ウォーク

記事名読み
うぉーく/Walk
ウォークオブエコーズ内部に存在するバトルフィールドの名称。


概要
全部で第1ウォーク第15ウォークまで存在する。突入する幽門石の名前が"Veridical Conflux #01"、"Veridical Conflux #02"などとなっているため、それぞれのBFは#01,#02のように呼び表されることが多い。

実装時の初期状態では第1~第3ウォークの3つに挑戦できた。クリアを重ねることで突入できるBFが増える。このカウントはワールド単位で行われ、BFが解放されると第1~第3をクリアしていないプレイヤーでも突入可能。
このような仕様上のため、人口が多いワールドほど解放されやすくなっていた。

2014年9月9日のバージョンアップで、既存の第1ウォーク第15ウォークに対応した「サージウォーク」と「エンダウウォーク」が追加された。詳細は各項目を参照のこと。
そのため、サージウォークエンダウウォークに対して、既存のウォークのことを通常ウォークと呼ぶ。

余談
#1が全ウォークと比較してもかなりの高難度であったため、足が遠のいた人は多い。初心者は#1を避けて突入するのが良いだろう。
実装履歴
実装実装内容
2010年6月22日のバージョンアップ第1~第7ウォーク
2011年9月20日のバージョンアップ第8~第11ウォーク
2011年12月15日のバージョンアップ第12~第15ウォーク
2014年9月9日のバージョンアップサージウォークエンダウウォーク
解放されるウォークの対応
1478111215
25913
361014

具体的に何回クリアすることで解放されるかは不明。
BFの仕様
アルタナエリアに属しており、シギルが有効である。

BFの突入にはクポフリート調査団バッジだいじなもの)が必要で、突入するとバッジは消滅する。

制限時間は45分。参加人数は最大36人。経験値ロストはない。
制限時間のカウントは中に入った人が戦闘を開始した時点から開始される。

占有という概念がなく途中参加が可能であり
注釈1
ただし1つのウォークに対して36人までという人数制限があるので注意。
、システムによって報酬が決まるなど、そのシステムはカンパニエバトルに近い。
しかし、その難易度はカンパニエバトルよりもずっと高く、どちらかというとエインヘリヤルのような大人数で攻略するエンドコンテンツを想像する方が近いかもしれない。

一度BFから退出した場合でもバッジさえあれば再入場が可能。ただし、バトルフィールドの進行度が51%以上になると、入室することができなくなる。

入る前に幽門石調べることで、参加人数や進行度、残り時間が分かる。

バトルフィールドアイコンが出るBFであり、トラクタはかけられない。戦闘不能になって30秒経過すると自動的にレイズが付与される。
中に入ると排出されるまで残り時間に関係するログは出ないため注意が必要。

突入時や雑魚を倒すと各個人にランダムでテンポラリアイテムが手に入る。基本的に配布される物はアビセア等でおなじみの物だが稀に天神地祇の薬が配布される事がある。エンダウウォーク発生中は大量のテンポラリアイテムが入手できる。

中には敵が数匹固まったグループがいくつかあり、1匹にからまれると、アライアンスのメンバー全員がそのグループのヘイトリストに載る。バトルフィールドアイコンが出る従来のBFの仕様に近いが、メンバー全員が戦闘不能になるまで敵が止まらないこれらのBFとは異なり、戦闘不能ヘイトリストからは消える模様。ただメンバーが戦闘中に蘇生してしまうと何もしていなくてもヘイトリストに載ってしまう為、立て直しなどを行う際は注意が必要。
以上の事から、アライアンス外にを配置することが有効となる。また、BF内の敵は見破りを持っている。

敵を撃破したり、ボスモンスターと戦っているとその位置に向かい新たに敵が移動を開始することがある。
また、その際「モンスターの殺気を感じる!」というログが流れる。
一度に移動する敵の数は1体前後でランダムだが、ログ1行が敵1体と対応しているため判別は可能。
移動した敵は誰にも絡まれなかった場合は敵が撃破された場所で留まる。
誰かが絡まれた場合は通常配置の時と同様、全員がヘイトリストに載っているため全滅するまで追い回される。

