バリスタ(ばりすた/Ballista)
→2004年04月22日のバージョンアップで実装されたコンフリクトの一種で、サンドリア王立騎士団の城攻め演習を起源とする模擬戦。
四国通商会議で行われた第136回コンクェスト評議会で、コンクェストで抱える各国の兵役に関する問題改善の一つとしてサンドリア王国のトリオン公によって提言された。名目上は「兵役に関する問題改善」であるが、事の発端は、クリスタル戦争後、北方のオーク帝国に侵攻し、各地を転戦しつつゲリラ戦術を繰り広げていたエグセニミル卿が大戦以来初めて凱旋した際に、サンドリア国民や王立騎士団が他国の者と馴れ合っている様を見て激怒し、「コンフリクトを復活させよ!」とトリオン公に進言したことが始まりである。
このトリオン公の提言に対し、評議会は満場一致で決議され、サンドリア王国・バストゥーク共和国・ウィンダス連邦の三国共同声明という形で各国の指導者に認可を得ることとなった。ジュノ大公国は国法で他国と競い合うことを禁じられているので、ジュノ大公国からはヘラルドとマーシャルが選出されている。
今日に至っては、冒険者間で新たなバリスタのルール設定が編み出されたり、腕に覚えのある各地の冒険者が一同に会し大規模なバリスタのトーナメントを催すなど、バリスタは各国の首脳たちの手を離れ、冒険者によって実質的に運営されている状態であり、兵の士気昴揚と規律回復を図るという開始当初の目的は達成されたとした。
バリスタの選手になるためには、自国のコンフリクト監督から推薦をもらい、果たし状を持って他国のコンフリクト監督に宣戦布告をしなければならない。その後、各国の指導者に宣誓をして選手としての認可が得られれば、自国のコンフリクト監督から「バリスタライセンス」を発行してもらえ、晴れて選手としてバリスタに参加できるようになる。
平たく言えばバトル玉入れである。普通の玉入れとの違いは玉を入れるための籠が敵味方で共通であることと、玉を入れる権利を得るために相手チームのプレイヤーをしばいてしばいてしばき倒すことである。
試合中、ペトラを所持していない場合に限り、とんずらと同じ効果を短時間得る「スプリント」という能力を使用することが可能。敵チームに囲まれた時の緊急避難用、撹乱のための囮など、用途は幅広い。逆にペトラを所持している場合は、ルークの位置の方角を調べる「スカウト」という能力が使用可能。こちらはペトラを即シュートしたい場合に便利であり、ルークが複数ある時に、占拠されていないフリーのルークを探すときなどに有効。
ルークはヴァナ時間で3時間毎に移動するため、それを見込んだ場所取りなども重要となる。
バリスタは個の戦闘能力よりも組織的な行動力が戦況を大きく左右する。いくら廃人装備で身を固めていても、単身敵陣に突っ込んでいくような脳筋は格好の的でしかない。
しかし、常連が多いとは言え、バリスタは基本的に個人の集まりなので、チームとしての戦略的・戦術的統一感は個々のプレイヤーのメンタリティに依存する。
また、個々の行動指針は当然他人に強要されるものではない。
故に、チームとしての勝利を目指したい人は、当然上記のような不安定要素を勘案しなければならない。
とは言うものの、このコンテンツの目的がチームとしての勝利であると言う事は周知の事実であり、それを無視して自分のやりたいように動き回る行為は、迷惑と言わざるを得ないであろう。
両者の対立は度々問題とされるが、互いの行動をある程度認め、許容する心構えが求められる。
四国通商会議で行われた第136回コンクェスト評議会で、コンクェストで抱える各国の兵役に関する問題改善の一つとしてサンドリア王国のトリオン公によって提言された。名目上は「兵役に関する問題改善」であるが、事の発端は、クリスタル戦争後、北方のオーク帝国に侵攻し、各地を転戦しつつゲリラ戦術を繰り広げていたエグセニミル卿が大戦以来初めて凱旋した際に、サンドリア国民や王立騎士団が他国の者と馴れ合っている様を見て激怒し、「コンフリクトを復活させよ!」とトリオン公に進言したことが始まりである。
このトリオン公の提言に対し、評議会は満場一致で決議され、サンドリア王国・バストゥーク共和国・ウィンダス連邦の三国共同声明という形で各国の指導者に認可を得ることとなった。ジュノ大公国は国法で他国と競い合うことを禁じられているので、ジュノ大公国からはヘラルドとマーシャルが選出されている。
今日に至っては、冒険者間で新たなバリスタのルール設定が編み出されたり、腕に覚えのある各地の冒険者が一同に会し大規模なバリスタのトーナメントを催すなど、バリスタは各国の首脳たちの手を離れ、冒険者によって実質的に運営されている状態であり、兵の士気昴揚と規律回復を図るという開始当初の目的は達成されたとした。
バリスタの選手になるためには、自国のコンフリクト監督から推薦をもらい、果たし状を持って他国のコンフリクト監督に宣戦布告をしなければならない。その後、各国の指導者に宣誓をして選手としての認可が得られれば、自国のコンフリクト監督から「バリスタライセンス」を発行してもらえ、晴れて選手としてバリスタに参加できるようになる。
