Agon Man-at-Arms:Man-at-Armsは中世の重騎兵
。
Agon Culler:cullは「えり抜く、間引く」という意味がある。この場合は「選抜者のAgon」といったところか。
Agon Magister:
アンティカの場合、Magisterは「(ローマ帝国軍の)長官・司令官」に相当する。詳細は【
Antican Magister】項を参照。
Agon Swiftcaster:swiftcaster=「高速の詠唱者」
Agon Errant:errant=「常軌を逸した、道に迷った、遍歴の(武者修行中の、地方巡吏)」という意味。この場合は各地を放浪しながら修行しているか、あるいは地方を巡視する役割を担っている
アンティカなのかもしれない。
Agon Hexer:hexer=「魔女、 魔術師」
Agon Rogue:rogue=「悪党、ごろつき」
Agon Channeler:channeler=「溝を掘る人、霊媒士」。この場合はもちろん後者だろう。
Agon Pickpocket:pickpocket=「スリ」
Agon Stoicist:stoicist=「禁欲主義者」
Agon Muse:ミューズ(muse)はギリシャ神話に登場する芸術の
女神「ムーサ」の英語名。転じて、他の芸術家にインスピレーションを与えるような人物に対して用いられることがある。この
NMは
吟遊詩人なので「楽神のAgon」といったところか。
Agon Chemister:chemisterという一般的な英単語は存在しないが、"chemist"には「化
学者、薬剤師」という意味があるため、そこに"er"を重ねて職業であることを強調しているのかもしれない。
Agon Tamer:tamer=「(野獣などの)ならし手、(動物の)
調教師」
Agon Warden:warden=「門番」
Agon Cleaver:cleaver=「裂くもの」
Agon Spy、Agon Agent:spyもagentも「スパイ、諜報員」という意味を持つ。
Agon Mendicant:mendicant=「托鉢、托鉢修道僧」
Agon Lancer:lancer=「槍騎兵」
Man-kheper-re:古代エジプトのファラオ「トトメス3世」の即位名。意味は「ラー神の顕現は永続なり」である。なお、古代エジプトではスカラベ(Scarab)という
甲虫が太陽神ケプリ(太陽神ラーの形態の一つ)と同一視されて崇拝されており、この即位名が刻まれたスカラベの工芸品が多く出土している
。
ロンフォールには"Scarab Beetle"という
甲虫族が存在することを考えると、この
NMは"Man-kheper-re"が刻まれたスカラベの工芸品に由来するものと思われる。
Zacatzontli:アステカ神話に登場する神
。太陽の象徴を表す鷲を所持しており、
NMはこちらの鷲に由来すると思われる。
Gandji:アボリジニの神話に登場する人物
。義理の弟とエイを巡って諍いを起こし、しまいにはJabiru(ズグロハゲコウ)という鳥に姿を変えたとされる。
Bendigeidfran:イングランドとウェールズ神話に登場する
巨人の王
。名前は「
祝福されたカラス」を意味する。なお、「
Bendigeit Vran」という同じ由来を持つ
シャドウ族も存在する。
Kuk:古代エジプト神話に登場する原初の
暗黒を象徴する神
。ヘルモポリスで崇拝されていた8柱の神々"
Ogdoad"は4つの男
女神のペアで構成されるが、そのペアの1つがKukである。
Shara:シュメール神話に登場する戦争の神
。文献によっては
女神イナンナの息子とされる。
Tabitjet:エジプト神話に登場する
女神。天空神ホルス(ハロエリス)の妻であり、
サソリの神とされる。エジプト神話に登場する
サソリの
女神には他に
Serket、
Hedetetなどがおり、関連性がうかがわれる。
Langmeidong:インド東部の伝承に登場する鳥"Uchek Langmeidong"
。元々は
人間の少女だったが、継母のいじめに耐えられず、友達のサイチョウ(hornbill)からもらって羽をまとって自らも鳥に姿を変えたという。
Gravehaunter:「墓場に憑りつくもの」といった意味。
Ptesan Wi:
インディアン部族のラコタ・スー族の神話に登場する
女神。名前は「白い
バッファローの子牛の女」という意味。様々な姿をとることができるが、最初は
人間の前に白い
バッファローの子牛の姿で現れたため、このように呼ばれる。
Chelamma:ヒンドゥー神話に登場する
サソリの
女神。彼女の寺院で祈りを捧げることで
サソリから身を守ることができると信じられている。
Azdaha:ウルドゥー語(インド北部からパキ
スタンにかけて使われる
言語)において、「(獲物を絞め殺すような大型の)蛇(boa)、龍」といった意味を持つ。
Nerites:ギリシャ神話に登場する神
。海神
ネレウスの息子で、アフロ
ディーテと共にオリュンポスに行くことを拒否したために貝に変えられてしまったという逸話がある。
Allergorhai:Allergorhai-horhaiはゴビ砂漠周辺に生息するといわれている巨大な
ミミズのような未確認動物(UMA)「
Olgoi-Khorkhoi」の別名。
Bes:古代エジプト神話に登場する舞踊と
戦闘の神
。本来は、羊と羊飼いの守護神とされていた。
Spyrysyon:イギリス南西部で使われていたコーンウォール語で「
精霊、妖精」という意味がある
spyrys(Wiktionary英語版)。spyrysyonは複数形で、単数形はspyrysとなる。
。
Taniwha:ニュージーランドのマオリ族の伝承における巨大な
トカゲのような怪物
。巨大な顎と棘のついた尾を持ち、
人間を襲って食べるという。なお、
MMM傭兵課にはTanihwaというほとんど同じ名前の
ブガード族が出現する。
Fleet-footed Lokberry:「
俊足のロクベリ」といった意味。
Apollinaris VII-II:Apollinarisという単語が指すものはたくさんある
が、
アンティカ族ということを考慮すると、ローマ帝国軍における第15軍団アポリ
ナリスが由来かもしれない。なお、
NMの数字は第7軍のNo.2であることを意味している。
Simir:クルド語におけるシムルグ(
Simurgh)の名称。
Count Malefis:「マレフィス伯爵」といったところか。malefisはラテン語"malefacio"(害をなす、傷つける)の変化形の1つ。
Akidu:日本において
トンボは「秋津」、即ち秋の虫と呼ばれることがあった。
Fornax:ろ座
。南天の
星座の1つで、近代に作られた
星座の一つ。化学実験用の炉(ろ) の形を表している。
Ishum:アッカド神話に登場する神
。火の神であり、戦争において神々を導く役割を担っていたとされる。
Maverick Maude:maverickは「独自路線の、型破りな、無所属の、異端的な」という意味がある。この場合は「型破りなモーデ」といったところか。
Chnubis:古代エジプト神話に登場する神
。クヌム(Khnum, Knum, Chnum,
Khunemu)とも。主に羊の頭をした人の姿で表される。
人間を創造した神であり、ナイル川を司る神ともされる。