サボテンダー(さぼてんだー/Sabotender)
モンスターの一種。プラントイド類サボテンダー族。
主に東西アルテパ砂漠や、流砂洞、クフタルの洞門などに生息する。

名前のとおりサボテンの化け物で、旧シリーズのサボテンダーは埴輪のような愛嬌のある顔が特徴的であったが、本作においてはリアリティを追求しすぎたのか、目に当たる部分に細い筋が1対通っているだけという、まじまじと見ると不気味な雰囲気を漂わせるモンスターとなっている。
見かけはサボテンなので甘く見られがちであるが、このモンスターはタルタル族らが恐れおののく針千本という特殊技を持っている。
アルテパ砂漠に生息するサボテンダーはせいぜいタルタル程度の体長だが、流砂洞に稀にPOPするNMなどはヒューム♀Sサイズ(約150cm*1)よりも大きくおよそ170cm(ヒューム♂Mサイズ程度*2)にも達し、その不気味な顔がさらに強調される、ある意味恐ろしいモンスターとなっている。
頭に花が咲いたタイプもおり、モンストロス・プレッジでは「開花したサボテンダー族」、モンスター飼育では「ジャボテンダー」の名が与えられている。
連携ダメージ倍率は硬化・収縮が150%、溶解・衝撃が130%、貫通・震動が50%。花の咲いたタイプは耐性が強化されている*3。
他のプラントイド類の属性耐性は氷>火か氷=火であるが、サボテンダーは灼熱の砂漠地帯に生息する故か火>氷となっている。
謎の多肉植物の子株を落とすことから、金策目的で狩られる場合もある。
針千本は固定ダメージで、その攻撃をソロで受けてしまうと1000ダメージを浴びてしまうが、複数人で受けるとダメージは等分され、ダメージ軽減の装備を準備しておくと自己のダメージは軽減される。ダメージはNPC(ペット・召喚獣・オートマトン・フェロー)にも分配されるので呼び出せる場合は呼び出しておいた方がいいだろう。
初登場はFFVIで、大量のギルと魔法習得値を持って登場。高い回避と防御力を誇り、すぐ逃げることから倒すのに一工夫がいるモンスターであった。FFVIIIでは、倒すことで大量のAPを入手できたため、GFのアビリティを覚えるために砂漠に篭った人も多いのではないだろうか。愛らしい外見もあって人気を獲得し、その後のシリーズでは偽者「サポテンダー」や「サボテンダーの里」も登場、またFFVIIIでは「ジャボテンダー」を倒すことで召喚できるようになる。昨今リメイクされたFFVIでは召喚獣にまで上り詰めた。ゲーム外でもキャラクターグッズが製作されている。
FFVIIIのジャボテンダーは髭の生えた巨大なサボテンダーだったが、今作では花の咲いたサボテンダーという方向性の異なる姿になっている。
本作では防御無視の針千本を除けば歴代シリーズの中でも倒し易い部類に入るだろう。歴代シリーズの逃げ足が速いというイメージは高速サボテンことCactrot Rapidoに僅かにその姿を残しているか。
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主に東西アルテパ砂漠や、流砂洞、クフタルの洞門などに生息する。

名前のとおりサボテンの化け物で、旧シリーズのサボテンダーは埴輪のような愛嬌のある顔が特徴的であったが、本作においてはリアリティを追求しすぎたのか、目に当たる部分に細い筋が1対通っているだけという、まじまじと見ると不気味な雰囲気を漂わせるモンスターとなっている。
見かけはサボテンなので甘く見られがちであるが、このモンスターはタルタル族らが恐れおののく針千本という特殊技を持っている。
アルテパ砂漠に生息するサボテンダーはせいぜいタルタル程度の体長だが、流砂洞に稀にPOPするNMなどはヒューム♀Sサイズ(約150cm*1)よりも大きくおよそ170cm(ヒューム♂Mサイズ程度*2)にも達し、その不気味な顔がさらに強調される、ある意味恐ろしいモンスターとなっている。
頭に花が咲いたタイプもおり、モンストロス・プレッジでは「開花したサボテンダー族」、モンスター飼育では「ジャボテンダー」の名が与えられている。
特徴 編
- 索敵:聴覚感知
- 耐性属性:水光
- 弱点属性:氷闇(やや火雷にも弱い)
- 主な戦利品:サボテンダーの針、サボテンダーの根(NMのみ)、謎の多肉植物の子株、水のクリスタル
- ぶんどる:サボテンダーの針(攻撃力ダウン)
連携ダメージ倍率は硬化・収縮が150%、溶解・衝撃が130%、貫通・震動が50%。花の咲いたタイプは耐性が強化されている*3。
他のプラントイド類の属性耐性は氷>火か氷=火であるが、サボテンダーは灼熱の砂漠地帯に生息する故か火>氷となっている。
謎の多肉植物の子株を落とすことから、金策目的で狩られる場合もある。
特殊技 編
名称 | 範囲 | 効果 | 備考 |
---|---|---|---|
光合成 | 敵自身 | リジェネ(10HP/3sec) | 日中のみ使用 |
ニードルショット | 近接単体 | 物理ダメージ | |
針千本 | 自身中心範囲 (PT外含む) | 範囲内の敵に合計1000の物理ダメージ | 空蝉全消費 ラーニング可能 |
針百本 | 自身中心範囲 | 範囲内の敵に合計100の物理ダメージ | アンバスケードなど一部NMのみ使用 |
針弐千本 | 自身中心範囲 (PT外含む) | 範囲内の敵に合計2000の物理ダメージ | 空蝉全消費 一部NMのみ使用 |
針四千本 | 自身中心範囲 (PT外含む) | 範囲内の敵に合計4000の物理ダメージ | 空蝉全消費 一部NMのみ使用 |
針万本 | 自身中心範囲 (PT外含む) | 範囲内の敵に合計10000の物理ダメージ | 空蝉全消費 一部NMのみ使用 |
針?本 | 自身中心範囲 | 範囲内の敵に合計ダメージランダムの物理ダメージ | 空蝉全消費 一部NMのみ使用 |