なお、2011年9月20日のバージョンアップから2012年3月27日のバージョンアップの間は、スキルが上がらない仕様になっていた。
弱点について
ウォークには弱点システムがある。詳しくは【弱点/ウォーク】項を参照のこと。
出現する種族
番号種族聞こえてくる音
第1ウォーククラブ族爪を擦り合わせるような
第2ウォークスライム族クロット水滴が跳ね返るような
第3ウォークアントリオン族虫たちが行軍するような
第4ウォークキマイラ族狡猾な魔獣の羽音のような
第5ウォークハイドラ族+ワイバーン族アヤッタラ獰猛な龍が地を這うような
第6ウォークケルベロス族+剣虎族スミロドン凶暴な獣の咆哮のような
第7ウォークジラント族邪悪な龍の鼓動のような
第8ウォークアダマンタス族亜種含む)巨大な亀の地均しのような
第9ウォークアンフィプテレ族亜種含む)奇怪な鳥の鳴き声のような
第10ウォークマンドラゴラ族亜種含む)無数の植物が芽吹くような
第11ウォークナラカ族+スケルトン族骨と金属が軋むような
第12ウォーク鉄巨人族+鉄巨人族の頭部ユニット重厚な金属が擦れ合うような
第13ウォークハルペイア族+死鳥族無数の鳥が羽ばたくような
第14ウォークベヒーモス族エラスモス)+クァール族リンクス含む)猛獣の爪が地を噛むような
第15ウォークカトゥラエ族+エレメンタル族亜種異様な殺気を感じるが微かな音すら聞こえない

戦利品について
通常ウォーククリアすると、経験値リミットポイント)が得られる。サージウォーククリアすると経験値リミットポイント)とキャパシティポイントを得られる。

また一定の評価を得たプレイヤー宝箱から報酬を得ることができる。この報酬プレイヤー個別に判定され、戦利品にプールすることはできない。
通常ウォークの場合、おおよそ経験値1000上がる毎に戦利品枠が1つ増え、最大は経験値4000以上の時の5枠。

また、クリアしたPC称号を得ることができる。経験値またはリミットポイントが与えられなかった場合は、称号も与えられない。

報酬メイジャンの試練で使うコイン栄華のコイン滅亡のコイン発展のコイン衰退のコイン誕生のコイン)や、トリックダイスリミナルレジデ装備アイテムなど。
どの枠に何が出るかはあらかじめ決まっている。
トリックダイスリミナルレジデは必ず1枠目、ウォーク固有の戦利品魔法のスクロールは2枠目で出るようになっている。


このほか、素材薬品、習得レベル76~95の魔法スクロールなどが得られる。


サージウォークでは基本的に通常のウォークの上位戦利品報酬として得られる。また、キャパシティポイントを入手できる。こちらについてはサージウォークの項を参照。

番号報酬
第1ウォークスリフトグローブアードアペンダントベリサマロープカラゴズマント
第2ウォーク佐助の手甲オステリティベルトフェリシタスケープアイドロンチャーム
第3ウォークレイジャレデルセンアサービクサッシュフガシティベレーアケソチョーカー
第4ウォーク妖蟲の髪飾り悟空筒袴スヴェルトグーリズヴァテスケープラコノネックレス
第5ウォークスリザーグローブフォルバンケープセラフミトンエノテルスマントアダパズボン
第6ウォーククォーツタスラムシフトネックレスカティポの護符アコードハットフガシティマント
第7ウォークレジャームスクメイヴガントレコンデットシューズベロヌスマント
第8ウォークエスパーストーンギガンテスブーツムーンドウマントオンブルタスラム
第9ウォークミラドールトラウザデュアルカラーオレタニアケープウェイレイスカーフ
第10ウォークケルソスヘルムコアトルゴルゲットメアナーケープエンチャンタピアス
第11ウォークモロスクロスボウテイアの髪飾りアルルナグローブサエバスペンダントフルームベルトチナーズベルト
第12ウォークウェザリンシールドプロシリオベルトアルビナリングテンパードケープ
第13ウォークスコピュリネールトィエライクエキュヘイスティピニオンウィンドバフベルト
第14ウォークデレタントグリップガリアンヘルムスミロドンマスクユベナリスミトンイダルゴスロップス
第15ウォークエルダーグリップネファリアスカラーエンガルファケープノムカパミトン

フリーズ等の処理
狭いエリアで範囲特殊技を乱発する多数の敵とそれに対する多数のPCという点で従来の大規模バトルコンテンツと同様である以上、当然フリーズR0との戦いが発生するが、この時の処理は戦闘不能であるか否かでの違いが大きい。

復帰時点で生存していれば時間消費のみで復帰できる報告があり、ビシージカンパニエバトルと異なり急速に評価ポイントを積み上げることが難しいシステムであるためそれに適した仕様である。この場合は、短時間で終わるため稼げない場合を除けば実害が薄いとも考えられる。

