レーヴァテイン(れーう゛ぁていん/Laevateinn)
英魂武器の一つで、黒魔道士専用の両手棍。魔道士の杖を起点にミシックウェポン入手クエストを進めることで入手できる。
強化段階により同名の複数の武器が存在する。
Lv2アフターマスで魔攻+を得ることができ、TP2950以上の場合に最大値を取る。*1
すなわちレーヴァテインの最高性能を発揮するにはTPを調整した上で射程の短いヴィゾフニルを撃つ必要があり、使い勝手は良くないといえる。
強化前 編
クエスト「英魂と鎮魂」のオファーを受けることで入手できる。Rare Ex
D62 隔402
Lv75~ 黒
魔法を強化するプロパティが何もないため、おしゃれ着としての価値しかないだろう。
強化後(ミシックウェポン) 編
上記の武器はクエスト「アトルガンの秘宝」をクリアすることで本来の性能を発揮するようになる。Rare Ex
D62 隔402 精霊の印効果アップ
命中+30 魔命+10 魔攻+20
ヴィゾフニル
アフターマス:魔命+/魔攻+/時々2回攻撃
Lv75~ 黒
精霊の印効果アップは精霊魔法のダメージ+10%*2。(特殊枠)
Lv1アフターマスの魔命上昇値は不明。Lv2の魔攻上昇値は+10~19。
特定属性の魔法ダメージを15%増加するHQ属性杖(バルカンスタッフ等)と比較するならば、杖なしでの魔攻が134以上の場合に魔攻+20は魔法ダメージ+15%に劣る。
Lv75時点で黒魔道士の魔攻はジョブ特性のみで132に達しているから、他の装備などで魔攻+2以上があればHQ属性杖にダメージで劣ることとなる。
Lv2アフターマスの最大値を加えた魔攻+39を前提とするならば、魔攻260(ジョブ特性の他に魔攻+128)を超える場合はHQ属性杖が優位となる。
なお、ここからさらにメイジャンの試練により強化することができる。
Lv75以降の強化 編
基本的にメイジャンの試練で強化するが、IL119以降はOboroというNPCから受けるサブクエストをクリアする必要がある。また、Lv99とIL119(1つ目)の武器はアフターグロウと特殊なエフェクトがついた装備に派生させることができる。アフターグロウをつけなくともアイテムレベルをつけることは可能なので、Lv99以降は2系統に分かれるともいえる。これは10回目の強化でアフターグロウのついた1つの武器に収束する(強化には星唄の煌めき【終奏】が必要)。
下表において、「No.」はメイジャンの試練の番号とする。番号が入っていないものはOboroから受ける。「Lv」は99までは強化終了後の装備レベル、それ以降は同じくアイテムレベルとする。
アフターグロウの分岐については別枠で記載する。
回数 | Lv IL | No. | 追加性能 | 試練内容 |
1回目 | 75 | 1072 | D+4 | ヴァーミン類にヴィゾフニル200回 |
2回目 | 1073 | D+11 | アンデッド類200回ヴィゾフニルでとどめをさす | |
3回目 | 1872 | D+13 | リザード類に300回ヴィゾフニルでとどめをさす | |
4回目 | 80 | 1873 | 下記参照 | バード類に300回ヴィゾフニルでとどめをさす |
5回目 | 85 | 2276 | 下記参照 | ビースト類400回ヴィゾフニルでとどめをさす |
6回目 | 90 | 2687 | 下記参照 | レーヴァテインを装備している状態でTyger3匹討伐 |
7回目 | 95 | 3120 | 下記参照 | レーヴァテインを装備している状態でLong-Bowed Chariot3匹討伐 |
8回目 | 99 | 3583 | 下記参照 | マルシバースコリアを3個、Delivery Crateに納品する |
9回目 | 119 | - | 下記参照 | 餅鉄を300個、Oboroに納品する |
10回目 | 119 | - | 下記参照 | (アフターグロウなしから)餅鉄を10000個、Oboroに納品する |
(アフターグロウありから)餅鉄を1個、Oboroに納品する |
・アフターグロウをつける分岐ルート
Lv IL | No. | 追加性能 | 試練内容 |
99 | 3633 | アフターグロウ | マルシバースコリアを150個、Delivery Crateに納品する |
