Bozzetto High Vicar

アブダルスの模型-レギオンに出現するクゥダフ族NM。
2016年5月10日のバージョンアップで追加された。

2019年1月10日のバージョンアップからは2回目の登場となっている。
2020年9月10日のバージョンアップからは3回目の登場となっている。
2022年4月4日のバージョンアップからは4回目の登場となっている。
2023年6月12日のバージョンアップからは5回目の登場となっている。

アンバスケード大典1章で突入するアンバスケードBF「アンバスケード-エキスパート」のボスとして出現する。

クゥダフ族「Bozzetto High Vicar（以下「ボス」）」と難易度に応じたお供が出現、彼らを全て倒すことでクリアとなる。

名前	ジョブ	SPアビリティ	備考
Bozzetto High Vicar	白魔道士	女神の祝福	ボス 金剛王ザ・ダ（不撓の酋帥バージョン）と同じグラフィック
Bozzetto Berserker	戦士	マイティストライク	お供その1 以下戦
Bozzetto Devout	ナイト	インビンシブル	お供その2 以下ナ
Bozzetto Elementalist	黒魔道士	魔力の泉	お供その3 以下黒
Bozzetto Disruptor	赤魔道士	連続魔	お供その4 難易度「むずかしい」以上で出現する
Bozzetto Defiler	暗黒騎士	ブラッドウェポン	お供その5 難易度「むずかしい」以上で出現する

ボスの特徴は下記の通り。

• 通常攻撃にエンストーンの効果が乗っている。
  
• ジョブ特性「ダブルアタック」を所持している。
  
• 女神の祝福使用前は倒すことができない。
  
• 使用魔法（確認できた物）：ケアルV・VI、ケアルガIV、パラナ、サイレナ、プロテスIV、アクアベール、ヘイスト、ストンスキン、ディアII、サイレス、フラッシュ、バニシュIV
  