一方、戦闘不能であった場合は時間消費に加えて、戦績等は全てリセットされ、バッジを失った状態でウォーク内部に復帰するというビシージと似た仕様である。このため、一旦フリーズが発生したら完全に時間の無駄になることも覚悟する必要がある。
また、オートリレイズが発生しない不具合も報告されているので、安全な状況や排出地点で立ち上がらない戦闘不能者がいたらフリーズの犠牲者の可能性が高い。
リレイズがある場合でも、ウォーク内部での戦闘が終了していた場合は、戦闘不能と同様に得られるものはない。
TODO:リレイズがある状態で戦闘中のウォーク復帰した場合の挙動。

コイン武器作成には必須であり、トリックダイス魔法の入手にも現実的な唯一の手段であるため、対策が求められるところではあるが、ポイントの蓄積が難しい=負荷の少ないところでの待機によってフリーズを防止できないシステムであるためプレイヤー側での対処は難しい
注釈3
経験値を狙う場合。戦利品のみであれば条件が緩いため、算定条件が判明すれば必ずしも不可能ではない。


なお、事例はPC以外の環境からのものが目立っており、公式フォーラムでは報告を受けて調査対象となっている。










仕様変更前の問題点
バトルコンテンツが発表された時には次のようなコンセプトだった。(公式サイトより抜粋)
今回のバトルフィールドには占有の概念がなく、すでに他のPCが入室していても参加可能人数の範囲内であれば誰でも入室し、戦闘に加わることもできます。攻略が進行中のバトルフィールドに途中から加わることもできるので、一人からでも気軽に参加することが可能です。

特定のPCモンスター占有されることもないため、ビシージカンパニエバトルのようにバトルフィールド内にいるPC全員で協力し、モンスターとの戦いに挑むことができます。

バトルフィールドでは、報酬を手にする様々なチャンスがあります。
モンスターを倒すと手に入るアイテムには、バトルフィールドに参加したPC全員でロットすることができます。
・制限時間内にすべてのモンスターを倒すことができればクリアとなり、報酬として宝箱が出現します。このとき、戦闘で一定以上の評価を得たPCロット権を獲得できます。
クリアした際、特に高い評価を得たPCにはそれぞれ追加の報酬が与えられます。

しかし、2011年9月20日のバージョンアップ前は後述するようにウォークの仕様に様々な問題があったため、コイン武器のためにコイン集めをする人以外は、少数のプレイヤーだけが攻略しているような状況だった。

ヘイトの特殊連動
BF戦は敵と戦っていると増援が来るシステムのため、適当に殴っているだけでは乱戦となり、しかも足止め魔法は基本的に効かないため、すぐに全滅してしまう。そのため、戦術を練り、参加者で連携しなければクリアは困難。逆に言えば一人のミスが全メンバーを死亡させる可能性も大いにある。

このヘイトリストの関係や増援システムについては再調整の対象になっているが、どう変わったかは要確認。

報酬の仕様変更前は、クリアを目指して頑張ったプレイヤーが、評価稼ぎのみに終始したプレイヤーに評価で抜かれ、評価上位の宝箱の権利を取られるといった「他人を上手く利用した者が一番得をする」システムが不評の最大の原因だったと言えるだろう。

当時は上位5名だけが追加の報酬を入手できるシステムだったため、勝利へ貢献した人ではなく、とにかく評価ポイントを稼いだ人が多くの報酬を得られるという不公平さが大きかったのである。

また戦利品ドロップ率が悪く、バトルフィールドクリアしないと報酬が殆ど手に入らない。(少なくとも実装当初は)クリア報酬は御世辞にもクリア必要人数に対して釣り合っていなかったのも不評の一因だった。

このために
「高評価報酬ドロップ品を占有したいパーティ側がソロプレイヤーや他のパーティの入場をtellやサーチコメントなどで牽制する」
「攻略パーティが入場したのを見計らってソロで突入し、攻略に参加せずに高評価を狙って報酬を得る(所謂イナゴ)」
「倒した敵のドロップ品を他者がロットしたり必要ないのに無闇やたらにロットして喧嘩になる」
等といったトラブルが後を絶たなかった。
トラブルを避けるため「希望コイン1種だけロット」などのローカルルールがプレイヤー間で暗黙の了解になってる場合もある。
仕様を盾にこれらを実践するプレイヤーも少なからずいるが、煙たがられて攻略メンバーがクリアをやめてしまう、私怨を持たれる等、現状を鑑みれば双方損であった。

この状況は2011年9月20日のバージョンアップで、報酬クリア時のPC個別に用意されるもののみとなったことにより解消されているが、今度は個人戦としての様相が強くなったために団体での参加が難しくなったり、先走って行動するPCが全体を崩壊に導いたり、攻略が長期化する
注釈4
当然、時間切れやフリーズの危険性も増す。
などの問題が生じることもあった。
関連項目
ウォークオブエコーズ】【幽門石】【エンドコンテンツ

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