コンポージャー

記事名読み
こんぽーじゃー/Composure
赤魔道士ジョブアビリティの一つ。Lv50で習得する。
2009年4月9日のバージョンアップで追加された。
命中アップ、再詠唱時間延長。
加えて自身にかける白魔法黒魔法による強化ステータスの持続時間延長。
さらに、魔法剣ダメージアップ。


魔法による強化弱体を得意とし、回復精霊魔法もある程度使え、物理攻撃もこなす赤魔道士に相応しい、状況判断を必要とするアビリティであるといえる。


メリット1:命中アップ
Lv99発動時で命中+50、さらにジョブポイントの「コンポージャー効果アップ」に振れば最大で+20、合わせて合計70アップする。
攻撃を当てる事に関するハードルが大幅に緩和され、足りない攻撃力については魔法剣で補うことができる。
詳細な使用法は殴り赤の項を参照。

メリット2:自己強化魔法の効果時間延長
これまでリフレシュヘイストを自身へ掛けていた場合と比較すると、2回ずつの掛け直しが省略されるため、リフレシュの切れるタイミングで掛け直すと7分30秒でMPを160節約することができる。
効果時間が延長されたことで、かけ直しが面倒なため省略しがちだった魔法も使用しやすくなり、強化魔法がより活用されやすくなった。
また、インビジスニークの持続時間も3倍に延長されるため、探索がこれまで以上に安全に行えるようになった。

コンポージャー効果中に自身にかけた強化魔法は、コンポージャーが解除されても延長されたままである。注意点として、魔法詠唱バーが100%まで完全に詠唱しきらないと効果時間延長の恩恵を受ける事が出来ない。

強化魔法ではなく「強化ステータス」が対象なので、強化ステータスを与える暗黒魔法である虚誘掩殺の策も含まれている。
一方、強化ステータスを与える魔法でありながらプロテスシェルデオードは何故か除外されている
注釈1
プロテスシェルは元もとの持続が基本30分と長く、これを3倍化すると実に90分もの間強化が続くことから、バランス面が配慮されたのかもしれない。また、デオードもどちらかといえば使うタイミングが重要な魔法であり、同じMGS魔法という扱いをされるインビジスニークと異なり持続の長さはそれほど意味を持たないからと思われる。……単に忘れられている可能性も無くは無いが。


実装当初は説明文の"白魔法黒魔法による"の部分がなかったため、空蝉の術青魔法コクーンなど自身強化ステータスなら何でも延長されるような印象を与えていたが、当初から白魔法黒魔法限定であった。

アイテムレベル装備実装された現在では、効果時間延長装備の充実などに伴い、1回魔法を唱えるだけで10分から20分以上の持続時間を得られるようになり、かけ直しの手間が大きく緩和されている。

AF3エストクルアーマー+2以上)を2部位以上装備して弱体魔法または強化魔法を使用すると、「コンビネーション:コンポージャー性能アップ」が発動する。
その効果は「他者へかける強化魔法弱体魔法効果時間が延長される」というもので、2部位装備時で+10%、3部位で+20%、4部位で+35%、5部位で+50%の延長となる。ただし、自身への強化魔法に対してはコンビネーションによる効果時間延長効果は適用されない。
なお、「強化魔法効果時間延長」及び「強化魔法の効果時間延長」の効果とは別枠で、基本効果時間にそれぞれの効果値を乗算したものが最終的な持続時間となる。

メリット3:魔法剣ダメージアップ
2019年2月8日のバージョンアップで追加された効果。

Lv99(IL119)で、魔法剣ダメージ+200%。
強化魔法スキル魔法剣+装備等で増加した最終ダメージに対して+200%の為、エグキング魔法剣ダメージ+10)であれば追加ダメージが30増加するので、赤魔道士火力アップに大きく貢献している。

エンII系を使用している場合は、攻撃1回につきダメージが3づつ増加する。
ギルド金の書を用いたジョブ専用武器に付く「魔法剣ダメージ+500%」に加算されるので、HQ2のクロセアモースType:C-Rank25であれば合計+700%、追加ダメージが8倍となる。

デメリット:リキャスト延長
リキャストの25%延長については詠唱を伴う行為全てに影響する。
メインヒーラー蝉盾、寝かせ役になるなどリキャスト延長が致命的な場合はともかく、それ以外では影響は少ないため目を瞑ることもできる範囲である。

影響が無視できない場合は、必要な強化魔法をかけた後コンポージャー手動解除すれば、以降リキャスト延長のペナルティを負わずに済む。効果時間コンポージャーリキャストよりも長くなる魔法に関して言えばその都度発動⇒手動切りするのが良いだろう。

アイテムレベル装備によってヘイストファストキャストが過剰供給されるようになった現在では、レイズ系を除き、コンポージャーによるデメリットなど最早存在しない程までに影響がなくなってしまった。

歴史
2019年2月8日のバージョンアップにて現行の性能に強化された。
それまでの性能は下記の通り。

命中アップ、再詠唱時間延長。
加えて自身にかける白魔法黒魔法による強化ステータスの持続時間延長。


命中アップの計算式の見直しと魔法剣ダメージアップ効果が追加された形となる。

名称
コンポージャー(Composure)とは「落ち着き・平静」といった意味。
落ち着いているのにリキャスト延長というのは妙な話である。のんびりし過ぎたのだろうか。

関連項目
殴り赤】【エストクルアーマー】【エストクルウゾー】【エストクルケープ】【スタイルチェンジ

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