暴れる

記事名読み
あばれる
  1. モンスターTP1000に達し次第特殊技を使う状態のこと。主語はモンスター
  2. ヘイトが不安定でタゲが意図しない形でコロコロ変わる状態のこと。主語はターゲット
モンスターが「暴れる」
モンスターHPが20%を切り矢継ぎ早に特殊技が飛んでくる状態のこと。
呼称はワールドや集団によって様々。「暴れる」はFFXI関連書籍での統一呼称で、他には「発狂」などともいわれ、英語では迷惑メールの通称としても有名なspam(spamming)を用いることが多い。

通常、モンスターは複数のアタッカーから攻撃を受ける上、TP蓄積の仕様がストアTPモクシャで補正が掛かっている場合を除いて、1対1の場合でもPC側のそれより多くなるように作られているため、TP1000未満である時間というのは実はそれ以外の時間よりも短い。

敵のHPが20%以上残っている場合は、TPが1000以上ある状態でさらにTPが増えた瞬間にランダム
注釈1
この確率に関しては20%以上とそれ未満で2種類しか存在しないのか、HP残量に応じて特殊技発動の確率が変化するようになっているのか、その詳細までは明らかになっていない。
特殊技を発動することになっているのだが、HPが20%を切るとTPが1000に達した時点で必ず特殊技を発動するようになる。(その瞬間に魔法など別の行動をしていた場合は、それらの行動の硬直が切れた時点で発動する。)
そのため、それ以前と比較すると特殊技の頻度が目に見えて多くなる。終盤の追い込み時に大量の与TPを持つ攻撃、例えば多段青魔法や、アサシンチャージ乱れ撃ちクラクラ装備等を発動させようものなら、それこそヒーラー発狂しかねない事態となる可能性もある。
ゴブリンラッシュゴブリンラッシュ爆弾投げシックルスラッシュDAシックルスラッシュのような、前衛の状態によっては一瞬で体力が0になるような光景を見てしまうことがある。

通常のレベリングならば敵のHPもそう多くはないため暴れている間に1回か2回ほど特殊技を食らう程度なのだが、桁外れのHPを持つNMなどの場合相対的に暴れる時間が長く、この間の特殊技連打で壊滅するといったケースも稀ではない。このため、NMを頻繁に狩るLSではこの暴れへの対策こそが最大の課題となっているのである。
由来
「暴れる(あばれる)」はFF6に登場したキャラクター、ガウの戦闘スタイル。
モンスターの特殊攻撃を記憶し、そのモンスターを真似て攻撃するというもの。一度あばれると手がつけられなく(操作不能に)なる。

俗称のひとつ「発狂」は、シューティングゲームなどで特定条件を満たした際に攻撃パターンが猛烈なものに変化することを言う。

ターゲットが「暴れる」
トップヘイト者が頻繁に変わると、敵の位置や向き、被弾するメンバーが安定しなくなるため何かと都合が悪い。このような状態を指して「タゲが暴れている」と表現し、早めに治めることを促したりする。
主に後衛狩人など、接近戦を挑むメンバーから離れている者へ頻繁にタゲが移るケースで用いられる。敵があっちへこっちへと忙しなく動き回る様は絵的にも「暴れる」そのものであるが、主語はあくまで「ターゲット」である。
予めタゲ回しすることを決めているケース等では、想定の内でのタゲ移動は「暴れる」とは言わない。

ターゲット」は「標的」の意であるため、『標的が暴れている』というのは語弊があるのだが、通常そのようなことは意識されない。

盾役ヘイトリセット技を食らう等で十分なヘイトが無くなったり、回復の負担が一人に集中して前衛を上回るなどした際に発生しやすい。メンバー全員が互いに意識し、必要であれば盾役でなくても一時的にヘイトを稼いでタゲを安定させることも考慮するべきである。
関連項目
特殊技】【TP】【リゲイン

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