チュパブロッサム | 自身中心範囲 | HP吸収、強化複数吸収、全ステータスダウン(or吸収) | 一部NMのみ使用 |
針千本は固定ダメージで、その攻撃をソロで受けてしまうと1000ダメージを浴びてしまうが、複数人で受けるとダメージは等分され、ダメージ軽減の装備を準備しておくと自己のダメージは軽減される。ダメージはNPC(ペット・召喚獣・オートマトン・フェロー)にも分配されるので呼び出せる場合は呼び出しておいた方がいいだろう。
NM 編
サボテンダー族のNMは総じてスペイン語で命名されており、音楽(特にラテン系)に関わる名前が冠していることが多い。サボテンの持つラテンのイメージから付けられたのだろうか。名前 | 生息地 | 主なドロップ品 | 備考 |
---|---|---|---|
Sabotender Bailarin | 流砂洞 | バイラソーン | Bailarin=ダンサー(男性) |
Sabotender Bailarina | 流砂洞 | デューンブーツ | Bailarina=ダンサー(女性) |
Sabotender Mariachi | クフタルの洞門 | バニョ・デ・ソル | Mariach=ヴォーカリスト |
Sabotender Corrido | 東アルテパ砂漠 | イスヒスアプタント タクウスアプタント | Corrido=メキシコで歌われている譚詩曲(バラード) |
Cactrot Rapido | 東アルテパ砂漠 | アルコデベロシダ アレテデルソル | Rapido=「速い」という意味のスペイン語 |
Cactuar Cantautor | 西アルテパ砂漠 | クンフーシューズ | Cantautor=シンガーソングライター |
Sabotender Enamorado | 西アルテパ砂漠 | サンドリアミッションのNM | Enamorado=「恋している」という意味のスペイン語 |
Emperador de Altepa | アビセア-アルテパ | ストランドゲージ、型紙 | スペイン語で「アルテパの皇帝」 |
Cuijatender | アビセア-アルテパ | ベニフィクス サンダーサシェ ソイルベルト | 造語*4 |
Sabotender Campeador | 西アルテパ砂漠 | サイキストシールド サバットゲートル 銀鏡 | Campeadorはスペイン語で「武芸に秀でた者」 |
Sabotender Mercenario | なし(Sabotender Campeadorの護衛) | Mercenarioはスペイン語で「傭兵」 | |
Cactrot Veloz | 東アルテパ砂漠 | ベロスの針 メンガド(+1) アレテデルルナ | Velozはスペイン語で「高速の」 |
Sabotender Royal | 醴泉島 | オディシアヘルム カイロンスリッパー デイノカラー | Royalは「王家の」 |
Sabotender Dulce | アブダルスの模型-レギオン | Dulceはスペイン語で「甘い」 |
モンストロス・プレッジ 編
種族名 | ジョブ |
---|---|
サボテンダー族 | 戦 |
開花したサボテンダー族 | 戦赤 |
習得Lv | モンスタースキル | 効果 | 消費TP | 備考 |
1 | ニードルショット | ダメージ補正150%。 | 1200 | |
10 | 光合成 | 日中に使用すると自身にリジェネの効果。 | 1500 | |
20 | 針千本 | 自身の周囲の敵に無数の針を飛ばす。 | 1300 | |
30 | 針弐千本 | 自身の周囲の敵に無数の針を飛ばす。 | 2000 | |
40 | 針四千本 | 自身の周囲の敵に無数の針を飛ばす。 | 2500 | |
60 | チュパブロッサム | 自身の周囲の敵にHP吸収、全能力値吸収、 良い効果吸収の効果。 | 3000 |
過去シリーズでのサボテンダー 編
チョコボ、モーグリ、トンベリ、ベヒーモスら同様FFの古参のモンスターとしてFFファンには馴染み深いキャラでもある。初登場はFFVIで、大量のギルと魔法習得値を持って登場。高い回避と防御力を誇り、すぐ逃げることから倒すのに一工夫がいるモンスターであった。FFVIIIでは、倒すことで大量のAPを入手できたため、GFのアビリティを覚えるために砂漠に篭った人も多いのではないだろうか。愛らしい外見もあって人気を獲得し、その後のシリーズでは偽者「サポテンダー」や「サボテンダーの里」も登場、またFFVIIIでは「ジャボテンダー」を倒すことで召喚できるようになる。昨今リメイクされたFFVIでは召喚獣にまで上り詰めた。ゲーム外でもキャラクターグッズが製作されている。
FFVIIIのジャボテンダーは髭の生えた巨大なサボテンダーだったが、今作では花の咲いたサボテンダーという方向性の異なる姿になっている。
本作では防御無視の針千本を除けば歴代シリーズの中でも倒し易い部類に入るだろう。歴代シリーズの逃げ足が速いというイメージは高速サボテンことCactrot Rapidoに僅かにその姿を残しているか。
関連項目 編
【モンスター】【プラントイド】【太陽の水】【伝説のチャンピオン】Copyright (C) 2002-2006 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
- *1
- 電撃の旅団調べ。
- *2
- 同じく電撃の旅団調べ。
- *3
- 「英雄なき時代の英雄」より
- *4
- Cuija=ブラジリオプンチア(日本語名:ヒメウチワ)というサボテンの一種のスペイン語名 + tender(サボテンダーの一部)