イナゴ

記事名読み
いなご
多くの場合、カンパニエバトルにおいてターゲットの保持やターゲット保持者へのフォロー(タゲ回し回復弱体強化魔法等)を行わず、脇から敵をつつくだけのプレイヤーに対する外部掲示板等で使われる蔑称。たとえ敵が放置されていようと、他者がターゲットを保持する敵にのみ群がる様子からこのように呼ばれる。
(使用例)イナゴ紫ネームに集まる習性を持つ。

上記のようなプレイヤーを嫌うのは、その多くがターゲットを保持するプレイヤーである。カンパニエジョブ・レベルによってはソロで敵を倒す事が可能であるため、ソロで挑むプレイヤーもいる。そのようなプレイヤーにとって上記のようなプレイヤーの存在は以下の3点から嫌われている。

  1. 与TPの増加により、敵が特殊技を使用する頻度が増加するため死亡の危険性が高まる。
    その為回復に専念することになり、特にサポ踊の場合WS分のTPが貯まりにくく不公平感が強い。
  2. とどめによるポイントや被ダメージによるポイントが減るため、獲得経験値が減少する。
  3. ターゲットを他人に任せて自分は危険性を回避する一方で何もフォローしないため、不公平感が強い。

この言葉はカンパニエにおいて主に使われ、ビシージガリスンなどのカンパニエ以外の多対多の戦闘では使われることはあまりない。これは、ソロで敵と対峙することが困難である事
注釈1
例えばビシージでは、敵レベルやラグによる他PC視認の困難さ、PC数の問題等で、そもそもソロが困難である。
ソロのメリットが希薄である事によるものと考えられる。

イナゴ」という単語の定義は非常にあいまいであるが、少なくとも以下の基準に当てはまるならば、概ねイナゴと見なされる。

  1. 黄色ネームの敵が余っている。
  2. ソロが可能なジョブ・レベル。
  3. 上記の条件下で、自分で釣ろうともせず紫ネームにしか攻撃をしてこない。

回復や補助を行っているプレイヤーや、敵が余っていない状況で残った敵に集まるプレイヤーなどがイナゴと呼ばれることは少ない一方、自身の利益を阻害する者をすべてイナゴ呼ばわりする者もいる。しかしながら自分の行為がイナゴ呼ばわりされることを恐れるあまり、他プレイヤーの利益を阻害する事のない状態異常回復レイズまでも行わなくなるプレイヤーが現れてしまうなど、カンパニエバトルにおけるプレイヤー同士の支援活動が抑圧されてしまっては本末転倒であり、言葉の使用には注意が必要である。

イナゴの是非はともかく、カンパニエは多対多の戦闘である以上、互いに援護しあう意識を持って行動する事が重要であろう。

カンパニエにおける「イナゴの是非」に関しての論争
注釈2
大抵は「キープの是非」とあわせて。
はいまだ、外部掲示板等で絶えない。
戦力集中による順次撃破のメリット・デメリット
一部の敵にプレイヤー集中して敵を放置する事に対する戦術的な面からの批判がある。

BFNM戦略がBFによって様々あることを見ても分かるとおり、多対多の戦闘の場合、戦力分散して各敵個体にあたる方法と、戦力集中による順次撃破のどちらかが常に優れているということはない。自軍/敵軍の特性や数的要素等によってその優位性は変化するため、戦力集中すること自体が問題行動ではないのは言うまでもない。

カンパニエにおける順次撃破のメリット・デメリットには以下のようなものが挙げられる。

■メリット

■デメリット
関連項目
カンパニエバトル】【キープ】【親鳥

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