不意だま

記事名読み
ふいだま
シーフアビリティである「不意打ち」と「だまし討ち」の両方を使用した状態を指す。「不意騙」「不意玉」などと書くこともある。
海外プレーヤーは「SATA」もしくは「SA+TA
注釈1
Sneak Attack+Trick Attack
と呼ぶことが多いが、中には日本語を転用してfuidamaと呼ぶ者もいるようだ。
注釈2
パソコンの端子の規格であるSATA(Serial Advanced Technology Attachment)と混同するのを避けるためと思われるが、詳細は不明。


解説
基本的にはだまし討ち効果に不意打ち効果分を上乗せするための攻撃方法で、タゲ固定戦術を使用する場合によく使用される。

成功すると、モンスター必中クリティカルDEX依存のダメージボーナス+AGI依存のダメージボーナスのダメージ
注釈3
DEX1につき武器D値+1,AGI1につき武器D値+1と同等の効果。
を与え、自分の前方に位置するPCの中で一番敵に近い者に、自分の与えたダメージ分のヘイトを擦り付けることができる。

ダメージ上限理論値=3×(武器D値+(武器D値/9の整数部)+8+DEXAGI)

サポシの場合
成功すると、必中クリティカルダメージを与え、自分の前方のPCで一番敵に近いPCに自分の与えたダメージ分のヘイトを擦り付けることができる。

シーフ立ち位置としてはだまし討ちの成功条件と不意打ちの成功条件の双方を満たさなければならない。かつては不意打ち成功立ち位置範囲が広かったため、「横だま」といわれた敵との横に立って発動するという方法が存在したが、不意打ちの成功立ち位置範囲が「敵の背後」と狭くなったため、シーフLv45より下のレベルではヘイト負荷させたい盾役に敵のタゲを向いてる状態では、不意打ちだまし討ち双方同時に成功させることは出来なくなった
注釈4
無論、片方ずつなら成功できるが、不意打ち分のヘイトは自分へくる。


このため、通常はサブ盾に一時的に敵のタゲをとってもらっておいて、メイン盾役に敵の背後を取ってもらい、シーフはそのメイン背後から不意だまを発動することで成功させている。

シーフLv45以降はジョブアビリティかくれる」を使用することで、特定条件下において
注釈5
詳しい条件についてはかくれる参照。
立ち位置に関係なく不意打ちを成功させることができる。このため敵の向きに関係なくヘイトを負わせたい背後から不意だまを発動し成功させることができる。(ただしかくれるの再使用までの待ち時間は約5分)

シーフLv60以降はこれまでのだまし討ちアサシンの効果が付加される。この結果、だまし討ちのみでも大きいヘイト盾役負荷させることができるので、タゲを取っているにも順次だまし討ちのみでヘイトなすりつけがされている。

余談ではあるが、不意打ちの成功する立ち位置は「背後」であって、決して敵の「真後ろ」である必要は無い。不意打ちが成功する位置には、敵の背後を扇状に意外と広く存在する。
まただまし討ち判定は、騙したいPCの方向を向いて攻撃が当たりさえすれば距離等は関係ない
注釈6
だまし討ちの項目にある、騙したいPCと敵との距離については、騙したいPCの方向を向いて、その前方に他のPCが居た場合、敵との距離が一番近い相手に入ると言う事。
為、不意だまを実行した際振り向いた敵の前方範囲WSを騙したPCと共に受けてしまわないように、真後ろではなく、「不意打ちが成功する立ち位置」と「騙したいPCの方向を向く」と「敵に攻撃orWSが当たる」を踏まえて、騙したいPCの斜め後ろから成功させる方法もある…が、熟練が必要である。

注意点
決まれば有効な不意だまではあるが、その成立には前述のようにパーティメンバーの協力が不可欠なものになっている。つまり、不意だま戦術として組み込む場合は必然的に他のメンバーの負担が増すということにも配慮しなければならない。特にサブ盾は一時的にせよタゲを取ることになるので、素早く不意だまを決められなかった時は危険に陥ることが多い。

野良パーティにおいてシーフ立ち位置や立ち回りを指定することもあるが、不意だまとは他のパーティメンバーの負担が増す、さらには危険に晒す恐れのある諸刃の剣だということを常に忘れてはならない。

また、だまし討ちに載せるダメージの総量が増大させる手段であるが、アサシン特性を持つシーフが叩き出すダメージ総量が低下することにも繋がる。
本来のダメージ計算式から乖離したイメージ的に強調した表現だが、

 だまし討ちによるクリティカルダメージ不意打ちによるクリティカルダメージ

が発生する訳ではなく、あくまでも

 クリティカルダメージだまし討ちダメージ不意打ちダメージ

が発生するという風になる。

つまり別々に使用する場合と比べてクリティカルダメージ一つ分の損失が出ているのである。別々に使用することで装備品によるDEXAGIブーストもより効果的に使い分けることも可能で、状況によっては必中のあるなしに関わらず命中攻撃力アップ装備も再考に値する。
ただ両方を使用するのではなく、本当にヘイトのなすり付けが必須である状況なのかをまず問うべきであろう。

関連項目
不意打ち】【だまし討ち】【かくれる】【アサシン】【不意月光】【不意だまダンシング】【横だま

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