上項で
MP効率だけを追求するのは良くないと述べているが、それを示す好例が以下の
リジェネである。
リジェネは系統が上がれば上がるほど
MP効率が悪くなっている。しかし最も
MP効率いいはずの
リジェネ1は高レベル帯で使われることは少ない。
なぜか?と言うと、低位の
リジェネは
時間的な意味での効率が悪いからである。
リジェネが5
HP/3秒の
回復に対して、
リジェネIIでは12
HP/3秒、IIIだと20
HP/3秒となる。そのため、低位の
リジェネの方が
MP効率が良くても、
ダメージ⇔
回復でより大きな数字が動く高レベル帯での実戦投入には力不足となってくるのである。
つまり、高位
リジェネの方が
少ない時間でより大きな仕事をするのである。
MP効率が良いことは、全体の効率を良くするのに働く大きな要因の一つであることは間違いない。
しかし、全体の効率の良し悪しを論ずるには、
MP効率以外の効率(例えば上のような時間効率など)も考慮しなければならないという好例と言える。
他にも同様の事例として、「
ペット狩り古代魔法」、「
黒魔道士横一線ガIII一斉掃射」など
MP効率は悪いが
火力がある
魔法を使うのは、それにより速やかに倒してしまえば倒すのに時間がかかることにより生じるリスク
を
回避できるからである。
そのため、一概に
MP効率が悪い
魔法=使えない
魔法 とは言えないのである。