クトゥルブ

記事名読み
くとぅるぶ/Qutrub
モンスターの一種族アンデッド類クトゥルブ族
注釈1
定着した通称はないが、一部では「おやじ」「おっさん」と呼ぶ冒険者もあるようだ。漫画「あしたのジョー」に登場する丹下段平コーチにその風体が似ているところからこう呼ばれたとの説がある。


  クトゥルブ
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腐敗を抑えるため、全身を防腐帯で覆った食屍鬼。死後、ラミアに呪紋を施されて操られている他の不死なる者(アンデッド)たちと異なり、クトゥルブラミアの魅力に屈し、彼女らに永久に奉仕せんがため、生きながら特殊な修練によって不死化を目ろんだ者たちである。故に、いまだ生前の欲望をいくらか残しているようで、わずかに残る血肉を維持するため屍肉を喰らったり、宝飾品を貪るように収集したりする。
腰に携えているのは自ら捨てた生命を宿らせた霊剣であり、不死と引き換えに必殺の一撃を放つことができると云う。
 
公式:アトルガンの秘宝・特設サイト】より
特徴

クトゥルブの最大の特徴はPCからのダメージが全て2倍であり、このダメージ倍増の特性のおかげで前衛の主力WSは1000超えがデフォルト、連携ダメージで2000を超えることも良く見かける。
これは通常、連携ダメージは後発WSダメージが基準となって算出されるが、クトゥルブ戦においてはWSダメージ算出、連携ダメージ算出の二度にわたってダメージ倍増処理が適用されることが理由。
2連携光でも最大でWSダメージの200%が出ることがある。

インフレダメージを見てヒャッホイしたい人にとってはかなり魅力的な敵に映るのではなかろうか。

しかしながら注意したいのはこのクトゥルブHPで、実は通常のモンスターと比べその量たるや3倍にも及ぶ。
ダメージが倍増されるという特性に高を括って、HPが多少多くても結果殲滅に掛かる時間はあまり変わらないと考えて戦うと、とんでもないしっぺ返しを食らうので注意したい。

なお、比較対照として以下の表をあげる。

種族Job/LvHP防御回避
Qutrub暗7413300315291
Qutrub暗7313100309286
Qutrub黒7412200299363
Qutrub黒7312000294353
Lamia召744300322269
Merrow侍755060338305
Merrow吟754740334282
Mamool Jaシ743800301384
Mamool Ja黒743450295285

(出典:ヴァナモン検証blog*現在このサイトにアクセスすることはできません。)

さらに恐るべきは黒魔道士タイプである。実はこのタイプ、黒とシーフの両方の特性を、同じレベルで習得しているという反則級の存在なのである。
シーフタイプといえば高レベルだとジョブ特性回避+48される上に、持ち前の回避スキルA+で回避が非常に高く、命中装備をした上にさらにスシなどの食事をとってようやく満足のいく命中率を確保できるというレベルである。その回避能力を黒魔道士が持っている訳だ。
さらに、シーフタイプといえば忘れてならないのがトリプルアタックの存在。暗黒騎士タイプには劣るもののそれなりの攻撃力で殴ってくるこいつが、たまに三回攻撃をしてくるのである。もともと持ち合わせているマングル多段攻撃であるため、蝉のはがれ方が並のペースではない。
単なる黒魔道士と侮る事なかれ。黒魔法を操るシーフと心得るべきであろう。

黒魔道士タイプは短剣を、暗黒騎士タイプは片手剣装備している。

アンデッドなので知覚方法に聴覚と生命感知を持ち、さらに視覚感知も持ち合わせているので移動時は注意である。

また、スケルトン族と異なり、ララバイにも極めて強い耐性を持つ。そのため複数のクトゥルブ絡まれると窮地に陥ることもある。戦う場合はHPの残量には常に気をつけながら戦いたい。

なお、スピリットテーカーミスティックブーン不意打ちなどを併用することで確実にダメージを与えるようにすれば安定して倒せる敵になりうる。
これらのWSで与えるダメージが倍加すると言うことはすなわち回復するMPもまた倍加するということであり、多少ダメージを食らおうとも文字通り無限に湧き出るMPでカバーできてしまうという状況を生み出せるようになるというわけである。
もっとも、倒しやすくなるわけではないので油断は禁物。

名称対象効果空蝉備考
マングル近接単体物理ダメージ3枚武器所持時のみ
一刀両断近接単体物理ダメージスタン1枚武器所持時のみ
鯨波自分中心範囲ヘイスト(+30%)-ラーニング可能
大喝
注釈2
青魔法吸印吸収してみたところ防御力上昇量は0。だがこれを使ったあとはクトゥルブに対する与ダメージが明らかに減っているため物理ダメージが倍になる特性をいくらか緩和しているものと思われる。
自身中心範囲プロテス-物理ダメージカット
スパイナルクリーブ近接単体物理ダメージ貫通ラーニング可能
使用条件はスパイナルクリーブを参照
落掌前方範囲HP吸収消去素手時のみ
アンブレストジャンビア対象中心範囲HP吸収ビシージの個体、Manananggalなど一部NMのみ使用
幻影両断前方範囲ダメージスタン強化複数消去Dimgruzubなど一部NMのみ使用

クトゥルブは所持している武器の状態により、特殊技が変化する。
  1. ギザギザの短剣を持った初期状態。マングル一刀両断を使用。
  2. クリティカルヒット等で武器が壊れると素手になる。落掌スパイナルクリーブを使用。
  3. 時間経過で腰の曲刀を取り出す。再びマングル一刀両断を使用。
  4. 時間経過で曲刀を納刀し、2と同じ状態になる。
  5. 3状態の時に再度武器を破壊すると完全に素手になる。落掌を使用。

スパイナルクリーブは、上記2・4の時のみ使用する。
関連項目
モンスター】【アンデッド

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