リコポディウム

記事名読み
りこぽでぃうむ/Lycopodium
アルタナエリアに登場する、マンドラゴラ族亜種。外見は白いマンドラゴラとほぼ同じだが、頭に花が咲いている。また、アビセアエリアには、黒いリコポディウム(パキポディウム)や、赤褐色のリコポディウム(アデニウム)が存在する。愛称は「リコポン」
注釈1
リコポンピアスリコポンサッシュリコポンキャップといったアイテム名前が存在しているために定着していると思われる。
などと呼ばれる。

リコポディウム
特徴
感知タイプは聴覚感知

アルタナエリアリコポディウムノンアクティブ・ノンリンクアル・タユ金魚ペミデ)のように、プレイヤーを追いかけてくる性質を持つが、ペミデとは異なり何匹集まっても攻撃はしてこない。また、追尾状態のリコポディウム/assistをしてもプレイヤーターゲットしていないため、神獣を出していても反応して攻撃したりはしない。
また怨みのような物が存在しており、倒しすぎると該当プレイヤーから逃げるようになる、この怨みは時間と共に減衰して行く模様。

青魔道士など、有効な攻撃技が範囲だと地味に厄介な存在である。

ドロップアイテムにはリコポディウムの花がある。これは一部薬品の材料になる。
追加特殊技
名称範囲効果空蝉備考
ペタルピルエット自身中心範囲TP減少貫通一部個体のみ
テパルツイスト範囲HPmaxダウン貫通一部のNMのみ
ブルームフェッテ範囲MPmaxダウン貫通一部のNMのみ
ペタルバックスピン範囲静寂麻痺暗闇アムネジア悪疫貫通一部のNMのみ

通常個体に追加された特殊技はなく、逆に現代マンドラゴラ代名詞ともいえる夢想花を使用しなくなっている。このため、レベリングの対象としての適正はその生息場所も含め比較的高いと言える。唯一の難点はその攻撃力の高さであろうか。エルシモ島近辺の生息種と比べると同じレベル帯でありながら被ダメージが倍近くに及ぶことも。対策は十分に行いたい。

追加技のペタルピルエットNPCBabban Ny Mheilleaなどごく一部が使用する。エフェクトは花びら版夢想花とでも言うべきもので、後述するリジェネと同じである。直訳で花弁の爪先旋回。夢想花を放つときに見せるあの動きのことである。
花の香りと不思議な煌き
ガルレージュ要塞〔S〕バタリア丘陵〔S〕北グスタベルグ〔S〕 にいるリコポディウムNPC調べるイベントが発生し、花の香りと共に過去世界の光景が記憶される。
リコポディウム不思議な煌きを見つめている。
花の香りと共に周囲の光景が心に刻まれていく……。

上記イベントを発生させてある状態で、現代世界の同座標にある「_」(不思議な煌き)にトレードすると、段差の上など通常では直接移動できない場所へワープすることが可能になる。
花の香りと共に過去世界での記憶が呼び覚まされた!

詳細は「不思議な煌き」を参照。
リコポディウムクエストババン・ナ・ウェイレアのぼうけん」をコンプリートすることによって得られる称号ウェイレアの旅の仲間」を名乗っているPCに対しては、寄り添ってからしばらくすると夢想花のようにクルクル回って花びらを振りまくエフェクトともにリジェネをかけてくれる。このリジェネは3秒につき3HP回復する。効果時間は3分間で合計回復量180HP
種族ジョブ
"リコポディウム"マンドラゴラ族

習得Lvモンスタースキル効果消費TP備考
1種まき物理攻撃追加効果:VITダウン500
10スクリーム自身の周囲の敵にMNDダウンの効果。500
20光合成日中に使用すると自身にリジェネの効果。1500
30リーフダガー物理攻撃追加効果:毒。750
40夢想花自身の周囲の敵に睡眠の効果。1500
50ヘッドバットダメージ補正200%。1000
60夢狂花HPに応じて魔法ダメージを与える。
使用後は衰弱する。
1000

ヒカゲノカズラ属のことを「Lycopodium」と呼ぶ。ヒカゲノカズラという植物はシダ植物であり、上記SSのような赤い花は咲かない。(胞子をばらまいて繁殖する)

ここからは植物学とは直接関係ない話になるが、ヒカゲノカズラの「カズラ」とは「葛」(くず)または「蔓」(つる)という漢字を書く。つる状の植物で代表的なものといえば、朝顔がそのひとつに挙げられる。
早朝に綺麗な色とりどりの花を咲かせる朝顔を、小学校の頃に観察したことのある方は少なくはないはずだ。まさに日本の夏を代表する花といっても過言ではない。

この朝顔から転じて、このモンスターに本来は花を咲かせないはずの「リコポディウム」という名前がつけられたのかもしれない、というのは、いささか考えすぎだろうか。
関連項目
マンドラゴラ】【不思議な煌き】【Babban Ny Mheillea

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