キャラクター戦術も重要視しているようで(特に意識せず地なのかもしれないが)、攻略班に「
ものすごい廃人」や「
ものすごいサブリガ好き」や「
ものすごい釣り好き」や「
ものすごく一人ぼっちのタル獣使い」などの濃いメンバー(
キャラがたっている人々)が多いのも特徴である。
どの
ジョブにも最低一名の担当がついているが、高
Lv黒魔道士や
モンク等の
アタッカー数が少ないという傾向があり、
プロマシアミッション等の
ジョブ縛りのきつい(
火力が求められる)局面では苦戦を強いられてる事もあるようだ。
彼らが手掛ける記事には、
ヴァナ・ディールの一住人としての主観を大切にしつつ、体を張っての取材活動から得られたデータなどを元にした攻略記事に代表されるように「ライターの目から見た紛れもない真実」という内容が目立ち、中には
団長(
中の人)による、体当たり体験取材といったものが誌面を飾った事もある。
また、
江本聖の4コママンガも人気の一因と言える。ギャグテイスト要素の高い作品ではあるが、プレイしていれば深く共感できる内容に評価が集まっている、4コママンガという万人向けの
ユーザーフレンドリーなインターフェイスの効果もあって誌面の魅力を高める要素となった。
さらに、「特別扱いはお断り」に代表される旅団のポリシーも所々で明示しており、
プレイヤーとしての常識がきちんと守られていることもクリーンなイメージの確立に働いたと言える。
こうした積み重ねが読者=
プレイヤーの共感を呼ぶ事につながり、結果多くの支持を獲得する基盤となっているようだ。
しかし公に販売したDVDに収録された動画などには、無関係の
プレイヤーが名前も消されずにいたため、そのような配慮の行き届いていない点に不快を感じた人が存在するようだ。
誌面全般に於いて、
FFXIの魅力を伝えると同時に
プレイヤーや旅団員のゲームに対する問題意識なども垣間見ることが出来る。
彼らの漫画内における発言や指摘は、少なからず
プレイヤーのその時々における不満や意見を代弁しているようにも取れる。ゲーム専門誌という
プレイヤーに対し影響力の強い媒体でそういった発言を行っていることが多いため、比較的開発者の耳にも届きやすいのだろうか、
ENMや
装備品預かりなど、意見が公式に採用されゲーム内に反映されているケースも多いようである
もっとも、大多数の
プレイヤーの代弁をしたに過ぎない点も忘れてはならない、実際は大多数の
プレイヤーの意見を取り入れ
実装されるものだが、
プレイヤーとしての目線を共有する彼らの発言が特に目立つだけなのである。
。
その「同じ視点でプレイしている人」のような親近感が、また記事にリアリティが生まれる理由なのだろう、もっともそれは彼らがゲームを「楽しんでいる」ことの証明なのかもしれない。
このような比較的良い評価を得ているため、「取材不足とモラル欠如による悪行」とまで言われる比較的評価の悪い
ファミ通と正反対だという声もある。
なお、
ファミ通の発行元エンターブレインが分社前の
ファミ通の発売元でもあったアスキーと共に角川書店傘下となったことにより、メディア
ワークスと同一の系列となっており、2008年4月1日にはメディア
ワークスがアスキーを
吸収合併し、アスキー・メディア
ワークスとなった。
のちにアスキー・メディア
ワークスとエンターブレインを含む角川グループ8社は、2013年10月1日に株式会社KADOKAWAに
吸収合併された。
その後2020年3月28日に
電撃プレイステーションが定期刊行が停止したが、
電撃の旅団自体は
オンライン版の「
電撃オンライン」上で引き続き攻略記事を掲載している。【
電撃の旅団『FF11』攻略第397回】
ちなみに
電撃の旅団が主体となって作成した
攻略本は、事実上の公式ガイドである「
ワールドリポート」(かつては
デジキューブから、直近分は
スクウェア・エニックスより刊行)と並んで、多くの
プレイヤーの支持を受けていることで知られる
攻略誌としてもだが、コラム・漫画を高く評価する
プレイヤーも多い。
。