モーグリ

記事名読み
もーぐり/Moogle
  1. 獣人の一種、モーグリ族。本項で解説する。
  2. NPCの一人。NPCフェイスに関しての情報は【Moogle】の項を参照。

モーグリ族(ノーマル) モーグリ族(♀) モーグリ族(王様)

モグハウスでのメニュー操作、プレイヤーへのお知らせ、イベント等に使い回される、語尾が「~くぽ」の謎生物

公式イベントなどの解説役として公式サイトに登場することもある。ネタ性に富む彼らのやりとりは、ある意味恒例となっている。
また、不具合対応のために特定のNPCや座標を削除している場合に、その告知のために代わりにモーグリが配置されることがある。

一見間抜けな様にみえるが、プレイヤーにすらできないレンタルハウスからモグハウスへの移動魔法デジョンIII(推測)を使いこなす。しかも、詠唱時間再詠唱時間なしで連発できる。

Kupofried】項にもある通り、外見に似合わず独自で高度な技術・魔法文明を持っているようで、遥か昔から人間と様々な面で深い関わりを持っているようである。
例えばエンピリアンウェポンエンピリアン装束の全ては、モーグリの秘儀により生み出されている。メイジャンの試練はそれらを修復する作業のようだ。

モグハウス内ではその能力で主人のサポートをする一方、ベッドに我がもの顔で寝たり、モノをねだったり、クレクレいう割には手抜き仕事で植物を枯らしたりする。

実際のところ種族として間抜け特性が付いているのはその通りのようで、公式イベントでは迷子になったり大事な品を盗まれたりいらぬ騒動を起こしたりと、多くの場合発端になるトラブルメーカーである。とは言え物品の輸送や管理などには多くの場合モーグリが利用される場合が多く、ワリと重用されているケースも多い。
実際に、天晶堂の物流ネットワークはチョコボや船や飛空艇だけで無くモーグリ達だけが使える移送魔法を主体に使用しているらしく、現状のヴァナ・ディールの物流は事実上モーグリに支配されているといっても過言ではない。ただし当人達はその自覚はないようである。

冒険者にとっても世界にとっても、居なかったら困るが居たら居たで……という絶妙なポジションを獲得しているといえるだろう。
サービスモーグリ一覧
イベントや各種補助などで活躍するモーグリNPC一覧。
名称主な役割
Artisan Moogleモグサックの販売・拡張
呪符デジョンの無料配布サービス
Bonanza Moogleボナンザマーブルの販売
賞品・賞金の受け渡し
Coordinator Moogleヴァナ・バウトの進行係
Curio Vendor Moogle各種アイテムの販売
Dealer Moogleクーポン交換
Ephemeral Moogleクリスタル保管
Erudite Moogle周年キャンペーン
Explorer Moogleリーズナブルな旅!
Festive Moogleキャンペーンコードアイテム交換
Green Thumb Moogleモグガーデン管理
Greeter Moogle継続ログインキャンペーン
Magian Moogleメイジャンの試練
Munitions Moogle矢弾装備取り戻しサービス
Nomad Moogle出張モーグリ
Porter Moogleモグの預り帳の販売・保管
Skipper Moogleモグガーデンへの水先案内

モンスターとして
通常配置はされていないが、ミッション砕け!邪なる者の野望」のBF戦や、2014年の冒険者さんありがとうキャンペーンイベント第1回ゆるゆるフェイスグランプリ」、アンバスケード-エキスパートBozzetto Voyager Moogle」などで戦う機会がある。
全体的にコミカルな技を使用する。

名称範囲効果空蝉備考
モグシュラプネル範囲ダメージ
モグボム対象中心範囲ダメージ+ノックバック
フラワーポット単体ダメージ+スタン+バインド
ソムニックシェル対象中心範囲睡眠イベントのみ
コンタミネートコンコクション対象中心範囲病気イベントのみ
ビルトス視線範囲テラーボスのみ
ウォッシュタブ範囲ダメージ
+ スタン
+ アムネジアor防御力ダウン
有効ボスのみ
クリスタリンフレア自身中心範囲ダメージ
+ 暗闇
+ スタン
ボスのみ

モーグリにまつわるあれこれ
分類上は獣人である。アーリマンが近い種族という説もあるが、根拠はない
注釈1
尚、モグハウス内でレーダー内に表示される点が、回線が重い状況だと『一瞬敵である赤い点で表示される』と言う事はご愛嬌。…留守中にハウスでナニしてたモグよ…


