黒太子討伐(王国軍)

記事名読み
こくたいしとうばつ/Splitting Heirs (S)
この項目の本来の英名は「Splitting Heirs (S)」です。wikiの技術的制限から小括弧が全角になっています。

カンパニエopsの任務の一種。王国軍所属時に指令書「侵攻支援」より受領できる。
黒太子討伐(王国軍)


内容
募集要員:1~6人
指令内容:
 我が軍は、ついに敵オーク帝国軍より王都
 辺地域を奪還した。しかし、いまだ敵の士気
 は高い。ラヴォール村にて、クォン方面軍司
 令「黒太子ゲラドホッド」が、残兵をかき集
 め、着々と反攻の準備を進めつつあるからだ。
 鉄羊騎士は、同地にてゲラドホッドを捜索。
 発見次第、これを討て。
成功時にカンパニエに与える影響として、自国の士気、軍資金が上昇する。失敗時には、敵国の士気が上昇する。
発生条件/受領条件
ラヴォール村〔S〕を含むロンフォール戦線ノルバレン戦線の全エリアブンカール浦〔S〕アルタナ連合軍支配になると受領できる。ラヴォール村〔S〕以外の地域が獣人血盟軍支配であった場合、受けることが出来たとしてもBF入室は不可(GMによりバグとの説明有り)。
また、カンパニエが発生していた際にユニオンに属していた場合は仕様により一定時間戦利品が入手できない。不安ならばエリアチェンジをすること。
同様のopsは各国にあるが、黒太子討伐を受領できるのは王国軍所属の傭兵のみ。一級戦功水晶章以上で受領可能。
進行手順
  1. 参加者は全員このopsを受領する。
  2. ラヴォール村〔S〕でどれでもいいので通常オークスミロドンを倒し、だいじなもの剣虎の石を取る。中々出ない事もあるが、一度に全員分取れる。
  3. ラヴォール村〔S〕(F-9)のReinforced GatewayからBF黒太子討伐(王国軍)」に突入する。
  4. 出現する敵を殲滅すると宝箱が出現し、開けるとクリア

報告すると「成功には違いないさ」と、任務達成だが完遂していない場合の台詞を言われる。獲得戦績はなし。完遂のための条件があるかどうかは不明だが、ストーリー上、敵軍トップの一翼に死なれると困るのでこういう仕様になっているのかもしれない。

なお、このopsを受領していても、黒太子討伐の発生条件を満たさなくなった時点でBFへ突入することはできなくなる。判定はコンクェストの集計が終わった時点で行われると推定されている。受領券を無駄にしないよう、計画的に受領しよう。
BFの攻略
6人制限、制限時間30分。フェイス使用可。

出現する敵は最初、オーク族のDarkheir Grradhod(ボス、)のみ。
釣るとMalicearm Razbhobb(モンク)、Slitherword Razghogg(黒魔道士)、Gorepledge Rozzbrezz(ナイト)が追加POPする。なお、追加POPする護衛(雑魚)の数が変わることがあるが、条件については不明である。

戦闘中の雑魚はボスにヘイト連動しているので、放置するとボスのターゲットを取っている盾役集中攻撃をうけてしまい危険。ただし完全連動ではないので雑魚への挑発などは有効。
スリプルが有効だが耐性がついてきて2回程度でレジが目立つようになる。耐性がついてきたら、あるいはつく前に倒すことが必要になる。
雑魚はすぐに沈められるため倒すことは難しくないが、倒した雑魚はすぐに再POPするので湧いたそばから倒すのではなく、ある程度キープする方がよい。倒すまでの目安は、黒モタイプならTP0の状態から殴り始めたアタッカーTPたまってWSを撃てばたいてい沈む。ナイトタイプのみはWSが2回必要な時がある。
難易度について
全てのジョブにおいて、ソロでもSPアビリティを使わずして勝てるほど、相対的に難易度は下がっている。ちなみにフェイスも呼び出せるようになっている。

ボスの攻撃力は裏のNMほど。間隔が速く、残心も発動率が高い。そのため、スロウエレジーの有無で難易度がかなり変わる。
エレジーパライズは共に入りにくいため、出来るならばMBを行い、入りやすくしたい。精霊の印も有効。
また、バーサーカーダンス効果時には魔法防御ダウンに加えレジスト率も目に見えて下がる為、そこを見計らってスレノディエレジーなどとやるのも効果的である。

使用するTP技も脅威で、特にトルネードエッジ(前方範囲・幻影無視ダメージ追加効果HP/MP/TPmaxダウン)、ショルダーチャージ(前方範囲・物理ダメージ約900~1400、追加効果防御力ダウン)が危険。追加効果HPmaxダウン防御力ダウンが痛いので、素早くケアルイレースで対処しよう。盾役以外が巻き込まれないようにPTメンバー各自の立ち位置は重要である。
バーサーカーダンスカウンタースタンス後も、迅速な対応がないと総崩れになることがあるので注意。
通常のオークと同じくウェポンブレイクが効果的なのでバイオIIとあわせて使って攻撃力を落としてやるとだいぶ楽になる。とはいえ、戦士が参加するのであればWSは雑魚処理のために使いたいところではある。
ウェポンブレイク以外では、テラータッチデーモンアローなども有効である。
ただしウェポンブレイクの25%ダウンに対し、テラータッチが15%ダウン、デーモンアローが12.5%ダウンとなっているので、編成に応じてより効果が高いもののみ入れるようにしたい。

