Bozzetto Songstress

アブダルスの模型-レギオンに出現するサハギン族NM。
2017年8月3日のバージョンアップで追加された。

2019年7月8日のバージョンアップからは2回目の登場となっている。
2021年7月12日のバージョンアップからは3回目の登場となっている。
2023年3月10日のバージョンアップからは4回目の登場となっている。

アンバスケード大典1章で突入するアンバスケードBF「アンバスケード-エキスパート」で出現する。

名前	ジョブor種族	SPアビリティ	数	備考
Bozzetto Songstress	吟遊詩人	ソウルボイス	1	睡眠・石化・静寂に完全耐性 注釈1 静寂のみ、後述のギミックで完全耐性を解除可能 。 移動・攻撃しない。雑魚が1体でもいるとダメージを与えられない。雑魚を倒すとHP一定量減少。 難易度「とてもむずかしい」以上で乙女のヴィルレーを詠唱。
Bozzetto Flowspear	竜騎士	コールワイバーン→竜剣	1-2	難易度「ふつう」以上で2体、常時アクアスパイク(追加効果:毒)
Bozzetto Wavefist	モンク	百烈拳	1-2	難易度「やさしい」以上で2体、常時エンウォータ
Bozzetto Hydrophile	白魔道士	女神の祝福	1	難易度「むずかしい」以上、睡眠耐性
Chirurgeon	頭足族	マイティストライク	1	難易度「とてもむずかしい」以上、睡眠完全耐性、手数が非常に多い（ジュワタコ） マイティストライク効果時間中は後述のレベルアップをしない。
Bozzetto Wyvern	ワイバーン族	-	2	竜騎士のコールワイバーン→竜剣使用時の一瞬のみPOP。竜剣発動前に本体を倒した場合、そのまま残る。ボス無敵の対象でもあるお邪魔虫。

ボスが条件を満たさない限り無敵ゆえ、取り巻きの雑魚を倒してHPを削っていくことになる。削れるHPの割合は難度で決まっており、雑魚を規定数倒すことでクリアできる設計である。また、雑魚を全て倒してボス一体だけの場合でもダメージを与えられる。

難度	倒す数
とてもやさしい	3
やさしい	4
ふつう	5
むずかしい	6
とてもむずかしい	8

ボスの歌う呪歌には順番があり、ソウルボイス後に「闘龍士のマンボ」「猛者のメヌエットV」「栄光の凱旋マーチ」「耐電カロル第二楽章」「魔法のフィナーレ」「水のスレノディII」「魔物のレクイエムVII」の順に歌い、一巡後にソウルボイスに戻る。
ただし敵に十分強化歌が行き渡っている場合は前半の強化歌が省略されることがあり、また難易度「とてもむずかしい」かつボスのHPが一定以上減っている場合は最後の「魔物のレクイエムVII」が「乙女のヴィルレー」に置き換わる。
後述のサイレスをかけることでルーチンが強制的に中断するほか、アドルや恋情のノクターンで詠唱時間を延長することで一巡するまでの時間を伸ばすことが可能。

竜騎士はHPが半分ほどになるとコールワイバーンを使用し、即座に竜剣を使ってHPを全回復する。しかし、コールワイバーンをして竜剣を使う前に（WSやスタン効果中に）倒した場合はそのまま子竜が残る為、これの対処が必要となる（子竜を倒してもボスにダメージは入らない）。
モンクのカウンターの発生率が高く、ダメージも高い。手数のジョブが正面から殴り合うのは危険。

雑魚は倒しても180秒経つと復活する。同時出現数よりも必要規定数が多いので、倒したい雑魚だけを選ぶことは可能。
寝かして無力化することは可能だが、難易度「むずかしい」以上の場合は白魔道士を寝かすことが難しく、ケアルガで睡眠を治してしまうため寝かせてのキープが非常に困難となる。

雑魚は強力なリジェネ状態になっている。低難易度であればリジェネを無視して押し切ることも可能だが、高難易度だとまず削りきるのは困難。
ボスが動かないからと雑魚と引き離すと雑魚に強力なダメージカットが発生し、無敵になる。
反対に、ボスに近ければ近いほどダメージが増加していき、密着状態だとあっという間に倒せるほど柔らかくなる。

ボスのソウルボイス効果中かつサイレスが入っていない時、アンバスケードエリアほぼ全範囲対応のバイオフィールドを張っている。このバイオは難易度が高いほどスリップ量が多くなる。

