レベル

記事名読み
れべる/Level
広義の意味としては、「価値・程度・地位などの水準」、「知識などの達成の程度・度合い」を意味する。
狭義の意味としては、キャラクターの強さを数値で示したもので、RPGにおける「レベルと経験値による成長システム」の核を担う要素の一つである。

ダメージ」等と同じくRPGの半ば通例的な言葉として既にその地位を確立しているため、無理に日本語に訳すよりそのまま「レベル」として用いたほうが意味が通じる。
成長システムとしてのレベル
FFXIではジョブごとに独立してレベルを持つため正式には「ジョブレベル」と言うが、一般的には単に「レベル」と呼ぶか、「戦75」とジョブ+数字で表す。なお、アイテム等に表記される場合は「Lv」と略される。

サービス開始当初開発は「レベル100前後の用意がある。」と豪語していたものだが、レベル75上限時にメリットポイントが導入されて、これで打ち止めとも発表されていた。しかしヴァナ★フェス2010 ~8周年だョ!全員集合で、レベルキャップ解除決定が発表され、予定では最大で99まで開放することが明らかにされ、2011年12月15日のバージョンアップで最高レベル99となった。

Lv99以降はアイテムレベルという概念が導入されていて、装備品などには「ItemLevel」と書かれている。詳細は【アイテムレベル】を参照のこと。

ちなみに、英語圏では名詞のほかに、動詞としても使われる。「レベルが上がる」「レベルを上げる」といった使い方に加え、良い/悪いといった副詞と一緒に使って「レベルが上がると強い/弱い」といった使われ方もする。なお、海外プレーヤーが「レベル上げ」の意味で動名詞で用いることはほとんどなく
注釈1
使うときはパーティ活動というよりも、一般的な「育成」という意味合いが強い。例えば、「戦士の育成方針を議論しよう!」といった文脈の場合において「育成」を意味する動名詞として使われることが多い。逆に英語圏でレベル上げだけに集中する場合はgrindingの語が用いられやすい。
、いわゆる「レベリング」は限りなく和製英語に近い。
低レベル・中レベル・高レベル
「低レベル」と言った場合、一般的には「程度の低い」という貶し言葉として使われるが、FF11では純粋に「ステータスとしてのレベルが低い」という意味でも使われる。
「君はまだ―だから、そんなにダンジョンの奥に行くと危ないぞ!」のようなケースに使われることがある。
程度の解釈に幅があるため、Lv1からサポートジョブ分を最大とし、サポートジョブ上げのためのサポートジョブに必要なレベル(現レベル上限の1/4)が解釈下限として多い。
また、レベル差補正の概念が強いためレベルの少しの違いをとても気にする文化が関係する。

同様に「高レベル」も「程度の高い」以外に、純粋なレベルを意味することがある。
こちらはアーティファクト一式を着れるLv60あたりを解釈下限とする者が多く、場合によっては「Lv75になるまでは高レベルではない。メリポを始めてから本番だ」とする者もいる。

また、低レベルにも高レベルにも属さない、中ほどの状態を中レベルと指す。これは各自の低レベル解釈、高レベル解釈の隙間の広さで決まる。
レベル帯
上記の低・中・高レベルといった分類と似た意味で、レベル帯と言う言葉もよく使われる。
主にレベル20~30程度の幅を帯状として捉え、特定のレベルや特定個人を指すことなく、そのレベル前後にいるPCを大雑把なイメージとして捉える際に用いる。

例えば、低レベル帯では寿司の効果が薄い、高レベル帯ではアタッカーに強力な装備が揃う……といったように使われる。
関連項目
レベルアップ】【レベルダウン】【レベルキャップ】【アイテムレベル
経験値】【】【メリットポイント

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