119 | 3757 | アフターグロウ | マルシバースコリアを150個、Delivery Crateに納品する |
1回目~5回目はいずれも経験値を得られる敵のみカウントされる。
4回目(Lv80) 編
4回目達成後は以下の性能に変化する。名称は同じだが別の武器。
Rare Ex
D78 隔402 精霊の印効果アップ
命中+30 魔命+10 魔攻+30
ヴィゾフニル
アフターマス:魔命+/魔攻+/時々2回攻撃
Lv80~ 黒
Lv1アフターマスの魔命上昇値は不明。Lv2の魔攻上昇値は+20~39。
5回目(Lv85) 編
5回目達成後は以下の性能に変化する。Rare Ex
D85 隔402 精霊の印効果アップ 命中+30
魔命+10 魔攻+40
ヴィゾフニル
アフターマス:魔命+/魔攻+/時々2回攻撃
Lv85~ 黒
6回目(Lv90) 編
6回目達成後は以下の性能に変化する。Rare Ex
D90 隔402 精霊の印効果アップ 命中+30
魔命+10 魔攻+50
ヴィゾフニル
アフターマス:魔命+/魔攻+/時々2回攻撃
Lv90~ 黒
また6回目以降はヴィゾフニルのダメージが15%増加する。
7回目(Lv95) 編
7回目達成後は以下の性能に変化する。Rare Ex
D97 隔402 精霊の印効果アップ 命中+30
魔命+10 魔攻+50
ヴィゾフニル
アフターマス:魔命+/魔攻+/時々2-3回攻撃
Lv95~ 黒
Lv1アフターマスの魔命上昇値は不明。Lv2の魔攻上昇値は+30~49。
8回目(Lv99) 編
8回目達成後は以下の性能に変化する。Rare Ex
D104 隔402 精霊の印効果アップ 命中+30
魔命+10 魔攻+60
ヴィゾフニル
アフターマス:魔命+/魔攻+/時々2-3回攻撃
Lv99~ 黒
また8回目以降はヴィゾフニルのダメージが30%増加する。
これはアフターグロウ(30秒間攻+15/飛攻+15)付きの武器に派生させることができる。こちらを装備していると特殊なエフェクトが発生する。
Rare Ex
D104 隔402 精霊の印効果アップ 命中+30
魔命+10 魔攻+60
ヴィゾフニル
アフターマス:魔命+/魔攻+/時々2-3回攻撃
アフターグロウ
Lv99~ 黒
9回目(IL119) 編
9回目達成後は以下の性能に変化する。Rare Ex
D200 隔402 命中+30 魔命+10 魔攻+60
魔法ダメージ+248 両手棍スキル+242
受け流しスキル+242 魔命スキル+255
精霊の印効果アップ ヴィゾフニル
アフターマス:魔命+/魔攻+/時々2-3回攻撃
Lv99~ 黒
<ItemLevel:119>
アフターグロウ付きだと次の性能になる。
Rare Ex
D200 隔402 命中+30 魔命+10 魔攻+60
魔法ダメージ+248 両手棍スキル+242
受け流しスキル+242 魔命スキル+255
精霊の印効果アップ ヴィゾフニル
アフターマス:魔命+/魔攻+/時々2-3回攻撃
アフターグロウ
Lv99~ 黒
<ItemLevel:119>
10回目(IL119) 編
2016年2月10日のバージョンアップで追加された。8,9回目の強化で2つに分岐していた武器が、アフターグロウ付きの1つの武器に収束する。
Rare Ex
D251 隔402 命中+30 魔命+30 魔攻+70
魔法ダメージ+279 両手棍スキル+269
受け流しスキル+269 魔命スキル+269
精霊の印効果アップ
ヴィゾフニル アフターグロウ
アフターマス:魔命+/魔攻+/時々2-3回攻撃
Lv99~ 黒
<ItemLevel:119>
Lv1アフターマスの魔命上昇値は+30~49、Lv2の魔攻上昇値は+30~49。
オーグメント 編
2018年9月10日のバージョンアップで追加された。NPC“Oboro”にて、「黒の残魂」または「闇の残魂」を用いたオーグメント付与による段階的な強化を行うことができる。
Rank | オーグメント | 必要 RP | Total RP |
---|---|---|---|
1 | [1]D+1 [2]ヴィゾフニル:ダメージ+1% [3]命中+1 魔命+1 | 0*3 | 0 |
15 | [1]D+26 [2]ヴィゾフニル:ダメージ+15% [3]命中+30 魔命+30 | 5950 | 5950 |
