メニュー
記事メニュー
記事本文
ブックマーク
記事編集
ノート
コメント
逆引き
履歴メニュー
更新履歴
NOTE履歴
コメント履歴
会員メニュー
新規記事作成
索引
カテゴリー
ランキング
ヘルプ
リンク
歴史
潜在MP
記事名読み
せんざいえむぴー
03/07/15
パッチ
にて危うく
実装
「されそうになった」
サポ白
強化
パッチ
案のこと。
前衛
にまで「
驚きの白さ
」を提供するのかということで、別名、「
洗剤
MP
」とおちょくられた。
登場の経緯
【
開発情報
】の「
回復
問題に対して」なるトピックにおいて、
スクウェア・エニックス
の開発陣は以下のような修正案を提示した。
パーティ
を組むのに時間が掛かるのは
後衛
(
ヒーラー
)が不足しているから
注釈1
回復役
の不足は、
白魔道士
は
レイズII
取得、
赤魔道士
は
リフレシュ
取得のために
レベル上げ
を中断がかちあっており、
ヴァナ
全体の問題だった
。
なら
前衛
が多くても
パーティ
を組めるようにしよう。
そういう訳なので
前衛
の
サポ白
を
強化
する。
つまり本来
MP
を持っていない
ジョブ
に潜在的に
MP
が備わり、サポで
MP
がある
ジョブ
をつけることにより、
サポジョブ
分の
MP
以上の
MP
を行使することができるようになる訳である。
これを受けて、一部の
前衛
を
メイン
とする
プレーヤー
は
ケアル
するために
前衛
やってるわけじゃないと主張し、また一部の
白魔道士
を
メイン
とする
プレイヤー
の怒りが爆発し、
注釈2
白魔道士
の不満と言われることが多いが、当時ヒールによる
TP
減少もあったため、
ケアル
役は嫌だというような不満がそれ以上に多かった。
当該トピックには抗議・罵倒の書き込みが殺到した。開発陣も「私達もこの案件のみで「
回復役
問題」を解決しようと思っているわけではありません。」と応じていたものの、「此処は議論する場ではない」といった【
開発情報
】の存在自体を否定するような発言まで飛び出し、多くの
プレイヤー
を憤慨、落胆させた。ただ罵倒は論外として的外れな抗議をしていた人が居たのも事実である。
潜在MP
の問題点
潜在MP
という発想には幾つかの大きな問題があった。
そもそも
パーティ
を組む行為そのものの利便性をあげる方策を優先すべきと思われたこと。(実際、その後この方向での修正が色々と行われた。)
「なぜ
後衛
が足りないのか?」「
後衛
ジョブ
はやりがいのあるものとなっているか?」を踏まえた上での議論ではなかったこと。
ヴァナ・ディール
では
ジョブ
の数が「
前衛
>
後衛
」であり、かつ
プレイヤー
も
前衛
が多いという状況にも関わらず、さらに
前衛
を
強化
する(具体的には
ソロ
プレイでの使い勝手の向上)ような修正を意味すること。
潜在MP
の提案に対して出てきた指摘は理屈の上でもっともな批判ばかりであり、こうした指摘を受け入れる形で
スクウェア・エニックス
は本アイデアの導入を撤回した。
潜在MP
は存在する?
結局、
前衛
が
サポ白
にすれば
後衛
がいなくても
パーティ
プレイができるような方向での修正は行われなかったが、現在でも「
MP
無しの
ジョブ
は潜在的な
MP
を持っているように見える」仕様となっている。
以下の例は
ヒューム
の
MP
有り/無し
ジョブ
それぞれについて、
サポジョブ
を換えて
MP
、
HP
を比較したものである。
HP
では見られない格差が
MP
では存在することがわかる。
MP
数値比較表
Lv
75
黒魔道士
Lv
75
ナイト
Lv
75
戦士
サポジョブ
無し
616
342
0
サポ
白魔道士
694
420
137
MP
差分
78
78
137
HP
数値比較表
Lv
75
黒魔道士
Lv
75
モンク
サポジョブ
無し
840
1333
サポ
戦士
1009
1502
HP
差分
169
169
勿論
Lv
75で60
MP
未満の差であるから、実に微々たる差ではあり
注釈3
これで「実は
潜在MP
は導入されていた!
スクウェア・エニックス
の欺瞞だ!」と騒ぐのは自らの恥部を晒すようなものだ。
、
パーティ
プレイで
後衛
を不要に云々という意見からこういう仕様となっている訳ではないのは一目で明らかである。
しかし、上の例で
MP
に見られた差は、
メイン
・サポともに
MP
を持たない
ジョブ
であった時に各
種族
ごとに定められた
MP
が無視されるという仕様から来ているものであって、サポによって
MP
が増えているわけではない。
(
ジョブ
によって
MP
が0に制限されるという表現のほうが正しいのかもしれない)
おそらく、ある程度の高
レベル
まで育てれば
注釈4
具体的には
MGS
魔法
が一通り使える
Lv
50などが想定されていると思われる。
MP
無し
ジョブ
でも
サポ白
である程度の行動の自由が得られるようにこうした設定になっているのではないかと思われる。
現実の
ヴァナ・ディール
を
振り
返ってみれば、そもそも
スキル上げパーティ
などが成り立っているのはこの仕様によるところが大きい。
戦士
Lv
75
サポ白
でも
ケアルガ
一発で
MP
が払底するようでは、
相互回復
などほとんど意味をなさない。となると
後衛
にとって割損感が強まる
スキル上げパーティ
の運営自体が立ち行かなくなることが想像される。
後衛
のやりがい・存在意義を危険にさらすことなく、しかも有効活用されている機能という意味では、現状の仕様はバランス的にはまずまずいい按配と言えるかも知れない。
現在は
メリットポイント
という形で
前衛
後衛
にかかわらず
MP
を増加させる手段が
実装
されているが、特に不満の声は上がっていない。これは
潜在MP
発表時と比べて
前衛
・
後衛
各
ジョブ
を取り巻く環境が変わってきていることに加え、
前衛
ジョブ
にだけボーナスが与えられる印象があった
潜在MP
とは異なることから、納得できるものとして受け入れられてるのであろうと思われる。
関連項目
【
種族
】【
MP
】【
レイズII
】【
レイズIIツアー
】【
リフレシュ
】
コメント表示/書き込み
コメントはありません