雑魚が居る最中はボスは無敵であるものの、殴ったり弱体魔法を入れることで
「ボスは歌いづらそうだ」
「ボスはとても歌いづらそうだ」
「ボスはとてもとても歌いづらそうだ」
「ボスの歌いづらさは計り知れない」
というログが流れ、段階的に雑魚のリジェネ効果が弱体する。
弱体魔法の場合は、1種類かけるたびに1つ段階が上がるが、効果時間が切れるとその分段階が下がる。

ボスの歌いづらさが段階を経て、「ボスの歌いづらさは計り知れない」というログが流れると静寂の完全耐性が消失する。
この後にサイレスを入れることで「ボスは歌えない！！」というログが流れてリジェネ・バイオフィールドは完全に消失するが、静寂後45秒経過すると固有技「バブルクレンズ（範囲状態異常回復）」を使用してくるため、静寂を維持するためには定期的に弱体を入れる必要がある。

なお、ボスにサイレスが入っている間に雑魚が特殊技を使うと雑魚がレベルアップし、非常に強力になる。
なおレベルアップした雑魚は一定時間黄色ネームにしておくことでレベルダウンするため、サイレス戦法を使う場合は定期的にタゲを変えて全員を満遍なく叩くように戦うか、後述の手段で特殊技を封印すると良い。

いずれの個体も雷ダメージを与えることでTPが減少するようで、全員エンサンダー状態で殴り続けることで特殊技を完封できる。
しかしながらWSなどで短時間の間に大ダメージを与えるとTPに関係なく特殊技を使用してくるため、完全に特殊技を封じたい場合は大ダメージを与えずに殴り続ける必要がある。

難易度に応じたホールマークを入手する。詳細はアンバスケードおよびホールマーク項にて解説する。

• 2019年7月8日のバージョンアップ（2回目の登場時）
  特定条件下においてモンスター"Bozzetto Flowspear"のグラフィックが正しくない不具合が修正されている。
  

• 2021年7月12日のバージョンアップ（3回目の登場時）
  "Bozetto Hydrophile"に関して、一部のギミックが正しく機能していない不具合が修正されている。
  

• 2022年5月8日放映「ファイナルファンタジーXI　20 周年記念放送　WE ARE VANA'DIEL」
  ヴァナ・ディールよもやま話のコーナーでは、担当者が「やりすぎたアンバスケード-エキスパート」にメドゥーサ戦とサハギン戦を挙げている。ただサハギン戦には大きな修正が入っておらず、何をやりすぎたのかは不明。
  

• 2023年3月10日のバージョンアップ（4回目の登場時）
  以下の調整が行われた。
  
  • ノートリアスモンスター“Bozzetto Songstress”が静寂状態になってから、特殊技「バブルクレンズ」を使用するまでの時間が45秒 → 60秒に引き上げられた。
    
  • ノートリアスモンスター“Bozzetto Songstress”の状態異常に対する累積耐性が削除された。
    
  • ノートリアスモンスター“Bozzetto Flowspear”、“Bozzetto Wavefist”、“Bozzetto Hydrophile”、 “Chirurgeon”が倒されてから再出現するまでの時間が、90秒 → 180秒 に引き上げられた。
    
  • ノートリアスモンスター“Bozzetto Flowspear”、“Bozzetto Wavefist”、“Bozzetto Hydrophile”、 “Chirurgeon”が一度に大きなダメージを受けることで特殊技を発動する場合の、発動条件となるダメージ量が10,000 → 22,222に引き上げられた。
    
  • ノートリアスモンスター“Bozzetto Flowspear”、“Bozzetto Wavefist”、“Bozzetto Hydrophile”、 “Chirurgeon”が再出現した際に、レベルアップしたレベルを引き継がずにリセットされるようになった。
    
    また、以下の不具合が修正された。
    
  • アンバスケード-エキスパートにおいて、ノートリアスモンスター"Bozzetto Songstress"が「バブルクレンズ」を使用した際に、一部のモンスターに効果が発揮されない。
    

Bozzettoについては【Bozzetto Crusader】項を参照。

Bozzetto Songstress：songstressは「歌姫」という意味。

Bozzetto Flowspear：flow（流れる、流れ）+spear（槍）で「流れるような槍使い」といった意味合いか。
Bozzetto Wavefist：wave(波)＋fist（拳）で「波の（ように寄せては返す）拳の使い手」といった意味合いか。
Bozzetto Hydrophile：～phileが語尾に付くと「…を好む(者)」という意味になる。Hydrophileの場合は「水を愛する者」だろう。
Chirurgeon：Chirurgeonは古英語で「外科医」の意味。設定的な繋がりはないだろうが、アポリオンCSには「Na'Qba Chirurgeon」というクゥダフ族NMが出現する。

バブルクレンズ：泡で洗浄する
インキーインジェクト：墨の噴射

【アンバスケード】【アンバスケード大典1章】