白のグリモア

学者のジョブアビリティの１つ。

LV10で習得する。効果時間は2時間、再使用時間1分。
エリアチェンジするか、「黒のグリモア」を使用することで効果が切れる。有利なステータスには珍しく、手動で効果を切ることは出来ない。
SPアビの「連環計」の効果中は再使用時間0になる。

効果は大きく分けて以下の4つである。

• 白魔法に対してボーナス
  白魔法に対して、詠唱時間

  注釈1

  グリモアによる詠唱時間短縮効果はファストキャストとは別枠であり、乗算の関係にあるとみられる。
  ・再詠唱時間/消費MPの減少の効果が得られる。
  減少率はどちらも10％で、消費MPは小数点以下切り上げ。即ち、消費MP1桁の魔法に対しては事実上MP減少効果はない。
  

• 黒魔法に対してペナルティ
  黒魔法に対して、詠唱時間・再詠唱時間/消費MPの増加のペナルティがある。
  増加率はどちらも20％。こちらも端数は切り上げ。
  

• 神聖魔法スキル/回復魔法スキル/弱体魔法スキル/強化魔法スキルの増加
  学者の通常時の全ての魔法スキルはDであるが、これら4つのスキルをB+に増加する。なお、魔法へのペナルティとは違い、精霊魔法スキル/暗黒魔法スキルは減少しない。これらのスキル増加効果は素の状態の数値に加算され、そこから装備やメリットポイント等による増減の計算が行われる。言い換えれば、学者の素の状態でスキルが青字ならばグリモアを使用した状態でも青字になるということであり、学者のみで考えればスキルランクD以上のスキル上げを必要としないというのも隠れたメリットである。
  

• 戦術魔道書の白魔法系アビリティが使用可能になる。
  具体的には、白の補遺、簡素清貧の章・電光石火の章・女神降臨の章・意気昂然の章・令狸執鼠の章（メリットポイントで習得している場合は不惜身命の章・天衣無縫の章も含む）が使用可能となる。
  なお、これらの効果によって消費MPや詠唱時間等が短縮される場合、グリモアの効果とは重複しない。
  

• リジェネ系魔法の効果値・効果時間にボーナスを得る（メインジョブ学者のみ）。
  ボーナス量はLvによって変動し、以下の計算式で算出される。リジェネのランクに関わらず、加算されるボーナス量は一定。
  
  • 効果値：+ int（Lv / 10 - 1）× 3HP/3sec （Lv99で+24HP/3秒）
    
  • 効果時間：+ int（Lv / 10 - 1）× 6秒 （Lv99で+48秒）
    
  • ジョブポイントを費やすことにより、効果時間を+3秒 × 段階（最大20段階）延長することができる。
    

かつては白のグリモアでは弱体魔法スキルが増加せず、スロウやパライズといった白魔法に属する弱体魔法を使用する場合はスキル面での恩恵を得られなかったが、2008年3月11日のパッチで改善された。

詳しくは【グリモア】項にて。

2011年12月15日のバージョンアップでリジェネ系魔法への効果値・効果時間ボーナス、及び連環計中の再使用時間0の性能が追加された。

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