赤魔道士最強伝説(あかまどうしさいきょうでんせつ)
2chしたらば外部板赤魔道士スレッドのタイトルとして2002年末まで使われた名称。

最強伝説の由来

FINAL FANTASY XI βVersionサービス期間に最弱を誇った黒魔道士達が、スレ埋めの度に「黒さいきょ~」と連呼したことに由来するスローガン「黒魔道士最強伝説」を製品版サービス開始を境に引き継いだもの。このフレーズのポイントは「伝説」にあり、どこか自虐的でユーモラスなスローガンとして使われていた(「黒魔道士最強伝説」の項に詳しい。また、本項末尾の合言葉にもその精神は表れている)。

黒魔道士は正式サービス開始直後は文字通りの「最強」の地位を欲しいままにし、この間に最強伝説のスローガンは、当時、迷走を続けていた赤魔道士のものになる。
赤魔道士は、製品版サービス開始からソロでは安定的な強さを誇っていた。とはいえ、大概のプレイヤーソロによる狩りがきつくなる20~30代以降のいずれかの時点で、パーティに入ることを余儀なくされる。しかし、赤魔道士は、何かに特化した長所が無かったゆえに、全ての役割においてそれぞれに特化したジョブに見劣りし「劣化○○」の烙印を押されることが多かった。少人数パーティではその多機能性が重宝されるにも関わらず、6人パーティが常識のヴァナ・ディールでは、あまり意味が無かったのである。
また、核熱時代の産物でサイクロン〆が非常に優秀であったため、前衛志向の赤魔道士が増え、殴りに気を取られ回復等が疎かになる一部の赤魔道士*1の存在が問題視された。無実の赤魔道士を巻き込んだ蔑視の風潮が蔓延し某掲示板においても煽り・罵倒が怒濤の如く襲来、赤スレだけが異常な伸びを見せる時期も長かった。

最強伝説の終焉

専用魔法(いわゆる赤魔法)追加の発表を期に、時期を前後して発表された赤AFも好評だったこと、タイトルが余計な煽りを誘っている感もあったことなどの理由も重なったのか、2002年末以降、上記掲示板の赤魔道士スレのタイトルに「最強伝説」というフレーズが用いられることはなくなった。
実際に赤魔道士浮上の兆しをみせたのは、2003年に入ってリジェネ(当初は赤魔法の扱い)やリフレシュが登場し、同時期に弱体魔法スキル上限がBからA*2に上がってからである。
そして、ヴァナ・ディールにおける後衛不足問題の蔓延や度重なる赤魔道士への梃入れの失敗を打開するつもりか、スクウェア・エニックスは2003年4月に、誰ひとり予想だにしなかった強烈なバージョンアップを行った。
その頃、初となる拡張ディスク、例のない大規模バージョンアップ沸く世間を尻目に赤魔道士スレでは「赤専用魔法ファランクス実装はいつ頃なのだろう」「今度のバージョンアップかな?」「ソロ狩場が増えるといいね」「ジラート?なにそれ食べられるの?」などとのんきな話をしてたのだが
実際にバージョンアップされると

いまみても信じがたいが、これが一度に来た。初期こそリフレシュファランクスは手に入りづらかったものの、これらが普及するにつれ、赤魔道士不遇ジョブでなくなっていった*3
ジョブを見回しても他に例がないほどの正真正銘の「神パッチ」である。削除されたのは射撃スキルのみ(元々装備できる銃も無かったが、これを機会に装備可能な銃が実装される夢も消えた。)。
ところが、不遇時代が長く、「器用貧乏」発言や「ヴァナ・ディールトリビューン」による公式の煽り*4などの傷も癒えてなかった赤魔道士達は、喜ぶどころか「赤魔道士に限ってそんな旨い話があるはずはない、どこに罠があるんだ」「コンバートって何をさせたいんだ」と疑心暗鬼をつのらせる有様で、スレを冷やかしに訪れた者たちを唖然とさせた。

何はともあれ、スレのタイトルから最強伝説というフレーズが消えて数か月後に、赤魔道士はようやくパーティにおける居場所をみつけ、唯一無二の性能で最強ジョブの名を欲しいままにし、同時に「赤魔道士最強伝説」のスローガンも追憶の中にしまわれることとなった。

 _/ヽξ_
 ( ゚ д ゚ ) /   < 赤魔道士最強伝説! ただし、自己責任でおながいします!
 ( ~ ⊃〆つ~'~フ
  (⌒ .ノ    (
   し'ヽ)   ノ
     '~'

関連項目

グラビデ】【リフレシュ】【コンバート
Taisai】【ボンクラーズ】【赤だけかな最悪は
*1
無論前衛枠として参加した場合は、殴りがメインとなる。後衛枠として参加した場合のこと。
*2
ただ、スキルが上がりにくくなるパッチが同時にあたり、ほとんどの赤魔道士スキルキャップどころか、Cレベル維持すらままならない状況にさえ陥った。
*3
意外なほどリフレシュの普及は早かったのだが、これは戦術理論が大好きな赤魔達にとって、印章BCの攻略を組み立てるのは誰よりも向いていたという面もあるかもしれない。
*4
→ヴァナ・ディールトリビューン『水晶夢宙』 要約すると「リフレシュジュース飲めよ」という内容。
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