残心と範囲TP技ですぐにはがれてしまう上、ショルダーチャージ即死級の威力を持っているため、サポートジョブ忍者にしたナイトでないとかなりキツい。なお、被弾した場合でも盾によるダメージカット詠唱中断の無効化が期待できるため、カウンタースタンス後など攻撃を続けることが好ましくない時は、背を向けるより戦闘解除をし正面を向いたほうが良い。
忍盾をやる場合は、与TP両手武器より少ないのでHPの確保が十分にあれば、タゲ回しは楽である。
もちろんこれら戦術でないと倒せないわけではないので、各自自分のPTの構成にあわせて戦術を工夫していただきたい。

なお、入り口付近にある木は視線を遮るので、ボスを入り口まで引っ張る時には前衛後衛との間に木を挟まないよう注意しよう。

なお2008年12月9日のバージョンアップでアナウンスなしに雑魚の挙動が変更された。
以前は広場から離れた位置で戦えば倒した雑魚が再POPしても戦闘には参加してこなかったが、この変更によって距離関係なしに絡んでくるようになったため、雑魚への対処をしっかりしないと勝てなくなった。
それ以前の挙動のつもりで参加しているメンバーがいると危険なので戦術の確認はしっかりとしておきたい。

黒PTの場合、構成は黒/忍×4+赤/黒×2が鉄板とされる。
基本的な戦い方は赤魔道士が順番に印グラビデを入れつつ護衛を寝かせ、黒魔道士は小屋の周りをグルグル回りながらボスに精霊魔法を入れるというものである。以下に、この戦い方の例を挙げる。

  1. 赤魔は弱体強化の分担を事前に決めておく。
  2. 全員蘇生アイテムを使用しておく。スリプガ対策に毒薬があるとベター。
  1. 黒は時間を合わせてボスにサンダーIVを詠唱し、着弾したら後退する。
    うかうかその場に留まると黒NMガ系を食らうことがあるので注意。
  2. 赤魔は分担に従ってボスにグラビデPOPした護衛NMスリプガを入れる
  3. 護衛NMが寝たら黒は小屋マラソンにシフト。すれ違い様にスタンを浴びせると若干安全
  4. あとは雑魚に睡眠耐性がつく前にボスを削り切る。ボスのHPはおよそ22500と言われている。

余裕があれば赤はスリップを入れたり黒は寝かせの補助をすると良いだろう。/assistマクロで誰がタゲられているか分かるようにすると戦いやすくなる。

注意点として、ボスは氷火属性を激しくレジるため、使用するのはそれ以外の属性となる。また戦闘が長引くと雑魚には睡眠耐性がついてくるので、耐性がつく前に倒せる攻撃力の高い黒魔が揃っていないと苦しい戦いになる。

また、黒の1人をサポ赤にして3人目の印グラビデを担当する構成もある。ただし、ボスのTP技即死しやすくなるため一長一短。この他、黒の一部を召喚士で置き換えることも可能だが、装備が充実し魔法履行を十分にブーストした召喚士でないと攻撃力が落ちるため、やはり中の人を選ぶことになる。

速攻戦法だと、構成は盾役ナイトと、雑魚を寝かせる赤魔道士回復要員。そしてSPアビを使えるなどのアタッカーを3名。

方法は単純明快。雑魚を寝かせてボスを入り口まで引っ張る。十分に引き離せたらアビ全開で戦闘開始。文字通りの瞬殺で、雑魚に睡眠耐性が付く前にボスを沈めてしまう、耐性が付いて赤の静止を振り切っても合流してしまうまでに仕留めるものである。

上記2本はある程度の連戦を前提にしているが、アビを見越した一発勝負と割り切っておけば移動にかかる手間が省ける利点がある。
ボスの台詞
弑する(しいする)とは仕える主君・親など目上の立場の人を殺すこと。弑逆(しぎゃく)。

素材は、各種宝石、インゴット、原石原木、など。
薬品は、ハイリレイザーバイルエリクサー+1、など。

カンパニエキャンペーン中は、頭に4枠分戦利品が追加され、こちらの通常戦利品は第5~8枠となる。詳細は【カンパニエキャンペーン】項にて。
歴史
このopsは、ラヴォール村〔S〕を含むロンフォール戦線ノルバレン戦線の全エリアブンカール浦〔S〕をすべて王国軍支配下に治めた時のみ受領できる為、ワールドの人口・カンパニエへの注力度・所属軍の傾向などによって発生頻度の事情が大きく異なる。

戦利品競売に出品可能で、支配エリアの状況によっては供給が完全に絶たれる週が発生するため、買い占め・転売といったマネーゲームの餌食になる可能性が高かった。過去に業者が、ops頻度が高まり在庫が増えたワールドで買い占め、供給が少ない・あるいは全くないワールドへ移転し高額で販売するケースが確認されている。

Lv75キャップ時代には、このopsが追加された週はこれらを目当てに大挙してPTが押し寄せ、まずだいじなもの:剣虎の石を手に入れるため村の各所でオーク乱獲が行われた。BF内に収容可能PT数を遙かに超える数が集まり突入を試みるため、同BFで行われるアルタナミッションや、将領BFの突入にまで多大な影響を与えていた時期もあった。

また、戦利品を目当てにops追加前から所属軍の移転の動きが見られ、opsによって所属の偏りが拡大することもあった。
変更履歴
関連項目
金剛王討伐(共和国軍)】【即身成神討伐(連邦軍)
Copyright (C) 2002-2014 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

コメント表示/書き込み コメントはありません