分類上は
獣人である。
アーリマンが近い
種族という説もあるが、根拠はない
尚、
モグハウス内で
レーダー内に表示される点が、回線が重い状況だと『一瞬敵である赤い点で表示される』と言う事はご愛嬌。…留守中にハウスでナニしてたモグよ…
。
とはいえ
獣人側からは「
人間どもの走狗」として嫌われている節もあり、「赤鼻」という蔑称もついているようである。但し、
サンクティアクエストで言われるように「
モーグリが側に居ると
モンスターは襲ってこない」という奇妙な特性が有るようだ。
蝕世のエンブリオ「
モーグリのありがとうクポ」によると、5000年前に
モーグリ族は
獣人たちの絆を繋げるための使者として活動しており、中でもモグストゥス(Mogustus)という
モーグリは難しい交渉の末に
獣人たちに認められ、誰からも襲われなくなったという。もしかしたら、今でもモグストゥスと同じ
モーグリ族には手を出さないという教えが
モンスターの間に伝わっているのかも知れない。
小さな羽根でホバリングしているように見えるが、羽根はあくまで動翼と
スタビライザーであり、浮力は吸い込んだ空気を噴出する事により発生している。(ディシ
ディアの解説より)…まあ、何処から噴出しているのかと言う部分は
モーグリの謎と言う事にしておこう。
地球上の生物に単体で
モーグリと近似するような姿をもつ存在はなく、またその正体が明かされることもない。
モグラと
コウモリから名前を取ったという話もあり、姿もどことなく両者の
面影を感じる。
2009年
エッグハントの
イベント告知によれば卵生れであるらしい。モグラも
コウモリも胎生なので、また
モーグリの生態及び出典に謎が増えた形になる。やはり昔も今も
謎生物という印象は変わらない。
「王子と王女」という記述から、オスとメスがいることも分かっている。
また「
戦慄!モグ祭りの夜」の中でモグにクピルルちゃんと言う「彼女」がいたり「結婚資金」を用意している事から、結婚と言う文化があるという事も判明している。
モグタブレット・クエストの告知から、数千年前の石版を何十世代もかけて探してきたことが分かる。
大雑把ではあるが、ここから
モーグリの1世代は短く見積もって
人間と同じように20~30年くらい、長くて100年くらいの長さがあることが分かる。
額には「ポンポン」と呼ばれる玉が生えているが、これがどのような器官なのかは謎。ただ、
モグボナンザウェポンが「ポンポンパワー」を付与されていることから、単なるお飾りではなく、何らかの
魔力を制御する器官なのかも知れない。とはいえ、
マウント「
♪モーグリ」ではポンポンの上に
冒険者が乗っていたりと、割と雑に扱われている。
初出は
FINAL FANTASY III。
魔導師(IIIではこの表記)ドーガの護衛兼
ペット(?)として登場。
白い身体に蝙蝠様の翼、額に生えた一本のアンテナ(?)という基本フォルムは変わっていないものの、ドット絵しかなかったからか初期の
モーグリは糸目ではなく、また鳴き声もクポではなくニャーだった(リメイク版IIIではクポ語調に変更されている)。
糸目になったのも、~クポの語尾が定着したのもVIから。
この「クポ」に関しては海外でも共通したイメージのようで、英語版でも「~~,Kupo!」という語尾で会話する。
集団意識が強く臆病であり、人前に姿を表すことは滅多にない
作品によっても性質が若干異なるが、
FF14ではそもそも特殊な能力を持つ人物でない限り
モーグリ側から姿を見せる意思が無い限り見る事はおろか知覚・認識する事も出来ない特殊な存在となっている(ただし、時折気まぐれで姿を現す事があるようで存在その物はよく知れ渡っている。)
。
しかし小動物の例にもれず好奇心は旺盛なので、興味をもったら
人間に対してもコンタクトをとったり、助けの手を差し伸べたりすることはあるようだ。
FF6では
パーティキャラとしても参入した経験がある他、序盤では
リーダーのモグ以下一族揃って現れ、
プレイヤーを助けてくれるシーンもある。
後期の
FFシリーズでは
チョコボとともにマスコット
キャラとしての地位を固め、
チョコボとつるんで様々な活動をしている。
FINAL FANTASY XIIでは耳が長く全体的にス
マートな姿になっており、雌雄の区別っぽい外見の違いも見てとれるようになっている。
額のアンテナも伸び、もふもふ感がより増している。
FFTAシリーズの
モーグリもデザインはほぼ同じ。
その姿は
FFXIの
モーグリに比べてかなりキュートであり、
FFXIプレイヤーの中には「うちの
モグハウスにいる
モーグリが、この子だったらいいのにな」と思った者も少なくないだろう。