バリスタについて 編
- バリスタは国ごとに分かれた2チームが一定時間内における得点を競い合う競技。
- 試合中に選手に対して「調べる」を行うと、対象のゲートブリーチの有無と、ペトラの所持数がわかる。
- 以上の他は、「コンフリクトについて」に准ずる。
ルール 編
「ペトラ掘り」によって得られた「ペトラ」を「ルーク」に「シュート」すると得点を得られる。たくさん得点したチームの勝ち。しかし、「ペトラ」を「ルーク」に「シュート」するためには相手選手を倒して「ゲートブリーチ」状態になることが必要。平たく言えばバトル玉入れである。普通の玉入れとの違いは玉を入れるための籠が敵味方で共通であることと、玉を入れる権利を得るために相手チームのプレイヤーをしばいてしばいてしばき倒すことである。
開催予定 編
バリスタの試合はヴァナ・ディールの偶数日に以下のようなスケジュール、および設定に基づいて開催される。- 対戦カード
開催月 ジャグナー森林 パシュハウ沼 メリファト山地 1月~4月 サンド vs バス バス vs ウィン サンド vs ウィン 5月~8月 バス vs ウィン サンド vs ウィン サンド vs バス 9月~12月 サンド vs ウィン サンド vs バス バス vs ウィン
- 試合方式
開催地 ルール 試合本数 開催日 ジャグナー森林 通常アイテム使用可能 一本勝負 毎月2・8・14・20・26日 パシュハウ沼 通常アイテム使用不可 一本勝負 毎月4・10・16・22・28日 メリファト山地 通常アイテム使用可能 三本勝負 毎月6・12・18・24・30日
- メリファト戦:3本勝負について
ヴァナ・ディール時間で7時間33分の試合が3ラウンドセットで行われ、各ラウンドの間には 40分間のインターバルが2回挟まれる。ラウンド終了時には、HPとMPが全快し、試合再開時にTPは0にリセットされる。3ラウンド目のみ「得点王」を輩出して勝利したチームが2ラウンド勝利したことになるため、2ラウンド先制された後も、引き分けに持ち込める可能性がある。
- 1本目: 0:00~ 7:33
- 2本目: 8:13~15:46
- 3本目:16:26~24:00
- 1本目: 0:00~ 7:33
- レベル制限と参加費用
レベル制限 参加可能レベル 開催日 参加費用 Lv30制限 Lv1以上 毎月2・4・6日 500ギル Lv40制限 Lv31以上 毎月8・10・12日 1000ギル Lv50制限 Lv41以上 毎月14・16・18日 1500ギル Lv60制限 Lv51以上 毎月20・22・24日 2000ギル Lv制限無し Lv61以上 毎月26・28・30日 3000ギル
バリスタに参加するには 編
試合へのエントリーは試合前日のヴァナ・ディール時間12:00から受付が始まるので、開催地に出向き、ヘラルドに参加費を支払いエントリーすることになる。エントリーを終了した時点で両チームで人数差がある場合のみ、エントリー終了後も人数差がなくなるまで追加エントリーが可能。試合が開始された後でもヘラルドに話しかけることでエントリーを取り消すことができるが、この場合は参加費は戻らない。- 12:00~:優先エントリー開始
対戦する2国のいずれか一方に所属し、かつ前回の試合に参加していないプレイヤーがエントリー可能。
- 16:00~:ゲストエントリー開始
対戦する2国のいずれか一方に所属するプレイヤーは各自のチームへエントリー可能。
ただし、両国のエントリー人数に4人以上の差が出た場合、エントリー人数が多い国に所属するプレイヤーはエントリーできず、対戦する2国以外の国に所属するプレイヤーが、人数の少ない方のチームへエントリーできる。
- 18:00~:暫定エントリー開始
所属国に関係なく、暫定的に試合へのエントリーができる。
暫定的にエントリーされた選手は、開会式開始時に各選手のメインジョブが1チームに偏らないように振り分けられる。
- 22:00:エントリー受付終了・ブリーフィング開始
各チームのエントリー者数が3名以上ならば試合が成立し、セレモニーが始まる。
各チームのエントリー者数が3名未満ならば試合は不成立となり、ヘラルドから参加費が返還される。
セレモニーではヘラルドによる簡単なルール説明と、各チーム最初にエントリーしたプレイヤーが宣誓をした後、選手たちは敬礼をして試合準備に入る。
- 22:50:試合準備開始
セレモニーが終わるとレベル制限が掛かり、各自試合の準備体勢に入る。
- 23:20:試合準備中
インビジとスニークが掛けられるので各チームでポジションを取り、試合が始まるのを待つ。
- 00:00:試合開始
