったが、バーサクという魔法がデータ上存在していた。(現在は抹消済) |
魔法剣士 | V | 剣に魔法の力を乗せる「魔法剣」の使い手。単に攻撃魔法(魔法剣ファイアなど)以外に補助魔法(魔法剣ブレイクなど)も使え、他ジョブの攻撃系アビリティとの親和性も良く(例:「魔法剣サンダガ+みだれうち」で機械系や水棲系を叩く等)、オールラウンドで力を発揮した伝説のジョブ。 外見が近東風であり、FFXIの青魔道士の画像を最初に見た古参プレイヤーは真っ先にこれを思い出したと言う。 FFXIでは「魔法剣」が赤魔道士にエン系魔法として継承されている。ジョブとしては赤・青両魔道士が色々な意味で魔法剣士のポジションに着いてしまっているため、実装は難しそうである。 |
陰陽士 | T | 敵をステータス異常にしたりHPやMPを吸収したりする魔法に長ける魔道士。 魔法の名前が三~四文字の漢字になっているという特徴を持つ。(例:ドレイン→命吸唱、スリプル→夢邪睡符、など)弱体魔法を得意とするジョブとしては既に赤魔道士がいるため、実装の可能性は低いと思われるが、式神を使役する召喚タイプのジョブとしてなら可能性はあるかもしれない。 FFXIには召喚士専用装備「陰陽師浄衣」に名前だけ登場している。 また、竜巻下衣の公式設定の中に、『二百年ほど昔、ウィンダスに東方より陰陽師が訪れた』との記述がある為、もしかしたら「ひんがしの国」あたりにこれらの職業についている人物がいるのかもしれない。 |
魔人&導師 | III | FFIIIにおける 黒・白魔道師の上位に位置するジョブ。同作では封印されたレベル8の魔法を行使できたが、すぐに賢者へジョブチェンジ出来るようになることから活躍の場は少なかった。 FFXIでは、追加シナリオ「戦慄!モグ祭りの夜」の報酬アイテムとして「魔人の帽子」が実装された。 名前だけではなく、グラフィックも当時のそれを彷彿させるものであった為、一部の人から「魔人AF頭」と言われている。同時に「導師AF頭」(いわゆるネコミミフード)の方が欲しかったという声も聞かれた。 ジョブとしての実装は賢者と同様の理由で難しいだろう。 |
たまねぎ剣士 | III・T | FFIIIでは、初期からLv90程度に至るまで貧弱なステータスだがそこから驚異的な伸びを見せ、Lv99まで育てることで最強のステータスを持つようになるジョブ。最強であるオニオンシリーズの武器防具を装備できる唯一のジョブでもある。FC版FFIIIでは初期ジョブだったが、DS版では隠しジョブに変更され、殆どの武器防具を装備でき全ての白魔法と黒魔法を使用できるように強化されている。 FFTではPSP版で追加されたジョブだが、全ての武器防具を装備できる代わりにアビリティを一切セットできず、他のジョブのLvをマスターまで上げることでたまねぎ剣士のジョブLvが上がるという特異なジョブ。ジョブLv8以上でステータスが劇的に強化される。 FFXIでは、たまねぎ剣士の代名詞ともいえるオニオンシリーズが初期装備として実装されている。ジョブとしての実装は難しそうだ。 |
ピクトマンサー | VI | コマンド「スケッチ」で対象となるモンスターを空間に描き、そのモンスターの技で対象モンスターを攻撃する。 一回の攻撃で描いたモンスターは消えるので、ペットジョブがペットを出して攻撃して直ぐに引っ込める感じに似てなくもない。 描写面では既存ジョブと被らないと思われるが、モンスターの技という面では既に青魔道士がいる為、実装は期待しづらいと思われる。 |
マシーナリー | VI | マシーナリーとは機械使いの意。様々な機械を使用する事で敵全体の敵を攻撃したり、単体に防御力無視+即死効果や、敵に弱点属性を付けるなど強力かつバラエティに富んだ攻撃が可能であった。 FFXIで機械系のジョブと言えばからくり士だが、イメージは程遠い。「機械」の扱いにもよるが、アビリティで使用かレンジウェポンに装備か、いずれにしても実装されれば面白そうなジョブではある。 |
予言士 | V | GBA版FFVの追加ジョブ。死の宣告、癒しの宣告などのカウントダウン攻撃を行う「宣告」と、数ターン後に疫病、天地崩壊、大噴火等を敵味方を巻き込んでランダムで発動する「予言」といった時間差攻撃を得意とする。どのアビリティも使いどころがなく、取得出来るのはゲームのクリア寸前に到達してからであり、その頃にはPTの殲滅速度も上がっている為に劣化魔道師としての活躍の場も無い。育てるとしたら「ABPアップ」や「てきよけ」が目当てだろう。 FFXIに実装された場合、事前に回復の宣告を白に使っておくことでスリプガによるPT全滅を回避する、アビリティ発動から効果発動までの時間差を利用した精霊の一人重ねがけなど、ジョブ設計次第では悪くない性能になる可能性はある。MPを消費せずに精霊魔法を使えるのも大きい。 |
