ゾンビアタック

記事名読み
ぞんびあたっく
大きく分けて2つの戦術に対して使われる。単にゾンビ、あるいはデスアタックとも呼ばれる。

  1. BF戦などで、全滅後に体制を立て直して戦闘を再開すること。
  2. 戦闘において敵の戦闘能力が自軍を大幅に上まわる場合に、自分あるいは味方が戦闘不能→復活→戦線復帰を延々と繰り返す、いわゆる特攻戦術の総称。

ちなみに、FF11には「腐った死体」型モンスターはいるものの、あまりゾンビと呼ばれない傾向がある。ブブリム半島にZombieという名前のスケルトン族がいるが、こちらを指してゾンビという言葉が使われることはほとんどない。一般的なゾンビに近いモンスターについては、アンデッドおよびクトゥルブの項を参照。

1項
通常、敵はタゲが切れるとHPが全快してしまうため、BF戦では1度全滅してしまうと戦闘の継続を諦めざるをえないことが多い。

しかし、複数の敵が出てくる場合や、タゲが切れてもHP回復しない敵が出てくる場合などでは、残り時間は厳しくなるものの、最初から仕切りなおすよりそのまま戦闘を再開したほうが有利に戦闘をすることができる。特に、精霊の印を併用しないと寝ない敵が複数出てくる場合、印プガ→敵の数を減らす→全滅→印プガを繰り返す戦法が有効である。

そのため、このようなタイプのBF戦では全滅する場合の対処も作戦に織り込まれることがある。全滅への対処はいわば次善の策であり、ゾンビしないで攻略するほうがスマートではあるが、それも見据えて作戦を立てることで勝率を高めることができるため、後ろ向きと思わず事前の備えをしっかりしておこう。

ゾンビが有効とされるBFには、以下のようなものがある。

天使たちの抗い向かい風アシュタリフ号船長暗殺指令少女の決意クローン・タルタル部隊呪われる世界など。
ゾンビ戦術の諸注意


2項
HNM
まず、各アタッカーが予め黙想オポ昏等の方法でTPを3000まで貯める。その上でスピリッツウィズイン不意月光スパイラルヘル等々、自分の持つ最大のダメージ
注釈1
敵に極力TPを与えずに戦う必要がある場合、ここで使う技がスピリッツウィズインに限定されるケースもある。
HNMにぶつけ、タゲをもらってそのまま倒される。機を見て後衛等がこれを蘇生
注釈2
普通のレイズで済ませることも多い。または、リレイズアイテムを利用する。
、再度特攻を繰り返す、というもの。

マラソン戦術をとるHNM戦の場合、常に盾役及び敵が動き回っているため、通常ではヘイトの処理法として使われる不意だまを上手く当てる事が難しく、メインサブ盾を敵に密着させて当てやすいようお膳立てをする、といった余裕もない。といって、だまし無しの不意WSアタッカーに移ったタゲを取り返すには労力が伴う。
こうした状況下、最も全体の負担なくダメージを与える方法が、「死ぬことで累積ヘイトを揮発させる」ことであり、その点からゾンビアタックは考案された。任をまっとうしたアタッカーは全体の足並みを乱さぬようその場で死を待ち、ヒーラー陣もその趣旨を理解して無用の情け(ケアル)を控え、事後の早急なレイズの方に心血を注ぐという戦法である。

ENM
ENM戦では「経験値ロスト無し」という特徴を生かしてリレイズのかかったアタッカーが敵にターゲットされるのを厭わず全力で攻撃を加えてワザと散華し、バトル時間を短縮するといった風に利用されることがある。
ただし、ロストが無くても衰弱といったデメリットは存在するし、メンバーが死体の状態のまま宝箱をあけてしまうと、そのメンバーだけ経験値が入らない事になってしまうので注意が必要。また、経験値ロストの無い戦闘不能でもコンクェスト集計にはしっかり換算されているので、むやみなゾンビアタックの利用は、翌週そのリージョン獣人支配として跳ね返ってくることも頭の隅に留めておきたい。
クフィムなどOP付近で戦っているときに敵のリンクなど極限状態に陥った場合は、ヘイトリセット目的のほか、HP回復するMP後衛にないからという理由から死んで復活=HP満タンに、という戦法を取る方々(主に海外プレイヤー)もいる。

バリスタでは戦闘不能時にキャンプでの復活を選択すれば、HP/MPは全快になって復活できる
注釈3
ただしその場での蘇生キャンプでの復活を問わず、30秒間の試合復帰準備時間とよばれる、試合参加不能状態が存在する。

このことから、自軍が圧倒的不利な場合に前線を自軍キャンプ付近に展開するように誘導すれば、戦況が有利になる場合がある。

なお、戦況に関わらず、単に自分が脳筋ヒャッホイしたいために単騎突撃を繰り返したり、あるいは標的にされやすい黒魔道士があえて前線で精霊魔法乱射戦闘不能MP全快を繰り返すこともゾンビアタックとよばれる。

厳密には「アタック」ではないが、モンスターの自然回復や消滅を防ぐため、あるいはその場に釘付けにするためにモンスター攻撃し、死亡→復活を繰り返す行為も「ゾンビ」と呼ばれる。
それ自体のダメージを期待する物ではなく、専ら他のメンバーが回復するまでの時間稼ぎとして用いられる。戦闘不能になる過程で占有権が失われるが、この戦術に移行する時点で既にパーティは壊滅も同然であり、横取りされたとしても文句は言えない。更に、キープそのものが目的である場合GMによる処罰対象にもなり得る。

必然的に誰か一人がとなって行うことが多く、トワイライトヘルム+トワイライトメイルによるオートリレイズが可能な前衛が適している。
備考
衰弱状態となった場合は、HPMPの上限低下に加えて、スロウ+100%状態となる。この為、直接攻撃しか出来ない場合は著しくダメージ効率が悪くなり、かつHPが少ないまま敵の範囲攻撃を喰らう可能性がある為、ほとんど何もできない状態となる。
しかし、遠隔攻撃ペットにはスロウの影響が出ないので衰弱中でも平時通りの攻撃が可能。精霊魔法青魔法ドレイン本体最大MPの低下
注釈4
衰弱中でも古代魔法1発分以上のMPは(種族によっては装備等でのブーストが必要な場合もあるが)確保可能である。
リキャスト延長はあれど命中率や威力は不変。そのためゾンビアタックが避けられない場合でも、これらを扱えるジョブは有利に戦えた。
だが、衰弱中に再度戦闘不能となった場合、攻撃力魔法攻撃力がゼロになる修正がされた為、ゾンビアタックにおける遠隔攻撃精霊魔法の優位性は以前ほどではなくなった。
それでも、ペット本体の状態に依存されず、ドレイン吸収系青魔法ブレス系青魔法
注釈5
ブレスの威力は完全にHPに依存だが、衰弱中では十分なHPを確保できないため威力に期待できない。
魔法攻撃力の影響を受けないので、これらは今でも衰弱中でも威力衰退はない。2014年8月12日のバージョンアップ以降も物理系青魔法衰弱が影響しないかは要確認。
また、上記ペナルティはあくまで「衰弱中に再度戦闘不能になった場合」に限られるため、特攻戦闘不能蘇生&即特攻戦闘不能蘇生&衰弱回復待ち→最初に戻る、という運用で立ち回ることも可能。

関連項目
衰弱】【戦闘不能】【リレイズ

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