• インパーフェクトディフェンスシェル（被ダメージカット）の一時解除条件は下記の通り。
  
  • 女神の祝福使用前：戦とナの撃破。なお、被ダメージカットは交戦前の黄色ネームの時点で既に発現している。
    
  • 女神の祝福使用後かつ黒撃破前：ボスの魔法詠唱～発動直後までの間。
    
  • 女神の祝福使用後かつ黒撃破後：ボスの特殊技の構え～発動直後までの間。
    
• 睡眠、石化に対する完全耐性を所持する。また、スタンは黒撃破後に完全耐性を獲得する。その他の状態異常は一通り通る。
  

戦の特徴は下記の通り。

• 発動率が高めのカウンターを所持。
  
• 睡眠、石化に対する完全耐性を所持する。その他の状態異常は一通り通る。
  

ナの特徴は下記の通り。

• バニシュガIIの使用頻度が高い。また、魔攻がかなり高めに設定されており、ナイトの魔法とは思えない大ダメージを受ける。
  
• ジョブ特性「レジストパライズ」「アルカナキラー」を所持している

  注釈1

  本来は暗黒騎士が持つジョブ特性である。この個体がナと暗のハイブリッドなのか、それとも特例なのかどうかは不明。
  。
  
• 使用魔法（確認できた物）：ケアルIV、プロテスIV・V、シェルIV、ファランクス、エンライトII、バニシュガII
  
• 睡眠、石化に対する完全耐性を所持する。その他の状態異常は一通り通る。
  

黒の特徴は下記の通り。

• 通常攻撃に猛毒(-100HP/3秒)の追加効果あり。攻撃を受けたらほぼ食らうほど、発動率が極めて高い。
  
• オートリゲイン所持。
  
• 使用魔法（確認できた物）：ウォータV・VI、ウォタガIII、ウォタジャ、アスピルIII、バイオIII、ポイゾガII、メテオ、インパクト、カーズ、デス
  
  • メテオ、インパクト、カーズ、デスは魔力の泉の効果中のみ使用する。
    
• 睡眠、石化に対する完全耐性を所持する。その他の状態異常は一通り通る。
  

＜ボス・お供が使用する特殊技一覧＞

ボス	お供	名称	対象	効果	空蝉	備考
○	×	インパーフェクトディフェンスシェル	自身	与ダメージアップ＆被ダメージカット付与＋全状態異常回復	-	効果中は甲羅が光る 被ダメージカットは極めて強力（-95%程度？） 被ダメージカットはディスペル等による解除不可、 条件を満たすことで一時的に解除される お供召喚とセット
○	×	グ・ダの哀しみ	自身中心範囲	ダメージ+呪い+悪疫、引き寄せ、ヘイトリセット（受けた者のみ）		呪い（最大HP/MP低下）の効果は-75% 悪疫（MP/TPスリップ）の効果は（-50MP＆-500TP）/3秒 黒を撃破した直後に1度だけ使用する
○	×	トーメント・オブ・グ・ダ	自身中心範囲	土属性魔法ダメージ+石化、ヘイト減少	全消去	グ・ダの哀しみ後、ボスの特殊技がこれのみに固定され、10秒おきに使用する
○	○	シェルバッシュ	近接単体	物理ダメージ＋スタン	1枚
○	○	鉱石投げ	遠隔単体	物理ダメージ	1枚
○	○	ヘッドバット	近接単体	物理ダメージ＋スタン、ノックバック	1枚
○	○	雄叫び	自身中心範囲	ウォークライ	-
○	○	ガランフ	自身中心範囲	ダメージ+暗闇		暗闇は命中-500、効果時間3分 ヴェルク族（王タイプ）の同名の技とは効果が異なる
○	○	炸裂岩投げ	前方範囲	火属性ダメージ	複数
○	○	シェルチャージ	前方範囲	物理ダメージ＋麻痺、ノックバック	複数枚	追加効果がアムネジアから麻痺（効果深度大）に変更されている
○	○	スカルスマッシュ	近接単体or自身	物理ダメージ＋スタン	1枚	時々対象が自身になって自傷する
○	○	グ・ダの喜び	自身	防御アップ、ヘイスト、マルチアタック付与	-	全てディスペル可能
×	○	グ・ダの楽しみ	自身	SPアビリティの再使用時間が0になる	-	SPアビリティの効果終了後に使用
○	×	グ・ダの怒り	自身中心範囲	物理ダメージ＋ノックバック＋強ヘヴィ	-	下記第四段階で使用
○	×	グ・ダの激怒り	自身中心範囲	物理ダメージ＋ノックバック＋強ヘヴィ	-	下記第四段階で難易度とてむずの場合に使用

ボスはインパーフェクトディフェンスシェルを使用して光る甲羅を纏い、強力な被ダメージカット状態となる。
しかしこの技の効果は、インパーフェクト（imperfect/不完全）の名の通り、なんらかの条件で機能しなくなる。被ダメージカット消失の条件はボスが女神の祝福（またはグ・ダの哀しみ）を発動する度に変化する。

第一段階	戦闘開始直後に戦ナが出現する。
戦ナ2体を倒すと、再出現するまでの間（約30秒）被ダメージカットが消失する。
第二段階	戦ナを倒しボスのHPを半分ほど削ると、1回目の祝福を発動する。黒が出現する。
ボスの魔法詠唱中、被ダメージカットが消失する。
特殊条件	第二段階で黒を先に倒すと、ボスはグ・ダの哀しみを発動する。
特殊技（トーメント・オブ・グ・ダ固定）の構えから発動直後まで、被ダメージカットが消失する。
以下、難易度むずかしい以上のみ
第三段階	黒を倒さないままボスのHPを半分ほど削ると、2回目の祝福を発動する。赤と暗が出現する。
近接、魔法、遠隔ダメージのいずれかが通る状態になる 注釈4 遠隔については未確認。ネタ元はFFXIclopedia。 なお、ボスの被近接ダメージカットが消失すると光る甲羅のイフェクトも解除されるが、「魔法弱点」または「遠隔弱点」状態にある（と思われる）間は光る甲羅を纏っている。赤と暗はボスのそれと同期してインパーフェクトディフェンスシェルを使用するが、この2体も近接、魔法、遠隔のいずれかが弱点となる模様。ただし赤暗には光る甲羅は表示されない。 。インパーフェクトディフェンスシェルを使用するたびに「弱点」がランダムに変化する。
第四段階	2回目の祝福の後、ボスのHPを6割ほど削ると特殊技がグ・ダの怒り/激怒りに固定される。 (とてむずのみ)3回目の祝福を発動する。
特殊技の構えから発動直後まで、被ダメージカットが消失する。

