練武祭

記事名読み
れんぶさい/Feast of Swords
公式イベントの一つ。「端午の節句」前後に行われる。


開催履歴
開催年期間
2024年04月26日(金)17:00頃~05月12日(日)23:59頃
2023年04月28日(金)17:00頃~05月12日(金)23:59頃
2022年04月28日(木)17:00頃~05月12日(木)23:59頃
2021年04月28日(水)17:00頃~05月12日(水)23:59頃
2020年04月28日(火)17:00頃~05月12日(火)23:59頃
2019年05月01日(水)17:00頃~05月14日(火)23:59頃
2018年04月26日(木)17:00頃~05月11日(金)23:59頃
2017年04月27日(木)17:00頃~05月10日(水)23:59頃
2016年04月25日(月)17:00頃~05月09日(月)23:00頃
2015年04月27日(月)17:00頃~05月11日(月)17:00頃
2014年04月24日(木)17:00頃~05月08日(木)17:00頃
2013年04月24日(水)17:00頃~05月08日(水)17:00頃
2012年04月26日(木)17:00頃~05月10日(木)17:00頃
2011年04月28日(木)17:00頃~05月10日(火)17:00頃
2010年04月27日(火)17:00頃~05月11日(火)17:00頃
2009年04月28日(火)17:00頃~05月12日(火)17:00頃
2008年04月28日(月)17:00頃~05月07日(水)17:00頃
2007年04月27日(金)17:00頃~05月11日(金)17:00頃
2006年04月28日(金)09:00頃~05月11日(木)16:00頃
2005年04月28日(木)09:00頃~05月09日(月)16:00頃
内容
イベントの参加方法
  1. 燻竹刀を受け取る
    三国にいるMoogleからイベント進行用武器燻竹刀」を受け取る。

  2. 「破魔の術」をかけてもらう
    メインウェポン燻竹刀装備した状態で、フィールドにいるMoogleに話しかけると破魔の術の効果が得られる。効果時間ヴァナ3日。再度Moogleに話しかけて解除できるほか、ログアウトを含むエリアチェンジでも切れる。
    Lv1制限コンフロントで、常時とんずら状態。なお戦闘不能になるとLv制限は残っているがイベント参加権を喪失しているので、再度Moogleに話しかける必要がある。

  3. ゲンジ甲冑を着込んだ何者か(~Armor)を捜す
    外見は早乙女具足一式を着込んだシャドウ族(フォモル)広域スキャンにも反映されるが、敵もとんずら状態で走り回っており、一定距離移動した後に少し止まる、を繰り返す。ただし5体いる内の1体、Omodaka Armorは超強く実質的にはお邪魔キャラなので近付かないこと。

  4. 「邪気滅却」で技を吸収する
    専用の特殊技を使ってくるので、その発動に合わせて燻竹刀エンチャントを使用すると敵の技は効果なしになり、内部的に専用ポイントが貯まる。エンチャント効果時間は数秒しか無いため、敵の技を見てから使用する必要がある。
    なおこのポイントは燻竹刀内部に記憶されているようで、エリアチェンジしても保持されている。

  5. 敵を倒す
    被ダメージカット100%になっており、燻竹刀専用の追加効果でのみ1ダメージずつ与えることが出来る。敵を倒すとその場に???が出現する。燻竹刀装備から外して「???」にトレードすると、邪気吸収量に応じた報酬が貰える。

なお敵には占有権が無く、イベント参加者であればPT外のプレイヤーでも攻撃可能。

モーグリの座標
エリア座標エリア座標エリア座標
南サンドリアJ-9バストゥーク鉱山区H-9ウィンダス水の区(北側)F-5
北サンドリアD-8バストゥーク商業区G-8ウィンダス森の区K-10
エリア座標エリア座標エリア座標
西ロンフォールI-6北グスタベルグL-8西サルタバルタJ-8
東ロンフォールG-6南グスタベルグL-8東サルタバルタG-11
ラテーヌ高原J-8コンシュタット高地I-6タロンギ大峡谷I-6
ジャグナー森林I-8パシュハウ沼K-6メリファト山地E-5
バタリア丘陵K-8ロランベリー耕地K-5ソロムグ原野E-5

