Joachim(よあひむ)
1.項 登場人物 編
ジュノ港に一人たたずむ、白装束に眼帯を纏った謎の髭ヒューム。偶々、並行世界から干渉を受けてジュノ港の往来で行き倒れた冒険者を介抱し、資質を見抜いて並行世界へ誘う。
NPC人気投票では10位に選ばれた。アビセアの主要人物故にアビセアの窓口のような立場も人気の要因であろう。ちなみに、コメントではストックは切らしている模様。

正体 編
並行世界【アビセア】からの来訪者である。特定の資質を持った者に、並行世界アビセアへの鍵「トラバーサー石」を譲り渡す役割を負っている。以前に古い仕様のトラバーサー石を携え、アビセアを越えてヴァナ・ディールに降り立ったが、滞在中に存在がヴァナ・ディール側に固着してしまい、アビセアには帰れない身の上だという。
現在は帰還用の力を付与した改良仕様のトラバーサー石に力を補充しつつ、腕の立つ冒険者に譲り渡して、アビセアンへの対抗勢力を集めている。
数名の仲間と申し合わせて勧誘活動を行っているが、うち彼を含めた少なくとも2名が既にアビセアの住人ではなくなったらしい*1。
ちなみに彼の装備はアイパッチ+エブルタラー+マルドゥクシャルワ+エブルブローグ。詩人であれば彼と同じ装備に身を包むことが可能である。
第2回もぎたて ヴァナ・ディールのフェイス特集の際、素手で構えていたことからモンクと予想されていた(松井氏は「彼の真の職業は、まだちょっと秘密」と発言している)が、蓋を開けてみると吟遊詩人だった。しかも遠隔攻撃である。
トラバーサー石をめぐって 編
アビセア導入後、唯一のトラバーサー石供給源となっていたのが彼である。多くのPCが彼のもとに集まり、ジュノ港はかつての賑やかさを取り戻し、仕舞いには激重エリアと化してしまった。混雑緩和のため、2011年5月10日のバージョンアップ以降、下記代替NPCが追加された。- 2011年5月10日のバージョンアップ
サンドリア港 (I-8) Gilburt / Ivan
バストゥーク港 (K-11) Erich / Ernst
天の塔 Jerrett / Kierron
- 2011年5月の追加バージョンアップ
ル・ルデの庭 (H-10) Fabien / Vincent
チョコボサーキット (H-8) Adrian / Cyril
ウィンダス港 (L-6) Fabricius / Willis
2.項 フェイス 編
いずれかのフェイス使用許可証を所持した上で、「盟-ヨアヒム」を許可証に対応するフェイス担当NPCに渡すことで、フェイス「ヨアヒム」を習得できる。特徴 編
ジョブ | 吟遊詩人(サポ白) |
---|---|
戦闘タイプ | 支援 |
武器 | 投てき |
WS | |
アビリティ | |
魔法 | マーチ、マドリガル、メヌエット、ミンネ、エレジー、ピーアン、バラード ケアル(I~IVで習得レベルはサポ白に準拠) ナ系魔法(習得レベルはサポ白に準拠)、イレース |
その他 | 平常時の呪歌優先度:マーチ>マドリガル>メヌエット>ミンネ(各上位1曲) ヨアヒムのHPが減少:ピーアン(2曲) ヨアヒムのHPが十分でMPが減少:バラード(上位1曲) |
支援ジョブとして追加されたフェイスであり、武器は持たず魔法詠唱時以外は投てきによる遠隔攻撃をするというユニークな仕様となっている。戦闘時にも構えは取らず、非戦闘時のPCと同様の立ちポーズを維持する。なお、この遠隔攻撃は元々打挌属性だったが、いつの間にか突属性という普通の属性になっており、威力も修正されている(後述)。
第2回もぎたて ヴァナ・ディールで、投げているのはトラバーサー石だというネタ的会話もあったが、システム上実際に何を投げているのかは不明。あくまでも「石キャラ」ヨアヒムとしてのネタ要素としての挙動だろう。ただし、威力は遠隔攻撃フェイスの1/3程度でしかなく、WSも撃たないのでダメージソースとしてはあまり期待できない。
ダウルダヴラと同じグラフィックの弦楽器で演奏するが、歌は2曲までしかかけてくれない*2。
基本的にはマーチ+マドリガルを歌い、自身のHPが減ってきたらピーアンを、自身のMPが減ってきたらバラードを使う。敵に対してはエレジーを歌うが、レクイエムやフィナーレは使用しない。
上位の歌を歌うようになると基本的に下位の歌は歌わないが、ピーアンのみ下位の歌も歌う。
メヌエットは敵の防御力が高かったりこちらの攻撃力がさがると使用する。又、自分に「マチマチマドマド」がかかっている場合にも使用することがある。
ミンネは低レベルの時やPCや他のフェイスによって既に自分に「マチマチマドマド」がかかっている時のみ使用する。
歌の効果範囲はヨアヒム(味方NPC)を中心にした範囲なので、レイヴなどでは付近にいる他人の味方PC・NPCにもかかる。さすがにPCや味方の立ち位置まで考慮はしてくれないが、状況に応じて歌を使い分けてくれるため、支援ジョブとしては心強いだろう*3。
バラードかピーアンをかけたときにヨアヒムを戻し、再度呼び出すと新たに平常時の2曲を歌ってくれ、合計3曲を超えることもある。
イレースによる状態異常回復を行ってくれる。実装直後は時々という頻度であったが、クピピの神がかり的な状態異常回復が弱体されたタイミングで、逆にヨアヒムのイレース頻度がアップしており、PCの状態異常時はそこそこの優先度でイレースを詠唱する。但し、ヨアヒム自体が状態異常に陥ることが多いためか、肝心な時に静寂状態で役立たないこともしばしば起こる。
歴史 編
当初はヨアヒムの遠隔攻撃はSteely Weaponに0ダメージ、かつJailer of Temperanceの本体のみの状態で攻撃が通っていたことから、格打属性の設定になっていたようである。また命中率がレベル相応の割にダメージが極めて低く、敵によっては一桁のダメージを連発する与TPマシーンとなっていた。しかし、遅くとも2015年8月までに突属性に変更&攻撃力の上昇の調整が施されたようで、(レベルにもよるが)Steely Weaponに3桁のダメージが出るようになっている。
2015年5月14日のバージョンアップでは敵対心-の効果が引き上げられている。
2016年2月10日のバージョンアップではプロパティ「歌詠唱時間-」が追加された。
関連事項 編
【禁断の口】【Horst】【アビセアクエスト】【アビセアメインクエスト】【フェイス】Copyright (C) 2002-2014 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
- *1
- 関連があるか不明だが、両名とも白装束である。
- *2
- 彼の持っているダウルダヴラはLv85だと思われる。
- *3
- 移動中も歌ってくれればとても強力なのだが、フェイスの仕様上それは期待できない。