言語
コミュニケートを行うための音声や文字などの記号の体系のこと。
狭義には
人間の音声による音声
言語を指すが、広義には身
振りなど音声以外の要素も含む。
ここでは
FFXIに関する
言語について解説する
人間諸部族は基本的に共通語を使っており、全世界・全時代(1万年前の
ジラート時代も含む)において
人間同士は容易にコミュニケートを取ることができる。
共通語には地方ごとに微妙に異なる訛りが存在し、「○○語群」と呼ばれている。
これらの語群の違いはほとんど文面から区別できないが、
バストゥーク出身の
ヒュームが訛りを指摘されるシーンがある
ことから、イントネーションは微妙に異なっているようだ。
さらに、
ウィンダスでは南方系共通語(
エルンサ語群)と呼ばれる
言語が使われている。各国の
NPCの言葉は文字上ではあまり訛っていないが、オル
ジリア出身の
ミスラは日本版
クライアントでは関西弁で表現されており、これによって「南方の共通語」を表現していることがうかがえる。
さらに中国人っぽく訛っている
ウルブカ大陸のNPCや、色々な地方の言葉が混じって何が何やら分からなくなっている
メイジャンモーグリもいるので、他にも微妙に異なる様々な語群があることがうかがえる。
(
公式設定資料集より)
古
タルタル語と呼ばれる
言語が存在するが、「古~」とあるように日常生活ではほとんど使われることがないようで、一部の地名のみにその痕跡を見ることができる。
古
タルタル語の単語は
タルタルの名前と同様の韻を踏んでいるようで、一見しただけではそれが人名なのか、古
タルタル語なのか判別することはできない。例えば、地名の中でも
トライマライ水路は人名に由来している。
カダーバの浮沼の設定では、カダーバはイフラマド語で「迷夢」の意味とされており、この地方にも独自の
言語があったことが分かる。
現在のイフラマド地方の住人(
皇都アルザビの住人)や、
イフラマド王国の
幽霊も共通語を話しているので、既に使われなくなって久しいか、限定的にしか使われない
言語であると思われる。
訛った共通語を話す個体もいるが、日常的には
オーク語を使用しているようだ。
オークの名前のように韻を踏んでおり、この点では古
タルタル語と似ている。
サンドリア軍にはこの
言語に精通しているものも多い。
コデックドロッグヴェック
ヴォックブロックグレッグ!
ヤグード語を使用するが、比較的滑らかな共通語を話すこともできる。また
キープという道具を使い、結び縄文字
で情報をやり取りしている。
人間のところから逃げ出して
ギデアスにたどりついた
ヅェー・シシュは
人間に育てられたために
ヤグード語を話すことができず、もう少しで異端として処刑されるところだったというエピソードがある。
ハッモヤラーム……
サルミ、コポラーイ?
ゴブリンの言葉には「
ありがとう」に相当する言葉がない
、という台詞があることから、
ゴブリンにも独自の
言語体系が存在するようである。
ただし、多くの
ゴブリンは片言、もしくは流暢な共通語を使うため、
ゴブリン語を見ることはほとんどない。
アィキァトビリディハプゥ!
イィニィブディウェトゥファンアゥ
プァフックノックスゥネヴァビィブゥトゥショ
ハァプティゴビィフェスンパブリッアガ……
モブリン語と呼ばれる独自の
言語体系と
モブリン文字
を使っている。「タンキヤー」という「
ありがとう」に相当する単語があることから、
ゴブリン語ともまた異なるようだ。
英語を訛らせたような言葉になっているが、中には全く理解不能なものもある。
詳細は
モブリン語の項を参照。
巨人語と呼ばれる独自の
言語を使用する。共通語を話せないようだが、
傭兵として
人間にも
獣人にも雇われることがあるため、コミュニケートを取る方法はあるようだ。
エグセニミルなどは何となく言っていることが分かるらしい。
ウゴゥッ!グゴッホ、ガグゥッ。
独特の発声器官
気道を震わせて音を発し、
振動のパターンと組み合わせによって
言語を構成する一般的な「声」ではなく、頸部の外骨格を摩擦して音を発し、その強弱と間の取り方で信号を伝達する
モールス信号のようなもの。
を用いてコミュニケートをしており、
アンティカ以外の
種族は通常の方法ではコミュニケートすることはできない。
ただし、
アンティカ語を聞き分け、それを再現する技術は必要になるが、
シフートという
弦楽器を用いてコミュニケートをすることはできる。
アンティカタグなど、何かしらの文字も使っているようだ。
トロール語と呼ばれる独自の
言語を用いている。一見何を言ってるのか分からないが、解読の方法はある。詳細は
トロール語の項を参照。
独自の
言語は使用せず、共通語を話すが、片言の
トンベリなど、微妙に訛っていることもある。
サハギンのように流暢な共通語を使用する
種族もいる。
ゲーム中には様々な文字が存在する。共通語を話す
獣人であっても、文字は独自のものを使っていることがある。
また、ゲーム中にはアルファベットや数字、漢字のようなある程度
リアルに基づいた文字が登場する。ただし、世界設定上は
現実世界の文字がそのまま使われているわけではなく、あくまでこれらは
ヴァナ・ディールの文字であるため、アルファベットや数字とは基本的には別物である
第29回
もぎたて ヴァナ・ディール「知っ得!
ヴァナ・ディール」のコーナーより。このコーナーでは「
ひんがしの国では、漢字が使われていない。」という表題がついているが、アルファベットにも共通する趣旨である。なお、このコーナーでは「風林火山だけ例外」と言っているが、実際には他にもいくつかある。
。これらは「それっぽいけど別物」と考えておこう。
夏団扇の「夏」、
祭団扇の「祭」は
東方の文字とされており、
東方では漢字に似た文字が使われていることが分かる。他には
五色天華の「婆那砲」、
侍の
ジョブエモーションの「風林火山」などがある。
ただし、前述のようにこれらは漢字に似てはいても同じものではない。
忍術を使用するときには梵字のような
エフェクトが発生する。ただし、
現実世界の梵字にアレンジが加わっており、同じものではない。
いくつかの
クエストなど、ゲーム中にはアルファベットをキーにした
アイテムや台詞が登場する。
また背景に描かれた英語らしきアルファベットが存在することから、
ヴァナ・ディールの共通語は英語に近い
言語のようだ。
例)
ジュノ上層の看板。アルファベットで"No Entry"と書かれている。
【日本語】【
ドイツ語】【
フランス語】
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