ゲンジ甲冑
名称中の人備考
Tatenashi Armorヒューム停止中のみ聴覚感知アクティブ
Hizamaru Armorエルヴァーン
Ubuginu Armorタルタル
Hachiryu Armorガルカ
Omodaka Armorミスラ
黒鯱のミゥ
常時アクティブリンク
他の甲冑のHPが50%以下になるとポップする

この他Omodaka Armorは、PTを組んでいた場合PTが壊滅するまで追いかけてくる、HPが他の甲冑の10倍ぐらいある、与ダメージも他の甲冑が一桁なのに対し即死級などの特徴がある。
使用する特殊技は下記の二つのみ。

特殊技対象備考
断魂環自身範囲ディアの効果。発動までの溜めが短い。構えを見たら即エンチャント使用
黄泉門自身範囲瀕死ダメージ(HP1)。溜めが長い。5~6秒待ってからエンチャント使用

技の使用間隔は8回攻撃(1ダメージ以上)する毎。つまり得TP125の即撃ち


邪気吸収
邪気吸収報酬
1~3回柏餅8個
4~7回尚武龍神太刀飾燻竹刀改、鉄刀木刀竹刀藕木刀
8回~尚武鳳凰兜尚武龍神兜テレポ首
柏餅は倒した種族のものが貰える(ミスラの場合は雅留家柏餅)。テレポ首トレードしたエリア別に貰えるアイテムが異なる。 吸収量の途中経過はモーグリから教えてもらえる。1~3回は「少しだけ」、4~7回は「それなり」、8回以上は「たくさん」。
攻略Tips
固有報酬
名称追加年預り帳備考
尚武鳳凰兜2015年19クーポンAW-Cosでも入手可能
尚武龍神太刀飾2010年NPC
尚武龍神兜NPC
燻竹刀2008年NPC
燻竹刀NPCクーポンAW-Cosでも入手可能
竹刀2007年NPCクーポンAW-Cosでも入手可能
藕木刀2006年NPCクーポンAW-Cosでも入手可能
木刀2005年NPCイベントでの再入手不可
冒険者紹介システムでのみ入手可能
鉄刀木刀NPCクーポンAW-Cosでも入手可能
飛勇夢柏餅2005年
衛瑠刃鞍柏餅
汰琉汰琉柏餅
雅留家柏餅

この他、テレポ首が入手できる。


尚武鳳凰兜は「All Jobsで他者にレイズをかける事が出来る」非常に有用なアイテムPTが半壊、特にレイズを使えるジョブ復帰不能になった状態からでも立て直せるのは大きい。
開催年別詳細
2016年~
イベント内容は前年までと同じ。
2015年
2014年
期間中、モグガーデン尚武龍神兜が飾られるようになった。
2011年~2013年
イベント内容は前年までと同じ。
2010年

Lv1制限を受けた時に強化が切れるようになった。なお昨年以前でも、プロテスIVを持ち込んでもOmodaka Armorには被30ダメージ前後と即死級だった。
2009年
イベント内容は前年までと同じ。
2008年

報酬の入手基準が討伐数から邪気吸収量に変更された。また、3年ぶりに鉄刀木刀報酬に追加された一方で、この年以降木刀を入手することが出来なくなっている。
2007年

最初に渡されるアイテム木刀に戻された。
報酬の入手方法が直接ドロップから、「討伐後に出現する???アイテムトレード」に変更された。木刀トレードすると藕木刀藕木刀トレードすると竹刀が入手できた。※竹刀を入手するにはエリアチェンジせずにゲンジ甲冑を2種倒す必要がある。さらに2種倒すとテレポ首が入手できた。黒鯱のミゥなら1体倒すだけでOK。カラードロップゴールドカープ報酬から削除された。
ゲンジ甲冑の「Tsukikazu Armor」(エルヴァーン)が「Hizamaru Armor」に、「Usukane Armor」(ミスラ)が「Omodaka Armor」に変更された。
2006年

プレイヤー側もとんずら状態になるよう改善されたが、イナゴ問題はそのまま。
ゲンジ甲冑の4体が移動中ノンアクティブに変更された。さらに黒鯱のミゥが追加された。
2005年

