タロンギ大峡谷
たろんぎだいきょうこく/Tahrongi Canyon
乾燥した気候のためか植物の種類は少ない。また、「
風」、「
砂塵」の
天候になることがある。
エリアのところどころには巨大な生物のものと思われる骨が埋まっており、その近辺では
採掘できることがある。また、北西部の山中では、
タロンギカクタスと呼ばれる珍しいサボテンの花が咲いている場所がある。
「
ある冒険者の足跡」で訪れる
石碑が(E-5)にある。
石碑には古龍の骨が描かれている。
ここ
タロンギ大峡谷での測量は、困難を極めました。
起伏に富んだ地形、過酷な気候、そして
モンスター。
しかし、何よりも私を苦しめたのは、熱病でした。
私は
ミンダルシア大陸に旅立つ前に、
十分に経験を積んでいましたが、
熱病には何の助けにもなりませんでした。
そう、
白魔法でさえも……
高熱で消耗する体力を何とか温存しようと、
ふらふらする足で安全な日陰を探しましたが、
なかなか見つかりませんでした。そんな時、
眼に入った白い物体が、表にある古龍の骨でした。
近寄ってみると、そこにはこの洞穴もありました。
近くに生えるサボテンの水が熱病に効くことも解り、
私は病が治るまで、安全に休むことができました。
その間、私は命の恩人達に、名前をつけました。
兄弟喧嘩の最中に
熱波で絶命した、古くて大きな
恩人
ギルボ・マッジ・ナビルに感謝をこめて。
天晶774年
エニッド・アイアンハート
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