男性は極端に数が少なく、
ガ・ナボ大王国からほとんど出ないという設定のため、
キャラクターとして選択できるのも
NPCとして登場するのもながらく女性のみであったが、2008年3月に「
アルタナの神兵」のある
クエストに
NPCとして
ミスラの男性が登場した。ちなみに耳と尻尾はちゃんとある。
女性は
ネコ科の動物が持つそれと似た、長くてしなやかに動く尻尾を持ち、とがった形の耳を頭頂部付近に持つことが大きな特徴である。体格は小さめで、
ヒューム♀より華奢に見える。顔には
フェイス・ペイントのような模様を持つ
フェイスタイプが多く、
カザムの集落や
初期装備などのディテールにもネイティブアメリカンをイメージさせる意匠がみられる。
モーションに関しては体育会系を連想させるものが多く、走れば脇を大きく開いて腕を振るなど、
エルヴァーン♀や
ヒューム♀とは一線を画するものが多い。
/sitに関しては修正が入る前まで
ヒューム♂と同じであった。
オートアタックによる
戦闘モーションにおいては、
片手刀を
メインに一
振りだけ
装備した際にくるりと身をひるがえして敵を突くパターンがあり、身のこなしの軽さを演出しているようである。
耳としっぽの動きにも力が入っており、
戦闘時には左耳がぴくぴく動いたり、
感情表現でしっぽが感情に合わせた動きをするなど芸が細かい。男性陣には落ち込むなどで耳がたれるモーションが意外と好評である。また、
両手剣を構えるモーションは野球の
バットの構えにも見える。
2007年8月28日のバージョンアップにより
ミスラと
ガルカは
ヒーリング時に目をつむるようになった。あまりに小さな変更点であるが、目を見開いたまま
ヒーリングする姿に、些か違和感を感じた
プレイヤーもいたようだ。
しっぽがあるためか、
装備品のデザインが他の
キャラと多少変わる。
全体として、お尻側はしっぽを出すスペースが開き、デザインを合わせるためか鎧の前垂が無く左右につく。
ガンビスン系胴装備では右腰側の布が大胆に
カットされたデザインになり、
ダブレット系
胴装備では、他
種族では背中側に配置されるポシェットが、おなか側に配置される。
また下着姿や
種族装備をはじめ、トラウザ系等の一部
脚装備がショーツ状に変化する、和装系の
胴装備の裾が短い、
オパーラインドレスは
ミスラのみノースリーブになる等、他
種族の女性に増して肌の露出が多くなる傾向にあり、その健康的なお色気は多くの層に
ミスラが愛されている理由のひとつとなっている。
ちなみに兜等も耳を感じさせる僅かながらも突起のあるデザインとなっている。
獣顔、野性味、猫耳のため、特定の人に選ばれる傾向が強いようだ。
なお、歳をとっても外見に変化が出にくい特徴もある。
身長については
電撃の旅団が測定を行い、「Mサイズの
ヒューム男性」の身長を170cmと仮定した場合以下のようにとなる、との結果を発表している。
Lサイズは 155cm
Mサイズは 142cm
Sサイズは 139cm
ゾロアスター教(ペルシャ神話)の大天使で、太陽崇拝の象徴。
ミスラはその起源をヴェーダ神話のミトラに持ち、ヴァルナ神とともにアーディティア(光明)神群の主神とされていた。ミトラ=ヴァルナ双神は天空神であり、ミトラが昼を、ヴァルナが夜を支配したと考えられている。
ミスラは古くは牧畜と戦争、そして善悪を監視する司法の神である。だが、時代が下るにつれて牧畜と戦争の性質は影を潜め、司法神としての性質が強くなっている。その結果ミトラ教として、ゾロアスター教から独立して信仰されるほどであった。
ミスラは仏教においてはマイトレーヤすなわち弥勒菩薩に相当し、ユダヤ教においてはメタトロンに相当すると言われている。
ちなみに
ミスラの誕生日は冬至の12/25、
ミスラ神の太陽崇拝とキリスト崇拝を結び付けるために、3世紀頃キリストの誕生日は12/25とされた。