Zonpa-Zippa

記事名読み
ぞんぱじっぱ
NPCの一人。
種族タルタル男性、フェイスタルタル♂F6
人物像
手の院院長
注釈1
ウィンダス連邦の公式的な記録による。正確には前々代なのだが、前代の人物が記録から抹消されているため。
。現口の院院長アジドマルジド(Ajido-Marujido)、現手の院院長アプルル(Apururu)兄妹の実父で、性格はかの3博士の個性的な面々に勝るとも劣らないほどアクが強く、自らを天才と豪語し他を見下した態度を取る。その為、実子たちに疎まれていることに気づいていない。Ajido-Marujido曰く「クソオヤジ」。

現在配備中のカーディアンにはウィンダス三大要注意人物が登録されているが、彼もその中の一人として登録されているらしい。(ウィンダスミッション進行中にウィンダス港ゲートのガードカーディアンからその旨の話を聞く事が出来る)
おそらく登録をしたのは現手の院院長であろうと思われる。
(実の娘にそれほど危険視されている父親というのも悲しい。この家族にいったい何があったのだろうか)

学生の頃は天才と謳われたカラハバルハ(Karaha-Baruha)を意識してか、いつも追いかけていたという。クリスタル戦争時に聖都ウィンダスを守った旧カーディアンの製作者であるが、戦争後に野良カーディアンたちに連れ去られて以来行方不明となる(魔動兵の乱)。ウィンダス石の区には、彼に対し博士として与えられた邸宅があるが、当然空家。ハウスキーパーのエカママとトーイボーイが定期的に掃除に訪れている。
現在彼の生死は定かではなかったが、最近ボヤーダ樹マンドラゴラから偉そうな手紙が発見されている。もしかして彼からの手紙なのだろうか。

もし彼とカラハバルハウィンダスにいたなら5博士となっていたところだが、そうなるとまともな性格のカラハバルハ以外、夢想家のコルモル(Koru-Moru)、マニアのヨランオラン(Yoran-Oran)、女王様のシャントット(Shantotto)、そして高慢のゾンパジッパと色物集団に一層拍車がかかっていたのは間違いない
注釈2
ただしコルモルゾンパジッパフェイスが同じ(6A)ため区別が付かなくなる可能性もある。
。今でさえ十分ひどいのが完全に収拾がつかなくなる可能性もあるが…。

そんな奇天烈な彼だが前述の通り2人の子持ちである点は他の博士には無い要素。
一体彼の奥さんとはどんな人物なのだろうか…。

20年前ウィンダスに偉大なる勝利をもたらした、
高名・異才・美麗の3拍子揃ったタルタルとは我のことなり!」

拡張データディスクアルタナの神兵の舞台となる過去世界にも登場する。20年前はバリバリの現役で、手の院院長ウィンダス連邦軍の磨羯戦闘魔導師団(Capricornian War Warlocks)師団長を兼務している。錬金術師エプロン装備しているが、もしかしたら白衣の代わりなのかもしれない。
魔戦士〔Capricornian Caster〕を主力とする磨羯(カプリコン)戦闘魔導師団の師団長。魔導団といっても、彼が院長を務める手の院で開発した新兵器「魔導兵(カーディアン)」プロトタイプのデータ収集を目的とした実験部隊といったほうが適切かもしれない。そのためか功をあせっており、命令を無視して出撃することもしばしばだ。自らを天才と称するほどプライドが高いが、旧知のカラハバルハには一目置いているらしい。

ファイナルファンタジーXI 電撃の旅団 編 ヴァナ・ディール公式ワールドガイド アルタナの神兵編 より

普段はウィンダス水の区〔S〕K-6に佇んでいるが、カンパニエバトルに出撃すると磨羯戦闘魔導師団を率いて現地へ赴く為に姿を消す。参戦エリアウィンダス水の区〔S〕西サルタバルタ〔S〕

Zonpa-Zippa


ゾンパジッパ閣下は磨羯戦闘魔導師団を率いておる御方。
手の院の長でもあられ、殖産興業による
カーディアンの量産を主張しておられるのであ~る。

ケアルガIV・プロテスIV・シェルIV・バニシュガII・ホーリーと言った白魔法を使用し、4体のカーディアン
注釈3
Ace of Cups()、Ace of Batons()、Ace of Swords()、Ace of Coins()の4体。ただしこのカーディアン、以前はそれぞれのジョブに対応する魔法を使用していたが、現在では修正され魔法は使用しなくなっている。この4体は(代替わりしている可能性はあるが)現代世界でもウィンダスミッションの終盤で登場する。
を1体ずつ召喚して使役する事から白魔道士からくり士ハイブリッドと推定され、HPが一定量減るとオーバードライヴを使用する。使用WSブレインシェイカースカルブレイカーブラックヘイロー。4体のカーディアンは何度やられても一定時間後に再召喚される。

本体の行動ルーチンはいわゆる後衛NPCのものであり、HPが一定以下にならないと敵に接近はしない。また、ケアルガIVも自身のHPの減り具合のみで使用するかどうか判断するため、近接戦は部下やカーディアンに任せ、隊長はケアルガでバックアップするといった戦術は期待できない。隊長の戦闘能力を十分に利用したい時には、無理やり敵を近接攻撃が当たる位置まで持っていき、HP回復も控えて、ケアルガを詠唱するHPのまま保つのがいい。
主な対戦相手である神聖戦闘楽団には、カーディアンの内一体の使う技、シャッフルが相手の歌の強化を引きはがす程度しか有利な点はない。また、敵隊長Vuu Puqu the Beguilerの歌の効果は消せない上に、メヌエットによる圧倒的な攻撃力タルタルゆえのHPの少なさと、厳しい戦いとなることが多い。隊長には後ろでカーディアン召喚だけやっててもらうか、ケアルガを当てにして、集団で速攻戦闘を行うのがいいだろう。

過去の三国近東生まれのオートマトンがいるのは不自然なので、カーディアンが代役として割り当てられたのは妥当といえよう。逆に考えると、ゾンパジッパと言えばカーディアンという設定からロボットを使役するジョブからくり士が彼に充てられたのかもしれない。どちらにしても興味深いところ。

引き連れている磨羯戦闘魔導団(Capricornian Caster)も格闘武器攻撃していることからからくり士と推測されるが、こちらはペットを連れておらず、正直それほど頼りになる存在とは言えない。
台詞
攻防戦中の台詞があり、やはり上記に似た3拍子で口上を述べている。

Zonpa-Zippa : くくく、残念だったな。
 貴公ら傭兵の時代は、もうすぐ終わる……
 なぜなら今、不平不満を言わず、不眠不休で働く
 我が私兵、カーディアンを量産中だからだ!

Zonpa-Zippa : ははは。無私!無双!無敵!
 カーディアンの絶好のデモンストレーションだ!

また、クエストの一環として発生する聖都防衛戦では自信満々にこう言い放っている。

Zonpa-Zippa : 行けぇ!魔動兵!!
 鳥の10羽や100羽、いや1000羽来ようがおまえたちカーディアンの敵ではないぞ!
 愉快!痛快!爽快!
注釈4
ネタはおそらく藤子不二雄Ⓐ作『怪物くん』。主題歌の歌詞より「愉快・痛快・奇奇怪怪」から引用されたものだと思われる。この台詞を見て「怪物くん」を思い浮かんだ人も少なくないだろう。
すばらしい実験場だな、ここは!

どうも3拍子で何かを言うのが本当に好きなようである。

関連項目
Ajido-Marujido】【Apururu】【カーディアン】【死者の人形

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