モ盾

記事名読み
もたて
モンクPT内において敵の攻撃を受けとめる盾役となること。

モ盾の特徴
防御






モ盾におけるヘイト維持の大半は与ダメージによる蓄積ヘイトであるため、これら攻撃面の性能もモ盾を語る上では必要な要素となる。



モ盾の運用
低レベル帯ではナイトだろうが戦士だろうがモンクだろうが、敵から受けるダメージに大きな差が見られないため、モンクPT肉盾を引き受けるというシチュエーションもある。しかしLv30を越えてくる辺りで防御力回避率共に本職の盾ジョブとの差が大きくなり、率先してモンク盾役を務める機会は減っていく。
モンク自体には挑発のような瞬間的にヘイトを稼ぐアビリティかまえるくらいしかなく
注釈1
挑発丁度半分のヘイト
、防御性能も盾役としては比較的高いほうではあるが、緊急時の対応力がやや欠けているためすべての場面で活躍することは厳しいと言える。

しかしエンドコンテンツにおいては、攻撃ヘイトが稼ぐことが出来るならば十分に盾役としての可能性はある。様々なコンテンツが増え、戦術が多様化してからは「モ盾こそ一番」と言われる状況も増えつつある。
殴れる人は全員&全員アタッカー&蝉回しなし、という直球なこのパーティにおいて、生存率を上げる要因の一つは「HPの高さ」である。
その点モンクヒールブレスの発動点を上げるためのHPブーストをあまり気にすることなく殴りが可能というスペックを有しており、とっさのタゲ取りなどにも非常にマッチした存在である。ただしヒルブレパーティ特有のHP半減状態からヒルブレ発動までの間にWS被弾は流石に危険であり、タゲを回して単独固定は回避したり、スタンなどのフォローなど別途考慮が必要である。
詳しくは【ヒルブレパーティ】項参照のこと。
突入直後は素手&防具無しという状況において、己の特性のみで既に十分な攻撃が可能&HPの高さやジョブ特性という要因により生存率が高いというモンクサルベージにおいて最初から最後まで頼りになる矛 兼 である。
道中はもちろんだが、NM戦、特に最上層のボス戦では他のジョブでは実現不能な盾役としての適正を有する。

というのも、ボスに共通した特殊技が「空蝉消去の範囲魔法ダメージ」という性能であり、これにより忍者をはじめとした蝉盾が機能しにくい性質を持つ。
さらに、ボスは攻撃力も高く防御力がほとんど機能しないこともあり、かまえるが有効的に働く。
また他にもヘイトリセット技や魅了技など一発で戦局が変わってしまう危険な特殊技を有している個体もおり、極力与TPを減らす戦い方が望まれる。
しかし与TPを気にする余り攻撃の手を緩めると時間切れになる可能性が高く、同時に矛としての機能も必要不可欠である。
更に基本的なことだが盾役として振る舞う以上はHPが高い(=戦闘不能になりにくい)という特徴は必須事項となる。

以上のような「空蝉が剥がれても早々死なない」「与TPを減らす」「攻撃を与え続ける」という特徴を全て有するのがモンクであるため、近今のサルベージにおいてモ盾は他の盾ジョブとは一線を画す存在となっている。

アビセアの情報が広まるにつれ、モンクアビセアエリア内では非常に優秀な盾役を張れることが判明してきている。特に灰塵のアートマなどの高性能なアートマが多数実装された「アビセアの死闘」リリース以降は、ナ盾回避盾とは異なる、『殴って耐える』というモ盾独自の路線を開拓している。

アビセアにおけるモ盾の利点は、

といった点が挙げられる。

近今では4ケタのダメージを当たり前にふりまくHNMなどが多数実装されており、そういったHNM戦でも死ににくさと被ダメで減ったヘイト与ダメで容易に取り返せる特性から、盾役としてモンクが抜擢される機会が多くなっている。

実装当初のメナスインスペクターはまだIL装備が出そろっていなかったこともありとてもとても難易度が高く、その中で台頭したのがモ盾であった。

当時のモ盾が他のジョブに対して優位に立っていた点としては

などが挙げられ、6人PTでの攻略は盾を兼ねるモンク2名、それを支援する吟遊詩人コルセア回復役白魔道士、そしてスタン役の学者という構成が多く見られた。

その後、徐々に高IL装備が他ジョブにも普及したことにより差が縮まったこと、風水士の能力および魔命魔回避を増減することの強みが周知されたこと、エンドコンテンツにおける攻撃の中心が近接攻撃からMB精霊魔法への移行したことなどの様々な要因により前述の構成はほとんど見られなくなり、
敵対心の調整で与ダメージだけではタゲを固定するのが難しくなったこともあり、2017年現在ではモ盾そのものが過去の戦術となっている。

関連項目
盾役】【ナ盾】【忍盾】【戦盾】【青盾】【赤盾

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