神在月(かみありづき/Waking the Beast)
- その他クエストのひとつ。
- 上記クエストで入るBF名。
- 2015年6月25日のバージョンアップにて追加された上位バトルフィールドのひとつ。
1項.クエスト『神在月』 編
ラテーヌ高原でCarbuncleから受けるクエスト。2006年2月21日のバージョンアップで追加された。
各地に眠る巨大なクリスタルを巡り
「眠れる神々」の力を集めてほしい。
目覚めようとしている彼らは、果たして
ヴァナ・ディールを守る存在になって
くれるだろうか?
古い友人に相談すべく、カーバンクルは
「満月の泉」に力を集めよと言う。
神獣に関する総集編ともいえるクエスト。従来の6神獣取得戦は、Lv75ならソロで勝てるジョブもあるくらいの難易度であるが、当クエストはLv75キャップ時代は最低でも12人、できればフルアラが望ましいほどの難易度であった。
各属性回廊はヴァナ・ディール中の僻地に散らばっている上、石の区からトライマライ水路に入れても遠い満月の泉。当時は持っている移動手段を駆使しても、殆どは移動時間というマラソンレースであった。手順が多い上に必要人数も多い、時間も掛かる、BFではあっさり死ねる、それでいて召喚獣武器のドロップが渋い上に性能は微妙とあって、あまり人気のないクエストであった。
その後はレベルキャップが上昇したことで、以前よりも難易度は下がっている。また、Home Pointがプロトクリスタルの近くに配置されたことで(1度開通しておく必要はあるが)移動時間についてはかなり改善されている。
手順 編
- 6属性召喚獣(イフリート、タイタン、リヴァイアサン、ガルーダ、シヴァ、ラムウ)と契約している状態で、ラテーヌ高原(G-6)にある???を調べるとクエスト開始。だいじなもの「虹の呼び玉」を入手。
- 灼熱の回廊、震動の回廊、海流の回廊、突風の回廊、凍結の回廊、雷鳴の回廊の各地でBF「神在月」を6戦を行い、だいじなもの「火のまなこ」、「土のまなこ」、「水のまなこ」、「風のまなこ」、「氷のまなこ」、「雷のまなこ」を入手。BFの詳細は後述。
- 6つのだいじなものを入手後、満月の泉にてBF「神在月」を選択すると、イベントののち最終戦が始まる。詳細は後述。
- 満月の泉バトルフィールド戦に勝利するとイベント。選択肢の選び方により、クリア時の称号が変化する。だいじなもの「光を失った紅玉」を入手。
- ラテーヌ高原(G-6)にある???を調べるとクエスト終了。満月の泉での選択肢の選び方によって称号が変化する。報酬としてカーバンクルポールを入手。
- 地球時間1週間に1度(コンクェスト集計でリセット)、再度オファーを受けることが出来る。
なお、クリア済み、かつ再オファーを受けなければ満月の泉BFを手伝いで参加することは可能。ただし、後述のようにBFの戦利品判定は行われない。
2項.バトルフィールド戦 編
各回廊と満月の泉最終戦の計7戦となる。下記は主にLv75キャップ時代のものである。IL時代はジョブによってはソロでもクリア可能。各属性回廊戦 編
各回廊に行き、Ifrit Prime、Titan Prime、Leviathan Prime、Garuda Prime、Shiva Prime、Ramuh Primeとお供の各属性エレメンタルとのバトルフィールド戦に勝利する。BFは18人制限、30分制限。フェイス呼び出し不可。各属性のエレメンタルは、倒しても召喚獣のTP技で再ポップする。(通常のTP技なので、与TPが無ければPOPしない)
また召喚獣/エレメンタルともに、通常攻撃の特殊効果として、それぞれの属性に対応した状態異常を受ける。特に麻痺と静寂については、しっかり対処しないと半壊の恐れがあるので注意したい。
火:悪疫
氷:麻痺
風:静寂
土:スロウ
雷:スタン
水:毒
エレメンタルは睡眠、スタン、サイレスをレジストし、Primeにヘイト連動する。つまり、キープができない、ガ系が止められない、マラソンができないという三重苦。また、Primeに精霊魔法を撃ってHPを回復させたり、究極履行に連動してガ系を詠唱するなどの特性を持つ。
際限なくわくとはいえ厄介極まりないので、出現したら速攻沈める方が良い。その際はガ系精霊などが有効である。
満月の泉最終戦 編
BFは18人制限、30分制限。フェイス呼び出し不可。- 最初はCarbuncle Prime1体との戦闘。
- Carbuncle PrimeのHPを75%まで削ると、Carbuncle Primeは消え、6属性召喚獣の内、1体が出現。倒す時間をかけすぎると、アストラルフロウを複数回使用する。
- 召喚獣1体を倒すと、HP75%の状態のCarbuncle Primeが1体出現。
- Carbuncle PrimeのHPを50%まで削ると、Carbuncle Primeは消え、6属性召喚獣の内、前に出たもの以外の2体が出現。倒す時間をかけすぎると、アストラルフロウを複数回使用する。また、2体のうちどちらか1体を倒した時点で、残っている1体がアストラルフロウを使用する。