「Laisser aller!」というヘラルドの掛け声と共に試合人数に応じた数のルークが現れ、インビジとスニークが解除され、TPが0になり、試合が始まる。
各チームのパーシヴァントはキャンプ近くに待機する。
- 24:00:試合終了
試合に勝利したチームは「Victoire!」、敗北したチームは「Echec」の表示と共に試合が終了する。
試合が終了すると、得点王の名前とシュート個数、および自分のシュート個数がメッセージで表示される。
その後、ヘラルドによるセレモニーが執り行われ、選手たちの拍手によって式は閉幕となる。
- 0:30:セレモニー閉幕
セレモニー閉幕後はヘラルドに話しかけることによりジョブレベルに応じた経験値
か得られ、参加賞としてバリスタデジョンチケット・バリスタテレポチケットが配布される。
また、試合に勝利した者には賞金が手渡される。
戦術 編
ステータス異常「睡眠」が非常に有効。そのため初期は、「スリプガ&魔物達のララバイ→いっせいにガ系→壊滅→大量得点」などという鬼のような作戦が横行。現在は睡眠耐性の上昇や様々なテンポラリアイテムの追加等で、睡眠攻撃一辺倒では簡単には勝利出来なくなっている。とはいえ睡眠攻撃は未だに強力であり、これをどう活用するか、どう凌ぐかがバリスタでの大きなポイントになっていることも事実。試合中、ペトラを所持していない場合に限り、とんずらと同じ効果を短時間得る「スプリント」という能力を使用することが可能。敵チームに囲まれた時の緊急避難用、撹乱のための囮など、用途は幅広い。逆にペトラを所持している場合は、ルークの位置の方角を調べる「スカウト」という能力が使用可能。こちらはペトラを即シュートしたい場合に便利であり、ルークが複数ある時に、占拠されていないフリーのルークを探すときなどに有効。
ルークはヴァナ時間で3時間毎に移動するため、それを見込んだ場所取りなども重要となる。
バリスタは個の戦闘能力よりも組織的な行動力が戦況を大きく左右する。いくら廃人装備で身を固めていても、単身敵陣に突っ込んでいくような脳筋は格好の的でしかない。
しかし、常連が多いとは言え、バリスタは基本的に個人の集まりなので、チームとしての戦略的・戦術的統一感は個々のプレイヤーのメンタリティに依存する。
また、個々の行動指針は当然他人に強要されるものではない。
故に、チームとしての勝利を目指したい人は、当然上記のような不安定要素を勘案しなければならない。
とは言うものの、このコンテンツの目的がチームとしての勝利であると言う事は周知の事実であり、それを無視して自分のやりたいように動き回る行為は、迷惑と言わざるを得ないであろう。
両者の対立は度々問題とされるが、互いの行動をある程度認め、許容する心構えが求められる。
- バリスタスコップを用いた戦術(ハイパー化)
以前は任意で強力なテンポラリアイテムを手に入れやすくするテクニックも存在していた。
バリスタスコップを所持し、SPアビを使用した状態で3回戦闘不能になると、「ペトラ掘り」で技能の薬や巨人の薬、ラストエリクサー等の凶悪なテンポラリアイテムがかなりの確率で手に入れやすくなっていた。
SPアビに強く依存するジョブによっては如何にSPアビ使用して3回戦闘不能になってテンポラリアイテムを掘りやすくするかが勝敗を分けることになっていた。
これにより学者がオーラを連発できてしまったり、試合開始直後に死ぬプレイヤーが後を立たなくなり『試合終了直前までギリギリで負けを調整して一気に逆転』する戦法が強いとされてしまった。
ゲーム要素の喪失からバリスタプレイヤーの多くがゲームを離れていくこととなったが、現在では2013年1月29日のバージョンアップにより修正されている。
専用マクロ 編
バリスタ試合中にのみ使用できる専用マクロ・代名詞がいくつかある。コマンド | 効果 |
/quarry | ペトラを掘る。 |
/sprint | スプリントを行う。 |
/scout | スカウトを行う。 |
/targetopp | 相手チームの選手をターゲットする。 |
<gatebreach> | ゲートブリーチ状態の表示。 |
<petra> | 所持しているペトラ数の表示。 |
バリスタ関連項目 編
- バリスタ用語
- バリスタのシステム
- バリスタポイント:試合中の行動により加減されるポイント。
- バリスタポイントランキング:バリスタポイントによる選手のランキング。
- 得点王:試合で最も多く得点した選手。
- バリスタポイント:試合中の行動により加減されるポイント。
- バリスタに関するだいじなもの
- バリスタ関係のNPC
- バリスタ試合場及び関連エリア
- 公式大会
- バリスタ・ロワイヤル:2005年の春から夏にかけて行われた全サーバー対抗の試合。
- バリスタ・ロワイヤル 日米チャンピオン対決:2006年3月12日に行われた、日本と北米のバリロワ優勝チームの対決。
- バリスタ・ロワイヤル:2005年の春から夏にかけて行われた全サーバー対抗の試合。