暗黒

記事名読み
あんこく/Darkness/DRK/Souleater/Dark
字面からわかるように、「まっくら」、「得体の知れない」等を意味する。
  1. 暗黒騎士の略。
  2. 暗黒魔法の略。
    ヴァナ・ディールではこの言い方はあまり使われないが、主にスキル表などの表記に使われる。
  3. 暗黒騎士が覚えるジョブアビリティ。ここでは下記にこのジョブアビリティについて詳説する。

暗黒騎士ジョブアビリティの1つ。
効果時間内、自分のHP攻撃力に変えて攻撃する。

Lv30で習得する。効果時間60秒、再使用時間6分。
再使用時間メリットポイントを振ることで1段階ごとに12秒、最大5段階で60秒(1分)短縮することが可能。

効果時間中は近接攻撃命中が+25され、自分のHP(現HPの10%)を近接攻撃ダメージに上乗せする。
サポートジョブで使用した場合(サポ暗)、減少するHPは10%だがダメージに上乗せされる数値はその半分、すなわちHPの5%となる。
ジョブ特性ストルワートソウル」を習得している場合、段階に応じて消費HPが減少していく。

また、メリットポイントで習得できるジョブ特性ミューテッドソウル」があれば、暗黒中の敵対心上昇を抑えることが可能。詳しくは同項目を参照。

暗黒HP減少はストンスキンで肩代わりすることができる。
ただし、HPが高くMNDが低い(しかも強化魔法スキルが無い)暗黒騎士サポ白サポ赤を付けたところで、ストンスキンが肩代わりしてくれるダメージ量は少ない。サポ学白のグリモアを使ったストンスキンならば、これよりも多くの量を肩代わり可能である。

暗黒騎士自身がこのリスクを緩和する手段として、暗黒魔法ドレイン系、それと併用するアビリティダークシールネザーヴォイドSPアビリティブラッドウェポンなどを持つ。ブラッドウェポンとの併用は以下の項目に詳しい。
→【暗黒ラスリゾブラッド

多段WSと併用すると、ヒットした各段においてこの効果が適用される。この場合、HPの減少とダメージ上乗せの効果は全段が単純に発動時HPの(10×ヒット数)%というわけではなく、初段が10%、二段目が発動時HPの9%、三段目が同8.1%……というように各段それぞれのHP減少を計算した後の数値を基準に10%が適用される。

ほぼ全ての敵に有効な攻撃手段であるが、一部の敵は「暗黒ダメージを軽減する」という特性を持っていることがあるので万能というわけでもない(後述)。

乱発をすれば、自滅の危険性がつきまとうアビリティであるため、使用の際はパーティで打ち合わせたり、リスク緩和手段との併用を計るなどして、使いどころを見極める必要がある。

以下の装備は「暗黒効果アップ」の能力を持っている。
これらは装備した状態で攻撃を行う事で効果が適用され
注釈1
暗黒を使用する瞬間に装備するだけでは効果が現れない。
ダメージ増加量と自身の被ダメージが(暗黒+の数値%)上昇する。例えば暗黒+2の装備を使用して攻撃した場合、元来のアビリティの性能と合わせて「現在のHPの12%を消費し、ダメージに上乗せする」という効果になる。
暗黒効果アップ」を持つ装備を複数装備しても効果を重複させることはできないが、例外的にオーグメントアイテムの「暗黒効果+X%」のついた装備であれば重複させることができる。
2009年7月21日のバージョンアップの時点で「暗黒効果+X%」がつく可能性があるものはドゥエオマーサイズ(+1%~+2%、オーグメント)のみ。

種別名称暗黒+Lv
IL
ジョブ
両手鎌ブルタリティー+2119
ダクノマニア+35119
アグゥサイズ+20119
カオスバーゴネット+260
CSバーゴネット+1+274
イグニムバゴネット+2109
IGバゴネット+1+2119
IGバゴネット+2+4119
IGバゴネット+3+6119
グルームブレスト+250
両脚セーブルクウィス+250
コンビネーションモリオネスシックル
モリオネスリング
+270
All Jobs


暗黒に対する耐性について
前述のとおり強力なアビリティではあるが、それ故に耐性を持つNMHNMは少なくない。
暗黒に対する耐性は2種類があり、1つはヴァルグリンドの「Odin」、石の見る夢ラスボスなどが持つ暗黒ダメージカットする耐性。もう一つが、アル・タユの「Absolute Virtue」やアルタナ以降に実装されたNM及びHNMなどが持っている一定の枠内でしかダメージを与えられない耐性である。
一定の枠内でしかダメージを与えられない耐性とはNMそれぞれに暗黒で与えられるダメージに(例えば1万までといった)キャップが決まっており、それを超えると暗黒ダメージがゼロになってしまうというもの。簡単に言ってしまえば多数の暗黒騎士による暗黒ラスリゾブラッドでの瞬殺をさせないための措置。

ジョブ実装から2ヵ月後に与えられたパッチまでの間は、「HPの10%を武器D値に上乗せする」という仕様であったため、攻撃35%↑、防御35%↓とバーサクよりも効果が高かった弱体前のラストリゾートと合わせて驚異的なダメージを叩き出す事が可能だった。しかし、Lv60キャップ解放と同時(2002年11月26日のバージョンアップ)に現在の仕様に変更されている。

以前は最大HPの10%を消費していたこともあり、サークルブレードスピニングサイスといった範囲WSを10体以上の敵にまとめて当てた場合や、サポ暗シーフトリプルアタック込みでダンシングエッジを10hit以上させると
注釈2
多段WSのhit数に上限がなかった頃があったため。
WSを放った途端に戦闘不能に陥るという珍事も報告されたことがある。

普通に物理攻撃が通る強さの敵であれば、以前の仕様の方が強かったが、物理攻撃が通りにくくダメージを与えにくい敵ならば、現在の仕様の方が強力である。

初出はFFIV。主人公である暗黒騎士セシルの固有アビリティとして登場した。当時の効果は「HPを消費して全体攻撃アンデッドには無効)」というものだった。その後同様の効果がFFX-2のダークナイトのドレスフィアの能力やFFIII(DS版)の魔剣士のアビリティとして登場している。

FFVIIIにも登場しているが、こちらの効果は「HPを消費して通常攻撃の3倍ダメージ」という効果になっている。
FFIXFFXI、DS版FFIVでの効果はこのFFVIIIのものがベースになっている。

関連項目
ブラッドウェポン】【ラストリゾート】【ストルワートソウル】【ミューテッドソウル】【ラストシックル
暗黒ラスリゾブラッド】【暗黒百烈拳

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