みんなの怨み(みんなのうらみ/Everyone's Grudge)
1.トンベリ族の特殊技 編

対象のトンベリ族撃破数に比例したダメージを与える。
FFシリーズ後期ではお馴染みの技で、過去シリーズにおいては単純に対象の敵撃破数に比例したダメージが与えられていた。
受けるダメージはトンベリ撃破数×5。魔法ダメージ扱いでシェルのダメージカットはできる*1ものの、瞬時発動な上レジストの可能性が極端に低く、ひとたび発動すれば撃破数に応じたダメージをほぼ無条件で食らうことになる為、怨みリセットをしていない者が食らうと大変なことになる。
トンベリ族は急所突きで特大ダメージによるヘイトの強烈な減少も行う為、普段攻撃を受けない後衛も油断はできない。「みんなの怨み」は自らが撃破した(とどめを刺した)数ではなく、過去所属したパーティでトンベリ族を撃破した数*2が累積されるからだ。これを回避するには救援要請を出して倒すと怨みを貯めずに撃破することができるが、当然のようにアイテムのドロップなどは期待できない。
今まで報告された中でこの「みんなの怨み」による最多ダメージは一万以上にも及び、この特殊技においては「カンスト」という概念が存在しないことも示唆されている。もちろん、このような大ダメージに耐えられる者などプレイヤーサイドには存在しない。
SSのような桁外れの威力が出るのは、かつてはペットと召喚獣(以下総称してペット)に対するダメージが、それらのペット自身がトンベリ族を撃破した数(召喚・出現時点では当然0)を元に計算されており、ペットに戦わせている限りマスターは至極安全に狩りをできたことに由来する*3。
程なくしてペットに及ぼすダメージがマスターの撃破数を参照するようになり、安心できない技となった。
ただし、獣使いやサポ獣があやつったペット、いわゆる野良ペットは撃破数が影響せず0ダメージで固定されたままである。
ちなみに、撃破数にカウントされるモンスターの中で、ソ・ジヤに生息するクリプトンベリ族はみんなの怨みを使用しない。そのため、理論上はこれらを狩りつづけることで身の危険なく怨みのダメージを伸ばすことは可能であったりする。2046匹以上撃破すればSSの数値を超えられるので、ひまな方は試してみるのも一興。
なお、トンベリ族のNMは、「みんなの怨念」という、この「怨み」の10倍もの威力を満つ特殊技を使ってくる。
ノーグのクエスト「みんなのうらみ」で蓄積された怨みをリセットする方法を知ることができる。
2.青魔法 編
Lv90 BP4 MP185 詠唱時間6秒 再詠唱時間82秒
系統:魔法-攻撃 属性:闇 追加特性:ギルスティール(6)
敵に闇属性のダメージ。
ステータスボーナス:INT+2 MND+2 STR-1 VIT-1
倍率 | 系統係数 | 修正項目 |
5.00 | INT差×2.0 | MND40% |
単発型の闇属性攻撃系青魔法で、アイズオンミーの上位版といえる。
チャージドホイスカーか槍玉と一緒にセットすることで、追加特性のギルスティールを得られ、3つともセットするとトレジャーハンターに変化する。
特徴 編
元の技がトンベリの撃破数に比例したダメージという特徴的な技であるため、青魔法でも何か特殊な隠し効果があるのではと推測されていた。パーティメンバーの死亡人数によって威力が変わる模様だが、詳細については検証が待たれる。
射程距離の長い魔法で、青魔道士のレーダーにかかる範囲ならば魔法が発動する。リガージテーションなどの行動阻害の追加効果を持つ魔法とともに使うことで他のスペルキャスターのように振舞うことが可能になった。またPC側からの闇属性ダメージは手段が限られているので、青魔道士の独自性にも一役買うだろう。白虎やYaguaroguiといった闇弱点のNM相手には、6属性精霊魔法よりも安定してダメージを与えることができる。
魔法系青魔法全般にいえることだが、前衛志向の装備ではダメージはあまり出ない。魔法攻撃力・INT・MNDをしっかりとブーストすることで実践的な魔法となる。アビセアエリアでは陰陽のアートマなどの専用チューニングを施すことにより強烈なダメージソースとなる。
関連項目 編
【トンベリ】【魔法系青魔法】【属性攻撃系青魔法】【ランカーカラー】- *1
- 魔法防御力アップの特性は適用されない。エン系などのダメージと同様のようである。
- *2
- 正確には、自分を含むパーティ・アライアンスがトンベリ族を撃破したことで経験値を得た(0だった場合も含む)回数。
- *3
- それでも、ペット切り替えの時などにマスターにターゲットが向いたタイミングで撃たれるケースもなかったわけではないだろうが。