- 召喚獣2体を倒すと、HP50%の状態のCarbuncle Primeが1体出現。このときはアストラルフロウの危険がないのでマラソンして蘇生・ヒーリング等が可能。
- Carbuncle PrimeのHPを25%まで削ると、Carbuncle Primeは消え、6属性召喚獣の残り3体が出現。倒す時間をかけすぎると、アストラルフロウを複数回使用する。また、3体のうちどれか1体を倒した時点で、残っている召喚獣はアストラルフロウを使用する。
- 召喚獣3体を倒すと、HP25%の状態のCarbuncle Primeが5体出現。HP25%の状態のCarbuncle Primeを1匹を倒すと、残りのCarbuncle Primeすべてが同時にシアリングライトをしてくる。以後、倒す時間をかけすぎると、アストラルフロウを複数回使用する。
5匹全てを倒すと終了。
カーバンクルは魔法ダメージをかなりカットするので、物理アタッカーがいないと苦しい戦いを強いられる。また複数の究極履行を食らうと非常に危険なので、BFの端々に散開して戦うと良いだろう。満月の泉は奥行きがあり、互いに巻き込まれない距離を保つことは比較的容易である。全滅するとカーバンクルのHPは全快するため、ゾンビアタックは事実上できない。
壁沿いに歩けばからまれないため、1度入って戦闘場所を確認しておくのも良いだろう。
称号と報酬 編
クリア時に与えられる称号は、満月の泉での選択肢で「はい」を選んでいると「目覚めしかんなぎ」、「いいえ」を選んでいると「眠り浅きまれびと」。クエストのクリア報酬は、カーバンクルポール。
なお、満月の泉バトルフィールド戦の戦利品として、イフリートボウ、カーバンクルカフス、ガルーダシックル、シヴァショテル、タイタンバゼラード、ラムウメイス、リバイアサンクーゼが出ることがある。
この時の戦利品の出方は特殊で、通常のBFであれば敵を倒した時点、ないし宝箱を開けた時点で戦利品が入手できるが、このBFではイベントを見た人が退出するたびにドロップ判定が行われ、戦利品がプールされていく。
この判定はクエストのオファーを受けた人のみ行われるようで、手伝いでは判定が行われない模様。そのため、アイテムが欲しければ基本的には最初から最後まで付き合うことを覚悟した方が良いだろう。
3項.★神在月(上位バトルフィールド) 編
Lv制限無し・制限人数6人・制限時間30分。BFの場所はクエストと同じであるが、入室するにはだいじなもの「ファントムクォーツ【神在】」が必要となる。だいじなものの交換のためには、クエスト「神在月」のクリアが必要。
プレイヤーにあわせて「とてもやさしい」から「とてもむずかしい」まで5段階の難易度を選択して突入できる。
攻略情報 編
クエストの神在月とは異なり、戦うのは始終Carbuncle Primeの1体のみである。追加で他の神獣が参戦してくることも、Carbuncleが分裂することもない。
光属性ダメージを吸収するため、ナ盾の場合はエンライトやリアクトのダメージがそのまま吸収されてしまうので注意。
連携でも光連携自体は吸収されないが大幅にカットされるため、闇連携を狙っていくと効率がよい。
防御面について、物理防御力(またはカット)が高めであり攻撃が通り辛いものの、
魔法防御力は更に厄介な程に高いため、物理及び連携中心の削りが主体となる。
HPが減る度に何度もシアリングライトを使用してくるので、大ダメージ対策が必要になるが
ヘイトリセットも無く、他のTP技も厄介では無いため、戦闘開始から約5分おきに使用するルビーの癒しIIにより時間切れにならないような構成とすることが重要である。
弱点システム
- 霊獣が特殊技構え~実行中、または魔法詠唱中に以下の表に示す特定の敵対行動を取ることで弱体することができる。
赤黄青白4色いずれかの「!!」が表示され、霊獣は一時的にテラー状態となる。
- 原則的に、究極履行(シアリングライト)毎に弱体効果は失われ、再度その弱点を突くことができるようになる。
近接攻撃ダメージカット解除 | 遠隔攻撃ダメージカット解除 | 魔法攻撃ダメージカット解除 | 追加ダメージ減少 |
ペット行動 | WS | アビリティ | 魔法 |
戦利品 編
バトルフィールドクリア報酬として、レム物語第七章とRME打ち直し用アイテムが全員に手に入る。手に入る枚数は難易度ごとに異なる。【上位ミッションバトルフィールド】項も参照のこと。またボス討伐報酬として下記戦利品が得られる。
名称について 編
一般に10月は神無月と呼ばれるが、出雲地方では10月は神在月と名称が変わる。その理由として、神無月の言われは年に一度10月に全国の神様が出雲の国に集まるために、留守にするという故事から来ている。その逆に、全国の神様が一同に会する出雲で、神「無」月では意味合いに食い違いが出てしまうとの理由から、10月は神在月と呼ばれるのである。ただし、言語学的には「かんなづき(かみなづき)」を「神の無い月」と解釈するのは誤り(平安時代に広まった俗説)であるとされている。