魔界幻士

記事名読み
まかいげんし/Magnificent
魔道士の一種。冒険者がなれる黒魔道士白魔道士などと異なり、NPCのみで確認されている。

実際に目にすることができる例としては、過去世界の天蠍戦闘魔導師団Gaririがいる。
目の院の禁書には「異能の魔道士」とあることから、過去にも同様の例があったようだ。

ガリリは、近東の古文書を朗読中に突然アストラル体の怪物「紅蓮の巨人(Flame Giant)」に取り憑かれて魔界幻士と呼ばれるようになったことから、召喚獣とは異なる魔界の怪物を操る魔道士といったところか。

また、アトルガン皇国聖皇バルラーンは邪悪な魔界幻士に対抗するためにワラーラ寺院からニルヴァーナを盗み出したという経緯があり、近東と関わりの深い存在であることが分かる。

なお、ガリリ魔界幻士となったことでアトルガンの保護領から追放処分になっていることから、近東では忌むべき存在とされているようだ。

初出はFFIIIで、召喚獣を呼び出せるジョブ召喚魔法FFIIIが初登場であり、新システムを使うジョブとして脚光を浴びた。厳密には下位ジョブ幻術師、上位ジョブ魔界幻士であり、後のシリーズでは召喚士に呼称が変更された。

幻術師が呼び出す召喚獣には白系効果と黒系効果の二種類があり、どちらが現れるかはランダムであったため使いにくかった。
幻術師の上位ジョブである魔界幻士白と黒を融合させた極大な力(オーディンだと斬鉄剣バハムートだとメガフレア)を発現させることができ、これが現在のFFにおける召喚魔法の原点と言える。

FFXIでは(常時呼び出せるという違いはあるが)能力的に召喚士と被る部分が多いため、PC向けに魔界幻士というジョブ実装される可能性は低いだろう。
関連項目
非・未実装ジョブ】【召喚士】【Gariri】【ニルヴァーナ

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