魔法のスクロール
基本的な
RPGには、大別して
魔法の書を購入するタイプと
レベルの上昇に伴い自然に習得するタイプがあるが、
FF11は前者のようである。恐らくは「冒険の果てに手に入れた伝説の
魔法書」などの浪漫を
MMOに持たせようと言う開発の意図であろうが、このシステムが悲喜交々を生み出していくことになる。これらの問題は【
レイズII】・【
レイズIII】項などに詳しい。
現在でも必要性の高い
魔法を揃えるには
ギルが必要であり、多くの
メイン魔道士陣は頭を悩ませている。
エクレアを除く
装備品は必要がなくなれば売却して
ギルに換えられるのに対し、
スクロールにはそのような仕組みが存在せず、
魔法を使う
ジョブはレベルを上げるごとに支出だけが増えていくことになる。
レベリングと
金策が同時に成立しないシステム上、基本的に
金策は
ソロで行う事になるが、こうした
ジョブは総じて敵を
乱獲する
金策能力も低い場合が多い。
また、一部の効果の高い
魔法は
店売りされず、入手元が
モンスターからの
ドロップや
BFNMなどに限定される。その場合、
店売り額が決まっている
魔法とは異なり、人気の高い
魔法は天井知らずの価格になってしまうこともある。
さらに、こうした
魔法の供給は
PCの動向によって増減することが多い。コン
スタントに狩られたり攻略されているうちは
スクロールも安価に流通する傾向があるが、物価の変動や新しいコンテンツの流行などで人気が落ちると供給が滞り、結果として在庫が切れたり、価格が高騰するといった問題が起きてしまう。
このような現象は2011年現在、高位
レイズや
古代魔法、
精霊IV系、
ファランクスや
空蝉の術:弐などにみられる。
これに対し、レベル75以降の
魔法スクロールは
アビセアなどで入手できる一方、(かなり高価ではあるが)
店売りもされている。
競売では需給バランスに従って大きく値下がりしているものとある程度の価格を維持しているものに分かれているが、いずれにせよ先に挙げた
魔法のような「
競売に在庫がなければ自分で取りに行くしかない」という状況は改善されている。
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