木刀イベント進行用アイテム報酬はゲンジ甲冑からの直接ドロップで、倒した人のみが入手できた為、トドメイナゴが問題になった。また、敵側だけとんずら状態のため、時々足を止めるとはいえ追いかけるのが大変だった。
ユニティ実装以降は、開催期間中にユニティチャットにて各リーダーが宣伝告知してくれる。
ピエージェ
練武祭の源氏八甲を着込んだ海賊がまた暴走しているようだな。
アヤメ
源氏八甲が盗まれたですって!? 貴重な甲冑が……早くなんとかしないと。
インビンシブルシールド
復唱しろ! 自分は源氏八甲を盗んだ海賊どもを討滅します。……以上!
アプルル
皆さん、練武祭です~! 甲冑の中の人たち、大丈夫かしら……。
マート
海賊どもがまた脱獄したようじゃ。毎年毎年……ちとかわいそうになってくるのう。
アルド
練武祭か……。東方のゲンジには悪いが、もう少しこの体でいかせてもらおう。
ジャコ・ワーコンダロ
源氏八甲を盗んだ海賊の首領はミスラだそうじゃないか。太刀筋がいいんだって?
ナジャ・サラヒム
練武祭の源氏八甲はなかなかのお宝らしいじゃないか。ぜひ拝覧させていただきたいもんだ。
フラヴィリア
練武祭のアレは……源氏八甲っていうんだ。すっごい東の方かぁ……いつか、行ってみたいな。
ヨランオラン
甲冑を着込んで走り回る者を棒で叩き散らす祭り。それが練武祭……。ううむ、何か間違っているような。
シルヴィ
中の国の各地で強い邪気を持つ何者かが走り回っているようです。もし様子を見に行かれるのなら、十分気を付けてください。
原典
桃の節句のひなまつりが女子の成長を祈る年中行事であるのに対して、端午の節句は男子の成長を祝う行事であり、こどもの日と同日だが別物。菖蒲は尚武に通じるため、菖蒲の節句とも呼ばれる。
実際の合戦を模して印地打ち(石投げ合戦)→菖蒲を刀に見立ててチャンバラをする菖蒲切りという行事が鎌倉時代の頃には既にあったとされる。しかし石合戦は死者が出るほど荒々しかったため徐々に行われなくなっていき江戸時代の頃には菖蒲切りのみが残り、これが当イベントの元ネタと思われる。初期の報酬ゴールドカープが入っていたのは、こいのぼりに因んでなのだろうが…。
源氏八甲
モチーフは源氏に代々伝えられたという8種の鎧で、現実世界でも源氏八甲、または源氏八領と呼ばれる。(「領」は襟の意。一式装束の数え方。)
現代では大半が失われており、公的に現存するのは楯無のみ。

名称読み備考
楯無たてなし山梨県甲州市の菅田天神社に安置されている小桜韋威鎧(こざくらがわおどしよろい)(国宝)が楯無とされ、八領のうち唯一現存する。
盾を必要としないほど堅牢という意味で楯無と呼ばれる。甲斐武田家に伝来し神器扱いされていたが、武田勝頼が自刃する際に埋められた。
後、この話を聞いた徳川家康が掘り出して奉納したと伝わる。
ただし、学術調査の結果では、埋められたような痕跡は無かったとのこと。
膝丸ひざまる牛の膝の皮1000頭分を集めて作られたと伝えられる。
産衣/源太産着うぶぎぬ/げんたがうぶぎ八幡太郎義家が時の法皇から拝領したものとも、義家を宮中に見参させる際に新調した、あるいは元服の際に着ていたなど諸説ある。
八領の中でもっとも重要視され源氏の嫡男(源太=源太郎である)のみが着用できた。
平治の乱の際に頼朝(三男だが跡取なので)が着て奮戦したが、敗走の際に脱ぎ捨てられてその後の行方は不明。
ただし、この伝承は「盾無」のものとも言われる。
八竜/八龍はちりゅう/はちりょう源義平が着用したとされる。
兜をはじめ各所に八つの竜の飾り金具がつけられていたことから名づけられた。
保元の乱で、弓の名手として知られる源為朝が八竜を着たとも言われている。
行方は不明だが、後に義経が兜だけ入手して、小林神吾に報賞として渡したという。
沢瀉おもだか/おもがた沢瀉という植物の葉を模して、大袖などに三角形を描いて威すのを沢瀉威という。
平治の乱で源朝長が身につけていたとされる。
薄金うすかね保元の乱(1156年)で崇徳上皇についた源為義が身につけていたとされる。
元服の際によく用いられていたものらしい。
後三年の役で、義家から着用を許された伴助兼が着用したが、柵攻めのさなか兜を打ち落とされて失ってしまったといわれている。
愛知県の猿投神社に伝わる樫鳥糸威鎧(重文)が薄金との伝承もあるが定かではない。
鎧の時代的には合致しており、薄金の伝承の通り兜を失っている。
月数つきかず/つきすう保元物語に記述があり、左衛門尉四郎頼賢が着用したとされる。
日数ひかず為義の五男源頼仲が着用したとされている。