• 第一段階
  
  • 戦（Berserker）は高発動率のカウンターを有する。近接攻撃は側面または背後からが無難。
    
  • 戦ナ2体を倒した後およそ30秒後のリポップとボスのHP条件による黒の出現が重なることがあるため、火力によってはボスの削りを中断し2体のリポップを待った方がよいこともあるかもしれない。
    

• 第二段階
  
  • 黒（Elementalist）は魔力の泉の効果中デス等の危険な呪文を使用するため、速やかにサイレス等で静寂状態にした方がよいと思われる。
    
  • 黒を倒さずボスを削る方法を選択する場合、この段階でボスに静寂を入れるとその効果が切れるまで被ダメージカットが解除されない点に注意

    注釈5

    静寂を入れるべき対象（黒）と入れない対象（第二段階のボス）が混在するため、ソロで攻略する場合はPC自身にその能力が必要と思われる。黒を先に倒した場合のグ・ダの哀しみ→トーメント・オブ・グ・ダへの対策が難しいためである。低難易度ではサポートジョブレベルの弱体魔法スキルでも装備などの魔命+によりサイレスを入れられることから、静寂への耐性は低いとみられる。
    。黒のHPが減っているとボスが回復魔法を掛ける、その詠唱中が弱点となる。
    なお、第一段階で入れた弱体効果は第二段階への移行時に全て切れる

    注釈6

    インパーフェクトディフェンスシェルの効果
    。
    
  • 黒の通常攻撃には猛毒(100dmg/3sec)の追加効果があるが、バインドで足止めしても炸裂岩投げの遠隔攻撃がある。とにかくめんどくさいが、先に倒すと以下の条件分岐に入る。
    

• 第二段階からの条件分岐
  
  • 黒を先に倒すと、直後にボスはグ・ダの哀しみ（ダメージ・呪い・悪疫・引き寄せ・ヘイトリセット）を発動する。グ・ダの哀しみを受けると悪疫で急速にTP及びMPが失われるため、黒を倒す前に回復役は十分に距離を取り、前衛陣へ合図を出すとよいだろう。
    
  • グ・ダの哀しみでヘイトリセットを受けた盾役は速やかに高ヘイトアビリティを使用しタゲを確保、回復役は女神降臨の章などで範囲化したカーズナを飛ばした後、速やかに高位ケアルガ等で前衛陣のHPを回復することが望まれる。また、風水士や吟遊詩人等をサポ学のサブヒーラーとし、範囲化したカーズナやウィルナを分担するという手段も考えられる

    注釈7

    女神の印でナ系とイレースを範囲化できるのはLv50以上の白魔道士のみ。なお、サポ学ではストナを使用できない点に注意。
    。
    
  • グ・ダの哀しみの後、およそ10秒毎にボスが使用するトーメント・オブ・グ・ダは範囲土属性ダメージ

    注釈8

    バストンラの他、インデ/ジオフェイドによる魔攻ダウンが有効。
    の他に石化の追加効果を有する。回復役が白魔道士であれば、範囲化したストナに女神の愛撫を併用することで2回目以降の石化を数回無効化できる

