パシュハウ沼
ぱしゅはうぬま/Pashhow Marshlands
一面が草に覆われた沼地と池で構成されている。所々に木道がしかれており、さながら山岳地帯の湿地という風景である。
晴れていることが少ないため全体的に陰湿な雰囲気が抜けない
エリアとなっているが、湿地部分には花が咲いていたりと意外に凝ったつくりが多い。
稀にある
快晴時にはそういった植物がよく見えるため登山気分を味わえる通な
エリアである。
マップに5つ存在する沼にはそれぞれ禍々しい名前がつけられている。和名が判明しているのはRotmarshの「
腐敗沼」
とLuremarshの「
魅惑沼」
。そのほかの和名は意訳を掲載する。
- (E-5) Hoaxmarsh(悪戯沼)
- (E-9) Rotmarsh(腐敗沼)
- (J-7) Luremarsh(魅惑沼)
- (J-11) Hexmarsh(魔女沼)
- (K-6) Aughtmarsh(虚無沼)
天候は通常の4種に加えて
雨と
雷。
晴れている事は稀であり、ほぼ常時曇っている。また
雨季はほぼ雨
天候、そうでなければ雷
天候であるため、常に雨が降っている印象が強い
エリアである。
雨
天候時は池の傍に水の
エレメンタルが
沸くため、これを狩る事で
金策が出来る事はできるのだが、池は固まっておらず離れて点在しているため、雨
天候が多いにも関わらず、
天候が変化する前に全ての池を回るのは至難の業である。
幸い、
アウトポスト付近に水・雷の両
エレメンタルが
沸くため、
アウトポストデジョンで移動する中レベル以上の
冒険者は、移動時に
天候が雨か雷であれば、周囲を散策してみるのも悪くないだろう。
曇っている場合は霧が発生しているのか、下手をすると雨や雷
天候時よりも
視界が悪くなる。加えて目印や
目標となる特徴のあるオブジェが少ないためぼんやりと移動していると自分がどこを向いているのか、どこに向かって走っているのかもわからなくなる場合がある。
「
ある冒険者の足跡」で訪れる
石碑が、F-6 にある。
この沼地には、
クゥダフ族と呼ばれる
凶暴な
獣人が住み着き、縄張りとして久しい。
多くの命知らずの輩が、
この地で行方不明となっていた。
しかし、完璧な
地図を目指す私の中では、
リスクよりも、広大な沼沢地帯を空白のままに
してしまう無念さの方が明らかに勝っていた。
調査中、うっかり火を使ってしまい、
私はたちまち
クゥダフ族に捕まってしまった。
そのまま、彼らの村へと連行された私は、
建物が金属で出来ていることに仰天した。
かつて
タルタル族の恐るべき力だった炎の
魔法を、
今や、我々が煙草の火をつけるのに使うように、
蛮族だと思っていた彼らも、
バストゥークの高度な
冶金技術を密かに自分のものにしていたのだ。
計画を全部打ち明けると、彼らは意外にも感激して
解放してくれ、率先して沼を案内さえしてくれた。
天晶763年
グィンハム・アイアンハート
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