FFXI Creator's voice Ζ

スクウェア・エニックスのFFXIスタッフがFFXIに関する情報をブログ形式で公表していたサイト。
サブタイトルは「ですてにぃの開発室漫遊記」。通称「クリボ」。

お肌っゃっゃで知られるDestinyこと片山理恵子氏が当初より担当し、後にシマウマ子氏・フォルトゥナこと白井美帆氏が加わり更新されていた。かなり砕けた口調で公式名称ではなくプレイヤーが使う略称も普通に掲載され、公式サイトとはまた違った趣である。

• 2006年3月8日…Fan Festival 2006の舞台裏をリアルタイムに伝えるためにオープン

  注釈1

  2005年3月11日が最古記事にみえるが日付設定のミスである。実際その日付ではまだプロマシアの呪縛が完結していない。
  
  
• 2008年10月1日…サイトがリニューアルし、URLが変更

  注釈2

  略称の「クリボ」は、その告知で「クリボリニューアルですー」と書いてあることから、公式にも認められたと考えてよいだろう。
  
  
• 2009年4月1日…FF11初のエイプリルフールネタがエントリ

  注釈3

  現在は閲覧不可
  
  
• 2011年…シマウマ子氏が加入
  
• 2013年…フォルトゥナこと白井美帆氏が加入し3人体制になるも11月より更新ストップ
  
• 2014年9月3日…片山氏の復帰報告とともに更新再開
  
• 2016年7月末…白井氏が宣伝チームから離れる
  
• 2018年10月4日…実質的なFF11広報の最終記事
  
• 2021年10月27日…更新終了がDestiny氏から告知
  

前述の略歴からも分かる通り初海外オフラインイベントであるFan Festivalのイベントレポートが皮切りであるためリアルでの関連商品の紹介や、ゲームショウやE3などオフラインイベントのレポートをメインに発信することに重きをおいている。これらイベント関連の速報という形で拡張ディスクやバージョンアップに関する情報が他の媒体よりも早く公表されることもあった。
その他に多いのは「実はものまね師は一時期決定していた」など内部の経緯を記したりと、公式サイトのほうでは語られない舞台裏や関係者インタビュー、単発のリアル企画を催し開発や運営を登場させることもあった。
反面ゲーム内でのメンバーの活動を掲載することは一切なく、装備品・調度品・新コンテンツの試遊などのスクリーンショット程度にとどまる。
このためVU前のワクワク感や新要素への考察素材の提供などエンタメ性はあるが、実際のゲーム内での攻略における有用性は低いというのがプレイヤーの共通認識である。

この項目名は旧サイト（リンク切れ）のタイトルに準拠しているが、この項目名のΖはアルファベットのゼット（Ｚ）ではなく、ギリシャ文字のゼータ（Ζ）である。普通に打ち込むと出てこない文字であることや、Ζだけ不自然に全角になっていることから、サイトの作成者は意図的にこの文字を選択したと思われる。

だが、片山理恵子氏は2008年のリニューアル時の記事に以下のような文を載せている。
おそらく元ネタはドラゴンボール（アニメ）のタイトルで、そこから推測すると彼女自身はゼットと読んでいるようである。

また、第13回もぎたて ヴァナ・ディールでは松井聡彦氏と望月一善氏が「クリエイターズボイスゼット」と呼んでいるため、開発・運営チームの間では（サイトを立ち上げた人の思惑はともかく）「ゼット」という読みで定着しているようである。

ただしこれまでスクエニからの公式見解は出ておらず、どちらの読みが正式なのかは不明。

【公式サイト】【片山理恵子】【シマウマ子】【フォルトゥナ】【FFXｌ御殿】

FINAL FANTASY XI クリエイターズボイス