    注釈9

    EBミトン+1+女神の愛撫+ストナで石化を回復すれば、その後の石化を4回無効化できる。ヤグルシュあるいは女神の印、女神降臨の章による範囲化にも対応する。

    注釈10

    立ち位置が重要。魔法射程いっぱいならトーメント・オブ・グ・ダの範囲外となる。ボスのやや手前側に一人立ってもらうと、そのPCを起点に範囲回復を掛けられるためやりやすいだろう。
    。
    

• 第三段階（以下、難易度むずかしい以上）
  
  • この段階に入ると「黒を先に倒す」はグ・ダの哀しみの発動条件とならない。インパーフェクトディフェンスシェルを使用しない黒は最も倒しやすい敵であるから、これを先に始末するのが無難と思われる。
    この段階では敵の魔法詠唱はダメージカット消失条件ではないから、ボスを含め全てに静寂を入れてもよい。
    
  • 第三段階では、ボス・赤・暗は近接・魔法・遠隔ダメージのいずれかしか通らない状態になる。PT構成に応じてダメージの出しやすい敵を探し出し優先的に撃滅するとよいだろう。
    

• 第四段階
  
  • 難易度むずかしいの場合は3回目の女神の祝福発動はないが、ボスがグ・ダの怒りを使用すると以降この構えから発動まで被ダメージカットが消失する。ただし赤・暗の被ダメージカット消失条件は変化しない模様。
    この後、突如グ・ダの哀しみを放ちトーメント・オブ・グ・ダを使用するようになることがあるが、条件は不明（時間経過?）。
    

難易度に応じたホールマークおよびガラントリーを入手する。詳細はアンバスケードおよびホールマーク項にて解説する。

2019年1月10日のバージョンアップ（2回目の登場時）にて、下記の調整及び不具合修正が行われた。

• ボスの雷耐性及びスタン耐性が引き下げられた。
  
• ボスの思考ルーチンが一部調整された。
  
• 特定条件下においてボスにダメージを与えられなくなる不具合が修正された。
  

2022年4月4日のバージョンアップ（4回目の登場時）にて、下記の調整が行われた。

• ノートリアスモンスター"Bozzetto High Vicar"が、難易度「とてもむずかしい」でのみ突入するモードで使用する特殊技「グ・ダの激怒り」に、以下の調整が行われた。
  
  • 使用間隔が、20秒から30秒に変更された。
    
  • 使用回数の上限が、8回から11回に変更された。
    
• ノートリアスモンスター“Bozzetto Baerserker”、“Bozzetto Devout”が再出現するまでに必要な最低経過時間が、20秒から60秒に変更された。
  
• ノートリアスモンスター“Bozzetto Disruptor”、“Bozzetto Defiler”にランダムで付与される弱点の倍率が、400%から1,000%に変更された。
  

2023年6月12日のバージョンアップ（5回目の登場時）にて、下記の不具合修正が行われた。

• ノートリアスモンスター"Bozzetto High Vicar"の被ダメージカットのエフェクトと効果が一致しない場合がある。
  

Bozzettoについては【Bozzetto Crusader】項を参照。

Bozzetto High Vicar：Vicarは「牧師、司祭」という意味。High Vicarで「高司祭」といったところか。
Bozzetto Berserker：Berserkerは「狂戦士」の意味。
Bozzetto Devout：Devoutは「敬虔な」の意味。名詞形の「Devotion」は同名のアビリティ（デヴォーション）として登場済み。
Bozzetto Elementalist：この場合、Elementalistは「精霊使い」の意味だろう。
Bozzetto Disruptor：Disruptorは「崩壊させるもの」といった意味。アタッチメント「ディスラプター」の名前にも使われている。
Bozzetto Defiler：Defilerは「汚染するもの」という意味。

インパーフェクトディフェンスシェル：不完全な守りの甲羅
ガランフ：ドタバタ歩く

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