比較対象としては魔命で劣るがエアロ系に強いマランスタッフ+1、盾と組み合わせ魔命でも同等のブンジロッドが挙げられる。
アフターマスを利用しないのであれば敢えてレーヴァテインを用いる必要性は低いといえるだろう。
アンバス1章最上位のNMレベルになるとアフターマス(魔攻)をつけてもブンジロッドにダメージで劣るため、強敵相手では2番手以下の性能であることに注意。
とはいえ、黒魔道士が装備できるRMEAはおしゃれ着程度の性能しかないものがほとんどであり、その中ではレーヴァテインは比較的ましな性能を持っている方である。
また、INTが影響しないデスにおいては、ミルキルとあわせて使われることが多いこともあり、レーヴァテインも選択肢の1つとなり得る。
武器構成 | INT | MND | 魔命 | 魔攻 | 魔法D | 魔命スキル | その他 |
レーヴァテイン(オーグメント付与済) +エンキストラップ | 10 | 10 | 70 | 70 | 279 | 269 | 精霊の印効果アップ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
マランスタッフ+1(オーグメント付与済、ユニティ1位) +エンキストラップ | 47 | 32 | 65 | 68 | 217 | 228 | ファストキャスト+3% 風属性魔攻+11 |
ブンジロッド(オーグメント付与済) +アムラピシールド | 28 | 28 | 88 | 98 | 248 | 255 | マジックバーストダメージ+10 ケアル回復量+30% |
設定 編
北方の民の伝承に登場する世界樹ユグドラシル。その中に一本だけ
生えている、葉脈だけの葉をつける「災厄の枝」を折り取った巨人が、
その枝からドゥエルグに作らせたと伝えられる長杖。
→バルラーンの秘宝より
出典 編
北欧神話をまとめたエッダ詩(古エッダ)の一つ「フィヨルスヴィズの歌」に登場する武器。「Lava-」は「破滅、災厄」を意味し、「-teinn」は「枝、杖」を意味する。つまり直訳すれば「災厄の枝」となる。エッダ詩を記述する古ノルド語(ケニング)は比喩表現や婉曲表現が多く、「~の杖」で「剣」を意味する用法があるため、レーヴァテインは剣と解釈されることが多い。ロキがニヴルヘイムの門でルーンを唱えて作りあげたとされており、9つの錠のついた鉄箱に保管されている。
日本では、他のゲームやファンタジー作品中で炎の魔剣として登場することが多い。これは、北欧神話の終末の日であるラグナロク(神々の黄昏)でスルトが振るい、世界を焼き尽くした炎の魔剣と同じものだという解釈からきている。
しかし、スルトとレーヴァテインに直接の関係はない。原著でもレーヴァテインが炎と関係しているような記述は見つかっていない。
スルトの妻であるシンモラがレーヴァテインを収める鉄箱を守っていることから、スルトが振るった剣がレーヴァテインだと連想されるようになったようである
ミシックWSのヴィゾフニルとは、物語中に登場する「レーヴァテインでしか殺すことができない雄鶏」のこと。
存在数 編
国勢調査 | 段階 | ||||||
Lv75 | Lv80 | Lv85 | Lv90 | Lv95 | Lv99 | Lv99+*4 | |
→第9回 | 1 | - | - | - | - | - | - |
→第10回 | 1 | 1 | 5 | 7 | - | - | - |
→第11回 | 1 | 0 | 0 | 2 | 3 | 11 | 0 |
関連項目 編
【魔道士の杖】【英魂武器】【アフターマス】外部リンク 編
→レーヴァテイン (Wikipedia)Copyright (C) 2002-2018 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
- *1
- 装備レベル75でアフターマスを得られる場合はTP2900以上
- *2
- →ファイナルファンタジーXI プレミアガイド2013 -武器・防具ナビ- (ファミ通の攻略本) より。
- *3
- オーグメントを付与するには「黒の残魂」、「闇の残魂」を最低1つ以上トレードする必要あり。
- *4
- アフターグロウ付き