とはいえ獣人側からは「人間どもの走狗」として嫌われている節もあり、「赤鼻」という蔑称もついているようである。但し、サンクティアクエストで言われるように「モーグリが側に居るとモンスターは襲ってこない」という奇妙な特性が有るようだ。蝕世のエンブリオモーグリのありがとうクポ」によると、5000年前にモーグリ族は獣人たちの絆を繋げるための使者として活動しており、中でもモグストゥス(Mogustus)というモーグリは難しい交渉の末に獣人たちに認められ、誰からも襲われなくなったという。もしかしたら、今でもモグストゥスと同じモーグリ族には手を出さないという教えがモンスターの間に伝わっているのかも知れない。

小さな羽根でホバリングしているように見えるが、羽根はあくまで動翼とスタビライザーであり、浮力は吸い込んだ空気を噴出する事により発生している。(ディシディアの解説より)…まあ、何処から噴出しているのかと言う部分はモーグリの謎と言う事にしておこう。

地球上の生物に単体でモーグリと近似するような姿をもつ存在はなく、またその正体が明かされることもない。
モグラとコウモリから名前を取ったという話もあり、姿もどことなく両者の面影を感じる。
2009年エッグハントイベント告知によれば卵生れであるらしい。モグラもコウモリも胎生なので、またモーグリの生態及び出典に謎が増えた形になる。やはり昔も今も謎生物という印象は変わらない。

「王子と王女」という記述から、オスとメスがいることも分かっている。
また「戦慄!モグ祭りの夜」の中でモグにクピルルちゃんと言う「彼女」がいたり「結婚資金」を用意している事から、結婚と言う文化があるという事も判明している。

モグタブレット・クエストの告知から、数千年前の石版を何十世代もかけて探してきたことが分かる。
大雑把ではあるが、ここからモーグリの1世代は短く見積もって人間と同じように20~30年くらい、長くて100年くらいの長さがあることが分かる。
初出はFINAL FANTASY III
魔導師(IIIではこの表記)ドーガの護衛兼ペット(?)として登場。
白い身体に蝙蝠様の翼、額に生えた一本のアンテナ(?)という基本フォルムは変わっていないものの、ドット絵しかなかったからか初期のモーグリは糸目ではなく、また鳴き声もクポではなくニャーだった(リメイク版IIIではクポ語調に変更されている)。
糸目になったのも、~クポの語尾が定着したのもVIから。
この「クポ」に関しては海外でも共通したイメージのようで、英語版でも「~~,Kupo!」という語尾で会話する。

集団意識が強く臆病であり、人前に姿を表すことは滅多にない
注釈2
作品によっても性質が若干異なるが、FF14ではそもそも特殊な能力を持つ人物でない限りモーグリ側から姿を見せる意思が無い限り見る事はおろか知覚・認識する事も出来ない特殊な存在となっている(ただし、時折気まぐれで姿を現す事があるようで存在その物はよく知れ渡っている。)

しかし小動物の例にもれず好奇心は旺盛なので、興味をもったら人間に対してもコンタクトをとったり、助けの手を差し伸べたりすることはあるようだ。
FF6ではパーティキャラとしても参入した経験がある他、序盤ではリーダーのモグ以下一族揃って現れ、プレイヤーを助けてくれるシーンもある。

後期のFFシリーズではチョコボとともにマスコットキャラとしての地位を固め、チョコボとつるんで様々な活動をしている。

FINAL FANTASY XIIでは耳が長く全体的にスマートな姿になっており、雌雄の区別っぽい外見の違いも見てとれるようになっている。
額のアンテナも伸び、もふもふ感がより増している。
FFTAシリーズのモーグリもデザインはほぼ同じ。
その姿はFFXIモーグリに比べてかなりキュートであり、FFXIプレイヤーの中には「うちのモグハウスにいるモーグリが、この子だったらいいのにな」と思った者も少なくないだろう。
外部リンク
ヴァナ・ディール トリビューン 12号 「モーグリにまつわる素朴な疑問」
関連項目
Moogle】【Nomad Moogle】【Festive Moogle】【Explorer Moogle】【Magian Moogle】【Kupofried】【Curio Vendor Moogle】【Ephemeral Moogle
モグハウス】【栽培】【カリカリクポ】【モグ金庫】【モグ金庫拡張クエスト】【モーグリの応援
白豚】【戦慄!モグ祭りの夜

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