伝承によっては源太産衣の替わりに七龍が入ることがある。


ゲーム中にはHikazu Armorは登場しない。また、サルベージにて装備品として登場したのを受けてTsukikazu ArmorとUsukane Armorが差し替えられた。しかし結局、装備品は後に八領全て出揃っている。ただしこの装備はゲンジ甲冑から名前を拝借しただけの別物という設定
注釈1

一式入手方法備考
薄金鎧冑サルベージ最初に登場したサルベージ装備の一つ
日数鎧冑薄金鎧冑の関連品
月数鎧冑薄金鎧冑の関連品
八竜具足花鳥風月部位はなし
沢瀉鎧冑サルベージLv99で追加された新サルベージ装備の一つ
源太鎧冑沢瀉鎧冑の関連品
楯無具足ウォンテッドクーポンAW-UWIIIでも入手可能
膝丸具足アンバスケードホールマークとの累積交換(期間限定)
FFシリーズにおける源氏の鎧
FF2に初登場して以降、主にゲーム後半に入手できる強力な装備という位置づけのものが多い。源氏の盾・源氏の兜・源氏の鎧・源氏の篭手の一式で源氏シリーズとも呼ばれる。
FF5のものが特に有名で、繰り返し戦うことになるギルガメッシュからぬすむ事によって入手できる。ちなみにギルガメッシュは名前こそ古代メソポタミア由来だが、キャラクターとしてのモチーフは源義経の家臣、武蔵坊弁慶。
またFFTのものはとあるボス敵の専用装備で、ぬすむの成功確率もシステム的に0%のため絶対に入手できないのだが、大丈夫?ファミ痛の攻略本だよ?に記載された「小数点以下の確率で盗める」という誤情報のせいで有名になってしまった。
余談
Omodaka armorが、第10回ヴァナ・ディール国勢調査における「冒険者戦闘不能にした回数の多いモンスター トップ100」において、17位(16,839回)にランク入りを果たした。集計期間が5/1~5/15までとある程度重なっていたとはいえ、当時の期間限定イベントへの関心の高さが伺える結果と言える。

Lv1制限を受けた状態でモンスターから攻撃されないことを利用して、Lv1の倉庫キャラジュノまで移動させた人も多かった。尤もエリアの端から端まで安全に移動できたのは三国周辺だけで、次のエリアは担当モーグリがいるのはテレポイント近く、さらに次のエリアアウトポスト近くで、ジュノ周辺エリアに至ってはジュノ出口側にモーグリがいるため全く使えない。ユニティ実装後はウォンテッドワープバタリア丘陵飛ぶのが一般的。

イベント進行用の武器木刀藕木刀燻竹刀と変遷しているのは、「貴重な源氏八甲を傷つけないように」という設定である以上、木刀では説得力に欠けたためと思われる。(ゲーム中ではどれもD値1だが。)
外部リンク
2009年~2015年の間はサブタイトルが付けられており、2010年~2015年にははせがわみやび氏によるショートストーリーも掲載されている。
関連項目
公式イベント】【Kupelcian】【黒鯱のミゥ】【柏餅

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