魔剣士 | III | FFIIIには通常の武器での攻撃では分裂してしまう敵がいたが、この魔剣士が使う暗黒剣と呼ばれる武器(名称はなぜか日本刀)であれば、分裂させずに倒すことができた。 低レベルの白魔法なども扱える。装備できる防具が極端に少ないが、装備さえ揃ってしまえば(FC版IIIにおいて前衛系最強のジョブである)忍者にジョブチェンジ出来るまでの間は主力として活躍する。 FFXIでは既に同系統ジョブの暗黒騎士や、日本刀を扱う侍が存在するので、実装は考えにくい。 |
スーパーモンク | I | FFIにおけるモンクの上位ジョブ。ストーリーを進めイベントを発生させると有無を言わさずスーパーモンクにジョブチェンジした。 基本ステータスが上昇したモンクとしか言えず、装備武器が多くなり外見がカッコ良く(?)なった他は戦術・戦法(ひたすら殴る)共にモンクと変わらなかった。 色々な意味でモンクそのものであり、FFXIでの実装は無さそうである。 |
空手家 | III | FFIIIにおけるモンクの上位ジョブ。同作ではためるのアビリティは空手家のものであり、気を溜めることにより攻撃力は倍加するものの、その間は極度の精神集中状態であるために通常より大きなダメージを受けるほか、 溜め過ぎると力の制御ができずに自爆、己に大きなダメージを与えてしまう危険なものであった。 スーパーモンク同様FFXIではモンクとの差別化が難しく、実装は期待し難い。 |
話術士 | T | 話術によって敵を勧誘したり、様々なステータス異常にしたり、Brave(主に攻撃力やリアクションの発動率に影響)やFaith(主に魔法の成功率やダメージ/被ダメージに影響)を上下させる技を持つジョブ。銃を装備可能。 FFTのシステムゆえに存在した特異なジョブであり、実装の可能性は低いだろう。 |
算術士 | T | 「レベル素数ファイア」「exp3ケアル」など、「計算対象」「条件」「発動魔法」に合致するフィールド内の敵味方すべてに行動を発動できる。FFTでもバランスブレイカーとして知られるため、実装の望みは薄い。 |
野生児 | VI | 一度戦った敵がランダムで出現する専用のエリアがあり(経験値は入らない)出現したモンスターの群れに飛び込むと、その中にいるモンスターが習得済みリストに載る(ランダム要素があり載らない場合もある) 習得したらコマンド「あばれる」でリストからモンスターを選択。戦闘中はプレイヤーの操作を受けつけない状態となり、モンスターの特殊技をランダムで使用する。 戦闘が終わるまでずっと暴れる状態となり炎属性攻撃を吸収する敵に炎技が得意なモンスターで暴れると敵を回復しまくるという使いづらさもあった。 プレイヤー側が操作できなくなるという事からFFXIでの実装の可能性は薄いと思われる。 |
すっぴん | V・III | ステータスは低いが全ての武器・防具・アクセサリーを装備できる。 マスタージョブ(FFXIで言えばカンストジョブのようなもの)の能力を引き継ぐ事ができ、モンクの力・体力・カウンター、シーフの素早さ・移動速度UP、黒魔道士の魔力など、複数のマスタージョブがあれば最強ジョブとなっていた。 DS版FFIIIで初期ジョブとして追加されたが、こちらはVでのような能力はなく、弱い能力しか持たない。 FFXIではサポートジョブの能力制限もある事から他ジョブの能力をフルに引き継ぐこのジョブの実装見込みは薄い。 |
砲撃士 | V | GBA版FFVで追加されたジョブ。4つの効果の弾薬からランダムでチョイスし命中率100%の砲撃を行う「ほうげき」と任意の弾薬にアイテムを合成して特殊効果を付加する「ごうせい」を使用する。 FFXIでは既に矢やボルトを交換することで同じようなことをしているため、ジョブとして実装する意味はあまり無いだろう。 |
魔導戦士 | VI | FFVIの主人公の一人であるティナのジョブ。魔法が得意なジョブでありながら戦士系の重装備も可能であるという異色なジョブ。固有コマンドとして自身の攻撃力や魔法防御を大幅に高める「トランス」を持つ。 FFXIでは明確な役割分担が各ジョブに割り振られているので、このような攻撃、回復、補助の全魔法行使可能な上にガチガチの重装備が可能な万能ジョブは実装される可能性は低いだろう。 |